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とむらい自動車(猫丸先輩の空論)
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とむらい自動車(猫丸先輩の空論)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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倉知さんの文章はテンポもよく、とても読みやすいだけど、本作は少し内容があっさりしすぎている。 無理に引っ張っている感じが否めない。 でも、人が死なない日常の謎を書く作家は少ない。好感が持てる。 | ||||
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倉知氏の猫丸キャラシリーズの短編集で、全て殺人事件や誘拐など刑法上の犯罪は起こらず、日常の謎を扱ったほのぼの系のユーモアミステリーである。 ミステリーで日常の謎ものはやはり殺人を扱った短編等と違ってサスペンスが発生しないので、いかに魅力的な謎とその解明が腕の見せ所となるが、いずれも強烈な印象を残すまではないものの、アイデア自体は凝っていてそれなりに最後まで楽しんで読める。 日常の謎ものとしては標準以上の出来の作品集だと言える。 | ||||
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正直、告白します! 表紙のパッケージにある猫丸先輩があまりにカワイクて買っちゃいました!!! でもね、中身も秀逸♪ 一般的に、本格推理小説というと、 「密室の中で人がバッタバッタと殺されていく」 というような「悲惨系」なお話が多いとおもうのですが、 本作は、めっちゃホノボノ♪ しかも、あんましヒトもしなないしね。 んで、猫丸先輩がイイアジだしてます。。まじで。 カワイイかとおもいきや、こやつ一筋縄ではいかぬ、なかなかな「猫野郎」でござります♪ 推理小説は大好き、でも、あんまヒトが死ぬのはいやだという方(!?) には超絶オススメです。 あたまの体操になりますぞよ♪ | ||||
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猫丸先輩といえば、唐沢なをき画伯という記号化が定着したようである。伴い、猫丸先輩のキャラクターが心持ち意地悪になった感があるのは、双方のファンとしては嬉しい限り(w。そう、今までが「うふふ」とか「あはは」いう笑い方なら、本作品集は「けけけ」という感じ。 例によって猫丸が繰り広げるのは「推理」ではなく「推測」なのだが、本収録作品はリドルストーリーの色合いが濃いものが多い。 「毒入りチョコレート事件」を髣髴とさせる、多重構造の「水の外にあるもの」、倉知版「海がめのスープ」である「肉か魚か食い物」が、作者の新境地を感じさせる傑作だが、書き下ろしの「夜の猫丸」が特に、いい塩梅に意地悪で怖い「リドルもの」の白眉である。 | ||||
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ベランダに置かれたペットボトル、突然、ステーキ店から出て行ってしまった友人・・・。 正直言って、登場する謎自体はどれもすごいものじゃありません。 シリーズ第1作に比べるとちょっと説得力不足かな、と思う場面もあるのですが、身体は小さいが態度はでかい、猫丸先輩の魅力はさらにレベルアップしています。 ワクワク、ハラハラするような展開はないけれど、ついついページをめくってしまう、そんな不思議な魅力の一冊。 | ||||
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