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ムーンライト・マイル
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ムーンライト・マイルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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過去に失踪して探し出した少女がまた失踪し・・・というお話。 「愛しき者はすべて去りゆく」の後日談という事で、傑作「愛しき~」を読んでから読んだ方がいいですが、読まないでも楽しめます。 単純に見えた失踪事件の背後に実は・・・という展開はミステリの定石ですが、文章が巧いので、すらすら読めました。主人公のパトリックとアンジーのキャラクターもいいです。 難を言えば、少し登場人物が多いので、頭の中で交通整理しながらの読みになってしまいました。 シリーズもこれで終わりだそうで、これだけ高水準のシリーズが終わるのが惜しいです。 シリーズ掉尾を飾る力作。出来ればシリーズ全作を是非。 | ||||
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比較的、軽い気持ちで読めますし、先が知りたくてどんどん読み進んでしまう面白さもあり好きです。 でも、このコンビもこれでおしまいなのでしょうね。ちょっと残念です。 | ||||
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みなさんのレビューを読んでいて涙が出そうになりました。 ほんとに、これで終わりなのでしょうか?! 意外と言えば意外なエンディングでした。 でも、それがなぜかとてもカッコイイ。 最近ではリーバス警部シリーズのエンディングに匹敵する鮮やかさだと思います。 当時、読者の涙をしぼりきったかに思われた「愛しき者はすべて去りゆく」の後日譚とあって、読める喜びに悶絶いたしました。 あのアマンダがっ?! もうひっこみはつかないでしょう。 >パトリック アンジーも絶妙の相方ぶりでパトリックを支えますが、私は女性ですので、「こんな女、いねぇよぉ〜」と(苦笑)。 とてもあんなこと言えませんよ、ふつうの女だったら。 男性作家ならでは、ですね。 そんなこんなで、今回も読者のツボを突きまくってくれました。 これから読む方がうらやましいです。 できれば「愛しき者はすべて去りゆく」を読んでからどうぞ。 ハズレはないですよ。 | ||||
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6作目のロールアウトを12年待っている間に、小生は4歳の男の子の父親になっていた。 仕事に忙殺され、待望の新作のリリースを知ったのは発売から1年後のことだった。 若い頃、パトリックに、アンジーに、そしてブッバに会った。 そして今、中年の階段に差し掛かる彼らと、 既に若くない小生は、「遂に」最後の邂逅を果たす。 きっと、そんな読者は多いと思う。 10代の終わりから20代の中頃に同シリーズに触れ、 30代で本書を読む人の多くが、 私と同じ思いでページを捲った筈だ。 同書は、パトリックとアンジーの過去を知らぬまま、手をとるには余りにも勿体無い。 同書は、5作目の読後、10年を経て読まないならば、手をとるには余りにも勿体無い。 なぜなら、この物語の真価は、 過去5作の記憶と10年の空白があって 初めて「体験」できる種類の感慨にあるからだ。 その意味で、同書を、 5作目から10年の時を経て 遂にリリースし これを完結編とした著者の真意には 感動と感謝の念を禁じ得ない。 ありがとう、レヘイン。 なんというご褒美をくれるのだ貴兄は。 正に見事なシリーズ完結である。 さようならパトリック。 さようならアンジー。 さようならブッバ。 さようならデヴィン。 さようならオスカー。 皆元気で。 | ||||
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残念ながら、シリーズ最終作となってしまいましたが、素晴らしい読後感を味わうことが出来ました。 まあ、ミステリとしては、またかというタイプの過去の作品に出た人と同じような人物が出てきたり、読者を引っ張るコアとなる謎が弱かったりすると思います。 しかし思うに、この作品は単独で読むべき作品ではなく、あくまでこれまでの作品を読み継いできた人向けの作品だと思います。心身ともに痛めつけられてきた主人公たちの到達点は、物語の幕引きにふさわしいものだと思います。ただ、ここに深い共感を持つためには、これまでの作品を読み継いでいることが最低条件ではないでしょうか。 この作品によって、本シリーズはミステリ史に残すに足る、名シリーズになったといえるでしょう。 | ||||
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6作目のロールアウトを12年待っている間に、小生は4歳の男の子の父親になっていた。 仕事に忙殺され、待望の新作のリリースを知ったのは発売から1年後のことだった。 若い頃、パトリックに、アンジーに、そしてブッバに会った。 そして今、中年の階段に差し掛かる彼らと、 既に若くない小生は、「遂に」最後の邂逅を果たす。 きっと、そんな読者は多いと思う。 10代の終わりから20代の中頃に同シリーズに触れ、 30代で本書を読む人の多くが、 私と同じ思いでページを捲った筈だ。 同書は、パトリックとアンジーの過去を知らぬまま、手をとるには余りにも勿体無い。 同書は、5作目の読後、10年を経て読まないならば、手をとるには余りにも勿体無い。 なぜなら、この物語の真価は、 過去5作の記憶と10年の空白があって 初めて「体験」できる種類の感慨にあるからだ。 その意味で、同書を、 5作目から10年の時を経て 遂にリリースし これを完結編とした著者の真意には 感動と感謝の念を禁じ得ない。 ありがとう、レヘイン。 なんというご褒美をくれるのだ貴兄は。 正に見事なシリーズ完結である。 さようならパトリック。 さようならアンジー。 さようならブッバ。 さようならデヴィン。 さようならオスカー。 皆元気で。 | ||||
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残念ながら、シリーズ最終作となってしまいましたが、素晴らしい読後感を味わうことが出来ました。 まあ、ミステリとしては、またかというタイプの過去の作品に出た人と同じような人物が出てきたり、読者を引っ張るコアとなる謎が弱かったりすると思います。 しかし思うに、この作品は単独で読むべき作品ではなく、あくまでこれまでの作品を読み継いできた人向けの作品だと思います。心身ともに痛めつけられてきた主人公たちの到達点は、物語の幕引きにふさわしいものだと思います。ただ、ここに深い共感を持つためには、これまでの作品を読み継いでいることが最低条件ではないでしょうか。 この作品によって、本シリーズはミステリ史に残すに足る、名シリーズになったといえるでしょう。 | ||||
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12年前に解決した誘拐事件の被害者アマンダが行方不明になった。アマンダのおばビアトリスは、パトリックに捜索を再度依頼する。過去の事件への関与を渋るパトリックだったが、暴漢に襲われたことを契機に、調査を開始することに。 ・・・ 待ちに待ったパットリック&アンジー シリーズの最新刊にして最終巻。『愛しき者はすべて去りゆく』の後日譚の位置づけのようで、12年歳月を経た二人(とブッバも)再会できる。前作で、傷つきボロボロになったパトリックとアンジーだったので、最新巻はどういう展開になるか楽しみだったんだけれど、ちょっと予想外であった。守るべきものを持った40代の二人の締めくくりとしてはよかったんだろう。が、ハードボイルドな活躍を期待したところもあるんで、ちょっと複雑な気分。ブッバのやんちゃなシーンはご愛嬌というところか。 このシリーズを読んでいないと、いまいちかも(もっとも、ご無沙汰なんで、過去の登場人物に言及されてもピンとこないんだけど)。 | ||||
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私的に正直に言うと、”それ程面白い”小説ではなかった。 ストーリー自体陳腐な話で、唐突なロシア・マフイアの登場と、そのマフィアと12年ぶりに登場の魔法使い(?)アマンダ との関係が良くわからんし、ビアトリスのパトリックへの逆恨みなんか、”どうでもいいじゃないか”と言う感じ。 そんな逆恨みを背景にパトリックもスカッと活躍するわけでもなく... <次の展開が知りたくて、知りたくて>本をめくる手がとまらない、なんてことは一度もなかった。 それどころか、中盤過ぎのアマンダのグダグダ話に、読了を放棄しようかと思ったほど。 だが、レヘインの本を”途中放棄”する訳にはいかんだろゥ、との思いで最後まで読み通した様な物。 読み終わって、シリーズ最後なのに少しも口惜しい気がしない。その事が残念... マア、多分に好き嫌いのわかれる本なんでしょう。 思えばレヘインの作品は、「雨に祈りを」を最後に「ミスティック・リバー」「運命の日」等どれも、さして面白い作品が なくなった様な気がする。 | ||||
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