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図書館戦争
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図書館戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全291件 201~220 11/15ページ
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設定は、というかテーマはとてもわかりやすい。 が、それをメインに展開すると思いきや、そうでもない。 恋愛要素が入ってくる。というよりもそれがサブメイン。 それもまあいいだろう。この作者の得意分野だ。 でもさ、なんで戦争してるの? 表現の自由を守る、といってもこれはやりすぎでは。 なんだかついて行けなかった。 軍隊的な記述が多すぎ。そして設定の説明が重い。読みづらい。 その割に、その設定を生かしていない。あまり社会的メッセージに力を入れていない。 いや、入れているんだろうけども、ほかの要素が邪魔してる。 恋愛もたんぱくというか、この作者にしては物足りない。 バランスがあまり取れていないように感じてしまった。 どれもこれも中途半端に感じた。 もう少しおふざけの要素を削って、メッセージ性を強くしてほしかった。 なんだかんだこのシリーズは全部読みました。 だんだんと設定に慣れてくると、面白く読めます。 | ||||
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著者の作品は「海の中」に続いて2作目だが、こちらは更にテンポよく読めた。 設定は面白い。公序良俗を守るために戦時中を思わせるような書籍の検閲を行い「不良図書」を摘発する「メディア良化委員会」と、「図書館の自由法」をたてに図書館と書籍を読む自由を守ろうとする「図書隊」の対決が、新米の女子図書隊員の笠原郁を通して描がかれている。 構図は「海の中」と似ていて、不器用だが真っ直ぐに突っ走る笠原郁と、同じく不器用だが内に優しさを秘めた上司の堂上の恋の行方を背景にしながら、様々な事件に遭遇する中で郁が成長していくというものだ。 言論や出版の自由というテーマは実際は重いものだが、この作品の主題はそれではない。そのようなことは頭の片隅に置いておくぐらいにして、ラブコメを読むような気楽に楽しむ作品だと思う。 | ||||
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大体、自衛隊みたいなとこでこんなことやる訳ないじゃん。 登場キャラもバカばっかだし、どこがおもろいのかわかりまへん。 多分、作者は図書館できちんと資料集めや、勉強をした訳ではない思います。 | ||||
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一昨年冬位かな?深夜枠のアニメを1〜3話くらい、偶々みて面白いなァと感じていたが転勤で忘れ、つい最近本屋で平積みされているのを見掛けて思わず2冊購入。 文体が口語体なので違和感がと仰るレビューがありましたが私は筆者がどこまで強く思っているか分かりませんが表現の自由、読書の自由、自由を守る為には自衛もあるべきといった重たいテーマをさらりと読ませるテクニックとして使っているのなら有効だと感じました。 全編を通して主人公の笠原郁の目線だから口語も乱れるし語彙も足りない。その部分を「アホかお前は!」と堂上上官や同室柴崎に嫌み挟んで窘められる。ある種なんてことのない日々の中に時々メディア良化特務機関との闘争という非現実が混じる。 更に同じ敷地内に図書館としての組織人事と防衛隊としての人事があり尚かつ業務は横で繋がっているという実在しそうな官公庁の施設と人事。 文体がさらりとしているので油断していると読み流すがかなり痛烈な官僚社会や今でも存在する(場合によっては発動する)焚書。 実際に北朝鮮を筆頭に中国のチベット問題やアフガニスタン、ミャンマーなど表現や報道の自由なんていつ何時奪われるか分からないことを「今とは違うパラレルワールドだよぉ」として警告しているように映る。 なんとなく読み進まずには居られない文章運びの巧さ。 長編にも関わらず読後の疲労感を感じさせない爽やかさ。 柔らかいタッチに隠された声の重さ。 宮部みゆきさんに通ずる才能を感じます。きっと色々な分野で名作を描いて頂けると期待しています。 | ||||
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私は、最初テレビやマンガから入りました。それまで興味無かったんですけど、予想外に面白いです! 主人公が好きになれない方は向かない。とおっしゃる人もいますが、たいていの小説やらドラマで主人公のことを好きにならない私ですが、それによって作品が嫌いになるなんてことはありません。 でも、これは私の判断であるのでなんとも言えませんが、やっぱり好みがあるので他の方の意見も大事ですよね。(悪口のように書いている人もいますが) ハードカバーなどが苦手な人はまずアニメやマンガから入ってみるのもオススメです! | ||||
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図書館員が武器を持って戦うというトンデモ設定に引いてしまって読まずにいたのですが、思い切って読んでみて一気にハマりました。 一見トンデモ設定の用にに見えますが、この世界のメディア規制って、現実のデフォルメなんですよね、武器を持っての統制とまでは行かないでしょうが、一歩間違えばあのような表現の自由が規制されてしまう恐れは現実にもあるわけです。 表面は王道ラブコメ仕様でコテコテですけど、奥にあるテーマは深いです。 司書の資格を持っている身としては、「中小レポート」とか四角の勉強をしていたころを思い出す単語や事件がいっぱい出てきて、図書館関係者が絶賛するというのもうなずけます。 王道ラブコメも、潔いくらいのベタ仕様でけっこう好きですね。主人公郁の「王子様」発言とか……効果的だからこその王道ですから。 ただ、表のベタ仕様が苦手な人はダメなようですので、万人向けではないかも。 | ||||
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出版されたときから気になっていたんだけど、なんで今まで読まなかったのか悔やまれるぐらい、面白かった。 ストーリー自体は、単純明快で結末も予想できたし、ライトノベルみたいな雰囲気も自分の好みではないけど、とにかく、本好き、図書館好きにはたまらない。 ここで、表現の自由と図書館の役割なんて、固いことをいうつもりはないが、図書館って本当に大切なんだよな。 続編出るみたいだけど、早く読みたいな。 | ||||
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今まで読んだ本の中でも、最高に好きなもののひとつになりました。 ラブコメ要素も可愛いし、なにより「ありえない!」という設定を、 こんなにもみっちり、しっかり調べて 「ありそう」な世界観に仕立て上げる腕前は「さすが!」ってかんじです〜。。 そして、読み終わったあとのさわやかさったらほかに無いっ。 有川わーるどの最高峰。 | ||||
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本>人間という考え方が理解できないと批判する方がいらっしゃいますがそんな事はありません。 そもそも最初に武力行使をしてきたのはメディア良化委員会側です。 図書館員は無抵抗だった為に人間にも本にも甚大な被害が出ました。 警察もメディア良化委員会側の味方なのでいくら通報しても助けになんて来てくれません。 それで仕方なく武装する事になったのです。 シリーズが進むにつれてこれで正しかったのかと苦悩する場面もありますし、最終的には一応の決着も着きます。 国民が危機感を抱いていない事ですが、国の法律に飼い慣らされているからです。 全ての国民が本などを読む訳ではありませんからメディア良化法の異常さを理解していません。 メディアが積極的に報道しなかったのも一因です。 完全に対岸の火事状態で本などが高くなったなぐらいの認識でしかありません。 もちろん図書館で検閲にあったら怖いなとは思っていますが、 日常的にあるものではありませんし、図書館外での戦闘は禁止されていますから図書館に近づかなければ被害はありません。 これこそ現代に起こりうる大問題で、無関心さがいかに恐ろしいかがよくわかります。 活字の本の規制が特に厳しいのは規制しやすいからです。 文字データを取り込んで規制ワードを検索するだけですからね。 田舎の書店にまで検閲しに行くのは出版前から規制できないからです。 一応出版自体は規制していないので表現の自由は守られているというメディア良化委員会側の苦しい理屈です。 出版後に検閲で没収されるのでどうしても値段が高くなるみたいです。 収入がないと出版社が潰れてしまいますからね。 この事が引っかかって読まないのは凄くもったいないですよ。 追記 郁、篤さん呼びの何が悪いのでしょうか? 上司と部下で年の差カップルですよ?常識では? 頭ポンポンも年上彼氏物では定番ですよね。 | ||||
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作者のあとがきにある、 『月9連ドラ風で一発GO!』 というコンセプト通りの作品に仕上がっています。 まず、「図書館」という言葉のもつ真面目で堅苦しいイメージを残しつつポップなノリに仕上がっていること。 そして、全体的にとってもライトで読みやすいこと。 これはもう、作者の画力がすごいってことだと思うんです。 時は地球のパラレルワールドのような近未来。 メディアへの侵食度が権力と武力によって肯定される風潮から、「メディアの自由」を守るため、図書館は自主武装組織を持っています。 そこに入隊した主人公の笠原郁さんは長身でスポーツ万能。 高校のときに本屋で助けられた「王子様」に憧れて、思わず入隊。 厳しい訓練を突破していきます。 そして、女性としては初めての特殊部隊入り。 そこに、メディア良化委員会との戦争めいたものに巻き込まれ、人質にとられた郁。 憧れの教官、堂上との行く末と郁の運命やいかに? といった感じの、本当にドラマのような小説。 ページをめくる手も軽く、話もどんどんと進行していきます。 本が重いのがタマにキズ。 文庫化して欲しいシリーズの1作目です! | ||||
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この作品、何でハードカバーなんでしょうね…。無駄に高いです。ライトノベルなら、それらしく文庫で出して下さいよ〜。私はマンガ版(弓きいろ・作画)から入ったので、余計にそう思います。普段は女性向けライトノベル(ビーン〇とかコバ〇ト)と、マンガしか読まないので、正直イラストの無い本は辛いです。なので、その辺はマンガからイメージを補完しました。原作ファンの方々にとって、マンガ版は賛否両論ですけどね…。全体のお話は面白いと思いますが、女性読者には戦闘シーンは重た過ぎですし、男性読者には恋愛要素が多過ぎで、果たしてどの層をターゲットにしているのか解りません。続きが気になる所ではありますが、あと1680円×3冊も掛かるのはなぁ…痛い、痛すぎる。図書館では、市内の蔵書全て貸し出し中で、まだまだ人気は衰えていない様です。 | ||||
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図書館は、本好きな人にとっての知の聖地であり『知の象徴』です。 知力でなくて、武力で解決しようとする『戦争』とは、本来は相容れないものです。 そういったものをあえて結合させるなら、作家の力量が問われる部分ですが、 作家が整合性をつけることに関して投げやりなのか、うやむやな感じがみられます。 本が好きな私ですが、たとえ本が狩られる時代になっても、 それを力と力を衝突させてまで守って欲しいとは思いません。 知の本来の姿とかけ離れているからです。 著者は、人知というものの本来の姿、そして知の本当の力を知らない、 もしくは信じていないのだと思いました。 (人知の本来の姿は『白バラは散らず』などを参考にしていください) タイトルを最初に見た時は、戦争に対するシニカルなコメディか 知力と武力の衝突を書いたものだと思いましたが、違いました。 戦争的背景は、上官と部下の関係を引き立てるための単なる舞台背景です。 そして著者の妄想を、そのまんま投影させたようなお話で、読んでいて少し恥ずかしいです。 主人公が上官に叱られるパターンも、ある種のプレイみたいで どうしても生理的な部分での気持ちの悪さが拭えませんでした。 | ||||
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話題のベストセラーでユニークな題材ということで読んでみました。 小説の部分については、ここでも指摘されてるようにタッチや構成が漫画的だとか いろいろ拙く感じる点もありますが、まあ読めると思いました。 ライトノベルというのはこういうものなのでしょう。 でも、自分には、やたら騒がしい主人公が全然魅力的に感じなかったので、楽しめはしませんでした。 また、この作品の根本テーマに関わることで、「図書館の自由」と、 この作品で「メディア良化法」として謳われている公序良俗の維持・人権保護などとは、 武闘までして雌雄を決しなければならないことなのか、 実際はもっと高いレベルでは同じことの違った側面なのではないか? という気がしました。 そういう意味ではこのシリーズの結末は気にはなりますが、 続編を読もうという気を起こさせる程の作品ではありませんでした。 つけたし。 この話のメイントリック?で、衝撃的な出会いをして、たった数年しかたってないのに、 その人物が誰だったか分からなくなってたなんて、ありうるかな? | ||||
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本編は全て読みました。 職業+ラブストーリーとしては☆5つです。 でも肝心の図書館+戦争としては、☆2つ。 間をとって4つです。 以下感想。 図書館と戦闘を絡めた内容はユニークでおもしろく、キャラ達もベタを踏襲しつつ、爽やかに描かれているので気持ちよく読めました。 ただ他の方も言われていましたが、後半は完全に主人公の恋愛にストーリーがシフト。 せっかくの設定が霞んでしまった感があります。最終的には、図書館も法律も、主人公たちの恋と青春を彩るスパイスになってしまったような…。 危険な職業につく若者の恋愛を描くなら、なにも図書館をつかわず、実在の組織を舞台にすればよかったのでは…? などと思ってしまいました。 (事実、同じ著者の「クジラの彼」は、自衛隊が舞台のラブストーリーですが、とてもおもしろかったので。) | ||||
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すでに何度となく言われていることですが好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。ハードカバーだとライトノベル印象が薄れやすいので余計にそうなのではないでしょうか。 ラブコメ、キャラのかけあい重視で読むものなら楽しめると思います。 しかし舞台設定などはつっこみどころ満載です。 重いテーマの割にスケールが小さく、図書館内ですべてが完結。社会性は皆無です。メディア良化法が社会や文化にもたらす影響、言論の自由の危機と重要性、などと掘り下げを期待すると脱力してしまうでしょう。 ヘリや武器の説明などミリタリー系は得意だという自信が書き手にあるのだろうなと思いましたが、正直いらん説明が多いような気もしました。 ミリタリー系が好きな人はそっちメインの作品を読むでしょうし、そうした読者からすればこちらの描写はぬるいと感じられるでしょう。 ラブコメを期待して読んだ方はミリタリー系要素をはたして喜ぶのでしょうか。どのあたりの読み手にむけて書いているのかいまいちわかりませんでした。 テーマなども作者の言いたいことはわかるけど、ややくどくて押しつけがましいように思いました。キャラの独白というよりは作者の説教?と思えるような箇所もいくつかありました。大人大人と連呼するわりにキャラが子供っぽいです。 かけあいにしてもいかにも典型的なライトノベルで最初は楽しいのですが、ワンパターンでテンションの高さにだんだん飽きてきてしまうところもありました。 こてこてのラブコメなのに重いテーマを無理やり飲み込もうとしているから摩擦が生じているように思いました。 ただ、言論や図書館について考える「とっかかり」のようなものになるのではないでしょうか。入門編、あくまでラブコメ、ハードカバー装丁のライトノベル、少女マンガであると念頭において読むと有意義だと思います。 | ||||
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はっきり言って、こんなしょうもない作品を生み出す作家を(前作もクソでした)電撃大賞に選ぶとは、ここはもう出版に関わらない方が良いんじゃないのか? 「めでぃありょうかほう」なるものでまずこの作品を取り締まってくれ(笑) | ||||
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公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる 「メディア良化法」(実質上の検閲の合法化)が成立・施行された 架空の2019年の現代日本が舞台。 強権的かつ超法規的な「メディア良化委員会」と その実行組織「良化特務機関」の言論弾圧に 唯一対抗できる存在が図書館。 不当な検閲から図書館の自由と本を守る為、 図書館は武装し、図書隊を組織して、 良化特務機関との永きに渡る抗争を続けている。 そんな図書館抗争と図書隊員たちの日常が、 ヒロインの成長や、周りの人物・環境を元にした エピソードをメインに描かれています。 知らないうちに通っている法案がたくさんある現代において、 《もしかしたらこんな世界になることも…?》と思ってしまうのが悲しい・・・ 自由に好きな本をたくさん読むことのできる幸せを かみしめながら読みました。 けっこう分厚い本ですが、読みやすくってすぐに読み終わっちゃいました☆ | ||||
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アニメの方を先に見てから、原作のほうを読んだのですが、原作とアニメの双方の持つ印象がまったく同じでアニメファンの方にも読んでいて楽しめる内容だと思いました。 一見すると分厚い本ですが、さくさくと読み進められ楽しめると思います。 また、アニメ化されなかったエピソードもあり、「図書館戦争」の世界にどっぷりとつかりたい方はシリーズを読破されてはいかがでしょうか? | ||||
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人気ラノベという事への興味からまずアニメを見ましたが、かなり疑問を感じました。しかしながら原作を読まずしてこの作品の評価は出来ないかなと思いながらも、試しに読んでみるにはちょっと躊躇するお値段。だが、ようやっと機会に恵まれ本書を読了するに至りました。 アニメでは続編も含まれているようですが、とりあえず本書のみに対して感じたのは、まだ恋すら始まっていない物語だと言う事です。試しに各主要メンバーの性別を別なものにしたとしても、物語としては成り立つと思ってしまう。王子様・堂上が女でも、もしくは笠原郁が男でも、つまりあの二人が同性でも全然構わない。 考えるに、ここでの性別は記号であり、そこに内在するロマンスは恐らく読者の妄想に委ねてしまっているのだろうと。つまり本書を楽しめるかどうかは、その妄想を純化できるかにかかっており、ここにある設定等のノイズに気を囚われてしまう人には合わないと思います。 実のところページ数的にはこの物語におけるロマンス分は他のミニタリー部分や設定、思想部分に比べて圧倒的に少ない。にもかかわらず多くの人がロマンスに注目するのは、図書隊という緊張感があり、上下関係があり(内在する軋轢を含む)、そして適度に安全であるという設定が大いに寄与していると考えられます。 【緊張感・上下関係】→これは今人気の『スキップビート』と似た構造を持っているとも思います。面白い事に『スキップビート』の主人公もアニメまでのエピソードだけで言えば恋すら始まっていない。あちらは変なノイズに悩まさせられる事が無かったので純粋に楽しめましたが。 【適度に安全】→もし本当に生死を分ける戦争をしていたならこの雰囲気は醸し出せないという事です。 私が思うに、この本はまさに図書館でかりて読むべき本なのでしょう。そう考えるとハードカバーである事とこの装丁デザインも納得です。 | ||||
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今更ながらハマりました。 出たころは、ハードカバーであの表紙、タイトル、にそうは惹かれなかったのですが。 ベタな、甘い系のライトノベルだとは思えないじゃありませんか。あの装丁は。 でもそういうのが好きな人には最適だと思います。 軍隊モノっぽかったり、少し小難しい箇所(そしてその部分は他のレビュアーさん達がおっしゃるように穴だらけですが)もありますが、軽く恋愛ものとして楽しめました。 ありえない設定、というのは前提です。 こんな世の中になってもらっても困りますし。 だけど、この内容でハードカバー、あのお値段というのはいかがなものか、とは思いますが。 結構学生さんには辛いのでは。やはり図書館で借りろと? | ||||
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