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GOSICK VII‐ゴシック・薔薇色の人生
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GOSICK VII‐ゴシック・薔薇色の人生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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新品を購入したのに折れ、擦れがあって不快になりました prime商品でこれなのでがっかりです 梱包をやった奴はクビにしてください | ||||
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誰も触れていないのですが、前半では生まれたばかりのヴィクトリカを抱いたコルデリアの写真が見つかっている。しかしこの巻では生まれてすぐ引き離された事になっています。矛盾が酷くて読む気失せました…。前に書いた事を忘れたのでしょうか? インパクトを与えるための後付けとしか思えなかったです。 | ||||
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6巻までと文体が違います。 これまで文章の向こうから伝わってきていた桜庭さんの鋭い知性や、人間一般に対する独特の洞察が消えていて、別の誰かが表面的な語彙とパターンを浅くなぞったように感じました。ナウシカとゲド戦記ぐらい違います。 先の巻までまとめ買いしてしまったので残念です。 | ||||
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過去への旅をさせられるヴィクトリカ、象は忘れない、ゼロ時間へ、エッジウェア卿の死、白昼の悪魔 いつの間にか、ヴィクトリカと一弥の物語に続編がきていたとは――。刊行が止まって久しく、すっかり見逃していましたよ。中身はといえばいつもの、2人のどつき合いという名のいちゃつき、ついでに推理という按配でした。うん、この作品はこうでないとね! 内容的には今回は過去に起きた殺人事件の捜査がメイン、今現在生きている当時を知る人間から証言を集め、墓を暴き証拠を集め、劇を観ながら当時の真相を再現するといった感じになっています。説明セリフからトリックの核心部分は比較的誰でもすぐ分かったつもりになると思いますが、おそらくそれは思い込み。エピローグでのどんでん返しに、誰もがあっと思うことにおそらくはなることでしょう。シリーズのファンの方に、安心してお勧め出来る作品です。 | ||||
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今回は10年前の王妃殺人事件に取り組むことになる。 首都ソヴレムの劇場を舞台に、過去と現在が交錯するストーリーとなっている。 しかし、あまりにも真相が分かりやすすぎる。なぜこんなにも底の浅いトリックを書くのか、疑問に思う。 とはいえ、登場人物は可愛らしく魅力がある。また、地の文にもときどきドキッとするほど美しく幻想的なものがある。そのあたりを楽しむべきなのだろう。 | ||||
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エピローグまで気を抜けない、良く出来た作品でした。残念な事に出版社が変わって挿絵が無くなってしまった事。そして個人的にアニメを先に見てしまったため。とはいえ、ビジュアルが先に頭の中に入っていたので、逆に挿絵が無くとも補完できました。ストーリーに関してはアニメで省略されていた細かい表現やエピソードの部分を復習するような感じになってしまいましたが、新しい発見もあり楽しめました。 | ||||
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アニメの後半部分は知らないストーリだったので、アニメオリジナルかと思っていました。なんと原作が再開されていたとは!本作はソビュール王朝最大のsキャンダル、ココ=ローズ事件を軸に、GOSICKの終焉に向けての前ふり的内容になっています。事件自体は演劇に例えて語られていきますが、ミステリというより、マジック(奇術)的なお話で、多分に視覚的な要素を考慮した展開になっています。内容はとまれ、GOSICKが再開され、最終章まで執筆されることになったのはうれしい限りです。 | ||||
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グレヴィール・ド・ブロワ警部によって、ソヴュール王国の首都ソブレムに連れ出されてしまったヴィクトリカを追いかけて、留学生の久城一弥もソブレムの劇場に向かう。そこで催される演劇は、亡くなった王妃ココ・ローズにまつわるもの。そして、ブロワ侯爵がヴィクトリカを召喚したのも、王妃ココ・ローズ殺害事件の真相を明らかにさせるためだった。 新たな嵐、二度目の世界大戦を巻き起こしそうな悪い流れを感じつつ、その中で自分に有利な立場を築くためにヴィクトリカを利用しようとするブロワ侯爵に対し、ヴィクトリカはそんな策謀に久城を巻き込ませないために必死に久城を遠ざけようとする。 それでも必死にヴィクトリカについていこうとする久城一弥は、外に出られないヴィクトリカに代わり、事件当時の情報を集めてくる。その中には、ヴィクトリカの母、コルデリア・ギャロの楽しい時代の姿もあり…彼女がブロワ侯爵に手に落ちていく様子も明らかにされる。 最初と最後は以前のGOSICKなのだが、途中所々は少し雰囲気の違う部分もある。やたらと女という存在を強調する表現方法は、直木賞以後の作品によく見られるものの気がする。 暗い雰囲気になろうとするところを、セシル先生やグレヴィール、寮母のゾフィなどが必死に明るく盛り上げる。アブリルもちょっとだけは登場するけど。 てっきり作者の中で黒歴史に入れられた作品かも知れないと思っていたので、続編が出てよかった。マルチメディア戦略サマサマといったところだろうか。 | ||||
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凄いことになっています。 長いこと文芸寄りの作品を多く書いてきた桜庭さんでしたが、数年ぶりのライトノベル。 この「GOSICK」はミステリなだけあって、殺人とか物騒な出来事も多々あるのですが、 個人的にはミステリ的形式というか、記号的な印象を持っておりました。 しかし、「私の男」「ファミリーポートレイト」などを経て、 この今の桜庭さんが書く「GOSICK'Z」には、リアルなおぞましさがあります。 ライトノベル的なユーモアも多分に含まれますが、 時折、獣が牙を剥くような表現に、何度もぞっとさせられました。 完結が待ち遠しいような、来てほしくないような・・・・。 改めて、凄い作家さんだと思います。 | ||||
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ミステリー文庫から追ってきた身としてはまさに待ちに待った新刊。 じっくりと楽しませてもらいました。 繊細で美しい世界観や描写は言わずもがな 物語の根幹となる陰謀や思惑に深く関わった内容で非情に読み応えがあります。 また、ミステリー的な側面だけでなく、母親や娘、踊り子達といった 女性達の人生観も丁寧に描かれていて、今までのGOSICKとは一味違った空気も感じます。 今巻で一気にクローズアップされた母狼コルデリア、 そして、少女らしい弱さを垣間見せたヴィクトリカとますます絆を深め合っていく久城。 物語もいよいよ佳境となり、謎は明かされ、役者も揃い始めている。 この勢いのまま幕引きまで走りきってもらいたい。 | ||||
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角川文庫だけでなく、挿絵があった富士見ミステリー文庫も通しての"GOSICK"の完全最新刊です。 かつてのソヴュール王国の王妃、ココ=ローズ。王国の一輪の花として国民の熱狂的な支持のもとにあった彼女が10年前に何者かの手によって殺害された。 この前代未聞の事件を解決するために、ヴィクトリカは彼女の父であるブロワ侯爵に招集されるが・・・ 今巻でヴィクトリカが挑む事件は今までで最もインパクトが大きく、陰謀が絡んだものとなっています。ブロワ侯爵率いるオカルト省や科学アカデミーの思惑、今まであまり描写されることがなかったコルデリア・ギャロの過去とその心理など。そして、物語の後半では驚くべき人物の、悪意が露呈します。 この巻では、ヴィクトリカと一弥の行き先を強烈に示唆するとともに、二人の絆が強まっていくことが再確認できる場面が見られます。しかし、この先に巨大な事件が待ち受けるであろうことも暗示しており、物語はクライマックスへと一気に加速していく気配を見せています。 数年ぶりの書き下ろしである今巻は、とても期待していた半面、世界観やキャラクターの描写にブレが出るのではと少し心配していました。しかし、この考えは杞憂であり、戦間期というきな臭いながらも独特の魅力を持ったヨーロッパの世界観と確立した個性を持ったキャラクターが桜庭先生の表現力豊かな腕前によって描かれています。 4月より刊行される角川ビーンズ文庫版の"GOSICK"には挿絵が付くようですが、歓喜しているのは私だけは無いと思います。文章だけでも一つの作品として十分に面白さを堪能できる本作ですが、武田日向先生の美しい挿絵が備われば一つの芸術作品として完成する、といういうのは私の言いすぎでしょうか?それほどまでに、武田先生の絵とこの"GOSICK"はマッチしており、本作が支持される理由の一つと考えています。 | ||||
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約4年ぶりにファン待望の長編シリーズが刊行されました。 出版レーベルが事実上の廃刊となり一時は新刊がでないのではと危ぶまれましたが 装いも新たにヴィクトリカと久城君の2人は物語の新しい舞台についに戻ってきました。 クリスマスの夜に、2人が挑むのは王国最大の謎である10年前の王妃の殺人事件。 死後も彼女を悼む声が多く王都の劇場では、奇しくも王妃の数奇な人生を題材にした劇が再演される。 今回のテーマは過去と現在の交錯です。 王妃殺人事件の影に潜む真実を追い求める2人とその一方、真実を知らず美しいフィクションとして王妃や周辺の人々を演じることに情熱をかける俳優達のコントラストが素晴らしいです。 俳優、踊り子といえば、それだけでどのような人物の過去が明かされるか原作者ファンならピンと来る人もいると思います。 タイトルであり作中なんども繰り返される「薔薇色の人生」 最後まで読むと、登場人物それぞれの人生に対して思いを馳せ、その言葉や詩の持つ意味の重さに自然と涙が零れました。 今回の物語でまた1つ過去の大きな謎が消え去ったことで、小さな2人は近づきつつある「大きな嵐」という現実を直視し始めます。 物語の上でも過去と現在が交錯し、物語はいよいよ終演に向けて走り出すのでしょう。 今年の夏に刊行予定の最終刊で2人の物語がどうした終わりを迎えるか今から待ち遠しいです。 全てを終えたときに2人の人生がLa Vie en roseと思えるよう祈るばかりです。 図書館塔や、百貨店といった西欧の建築物の描写が非常に魅力的な本シリーズで、歴史ある劇場という舞台装置をもうすこし魅力的に活用してもらいたかったという残念な気持ちから評価は☆4つとさせて頂きました。 | ||||
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角川文庫だけでなく、挿絵があった富士見ミステリー文庫も通しての"GOSICK"の完全最新刊です。 かつてのソヴュール王国の王妃、ココ=ローズ。王国の一輪の花として国民の熱狂的な支持のもとにあった彼女が10年前に何者かの手によって殺害された。 この前代未聞の事件を解決するために、ヴィクトリカは彼女の父であるブロワ侯爵に招集されるが・・・ 今巻でヴィクトリカが挑む事件は今までで最もインパクトが大きく、陰謀が絡んだものとなっています。ブロワ侯爵率いるオカルト省や科学アカデミーの思惑、今まであまり描写されることがなかったコルデリア・ギャロの過去とその心理など。そして、物語の後半では驚くべき人物の、悪意が露呈します。 この巻では、ヴィクトリカと一弥の行き先を強烈に示唆するとともに、二人の絆が強まっていくことが再確認できる場面が見られます。しかし、この先に巨大な事件が待ち受けるであろうことも暗示しており、物語はクライマックスへと一気に加速していく気配を見せています。 数年ぶりの書き下ろしである今巻は、とても期待していた半面、世界観やキャラクターの描写にブレが出るのではと少し心配していました。しかし、この考えは杞憂であり、戦間期というきな臭いながらも独特の魅力を持ったヨーロッパの世界観と確立した個性を持ったキャラクターが桜庭先生の表現力豊かな腕前によって描かれています。 4月より刊行される角川ビーンズ文庫版の"GOSICK"には挿絵が付くようですが、歓喜しているのは私だけは無いと思います。文章だけでも一つの作品として十分に面白さを堪能できる本作ですが、武田日向先生の美しい挿絵が備われば一つの芸術作品として完成する、といういうのは私の言いすぎでしょうか?それほどまでに、武田先生の絵とこの"GOSICK"はマッチしており、本作が支持される理由の一つと考えています。 | ||||
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約4年ぶりにファン待望の長編シリーズが刊行されました。 出版レーベルが事実上の廃刊となり一時は新刊がでないのではと危ぶまれましたが 装いも新たにヴィクトリカと久城君の2人は物語の新しい舞台についに戻ってきました。 クリスマスの夜に、2人が挑むのは王国最大の謎である10年前の王妃の殺人事件。 死後も彼女を悼む声が多く王都の劇場では、奇しくも王妃の数奇な人生を題材にした劇が再演される。 今回のテーマは過去と現在の交錯です。 王妃殺人事件の影に潜む真実を追い求める2人とその一方、真実を知らず美しいフィクションとして王妃や周辺の人々を演じることに情熱をかける俳優達のコントラストが素晴らしいです。 俳優、踊り子といえば、それだけでどのような人物の過去が明かされるか原作者ファンならピンと来る人もいると思います。 タイトルであり作中なんども繰り返される「薔薇色の人生」 最後まで読むと、登場人物それぞれの人生に対して思いを馳せ、その言葉や詩の持つ意味の重さに自然と涙が零れました。 今回の物語でまた1つ過去の大きな謎が消え去ったことで、小さな2人は近づきつつある「大きな嵐」という現実を直視し始めます。 物語の上でも過去と現在が交錯し、物語はいよいよ終演に向けて走り出すのでしょう。 今年の夏に刊行予定の最終刊で2人の物語がどうした終わりを迎えるか今から待ち遠しいです。 全てを終えたときに2人の人生がLa Vie en roseと思えるよう祈るばかりです。 図書館塔や、百貨店といった西欧の建築物の描写が非常に魅力的な本シリーズで、歴史ある劇場という舞台装置をもうすこし魅力的に活用してもらいたかったという残念な気持ちから評価は☆4つとさせて頂きました。 | ||||
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