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オータム・タイガー
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オータム・タイガーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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さしたる功績がないまま引退まで4日をむかえたCIA老諜報員。彼に課された最後の仕事は、亡命を希望する東独の著名な諜報員の受け入れだった...という出だしはぐっとくる冒険小説。 主人公は、大戦時に東独の捕虜の中の潜入し敵国の作戦計画を探り出そうとした過去を反芻する。極秘の任務ゆえ身内にさえドイツ人とみなされる主人公の、ヒヤヒヤものの探索行動、恋仲の女性をともなった捕虜たちとの命からがらの収容所脱出行、そしてその結末。 時を経て主人公が知ることとなる真相には、因縁話しが絡んで、おっ!となる。しかしながら、中盤の盛り上がるがゆえに、出来過ぎ感が否めずなにやら脱力してしまった。 | ||||
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タリーは定年を数日後に控えたCIAの事務担当幹部。ところが、亡命を希望する東ドイツの大物スパイが、西側の出迎え要員としてタリーを指名してきたという。CIA職員とはいえ、地味な裏方一筋だった自分がなぜ…とまどうタリーだが、若かりし頃、第2次世界大戦中の冒険を思い出す。残念ながら、本筋と言うか、話の大部分を占める過去のエピソードは、あまりおもしろいとは言えない。だが、最後に話が現在に戻り、過去のエピソードの "謎" がすべて解明される構成はなかなかのもの。また、しみじみとしたエンディングも心に残る。 なお、「オータム・タイガー」という妙なタイトルは、あとがきによると、人生の秋を迎えた虎(猛者)という意味だそうだ。 | ||||
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タリーは定年を数日後に控えたCIAの事務担当幹部。ところが、亡命を希望する東ドイツの大物スパイが、西側の出迎え要員としてタリーを指名してきたという。CIA職員とはいえ、地味な裏方一筋だった自分がなぜとまどうタリーだが、若かりし頃、第2次世界大戦中の冒険を思い出す。 残念ながら、本筋と言うか、話の大部分を占める過去のエピソードは、あまりおもしろいとは言えない。だが、最後に話が現在に戻り、過去のエピソードの "謎" がすべて解明される構成はなかなかのもの。また、しみじみとしたエンディングも心に残る。 なお、「オータム・タイガー」という妙なタイトルは、あとがきによると、人生の秋を迎えた虎(猛者)という意味だそうだ。 | ||||
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