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連続殺人鬼 カエル男



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【この小説が収録されている参考書籍】
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)

連続殺人鬼 カエル男の評価: 3.68/5点 レビュー 203件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.68pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全203件 101~120 6/11ページ
No.103:
(5pt)

非常に読みごたえのあるミステリー

コミカルな表紙絵の一方、重たいテーマを軸としたどっしりとした内容。叙述によるトリックも含め、(一部冗長な箇所を除いて)テンポよく進んで行く展開にハラハラさせられます。他の作品も是非読んでみたいです。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)より
4796680896
No.102:
(5pt)

サイコサスペンスで恐怖を楽しみたい時に是非オススメですし、続編も凄く楽しみです(^-^*)/

口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった!
警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに…。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の目的とは?正体とは?警察は犯人をとめることができるのか?

以上、そんな内容の『岬洋介シリーズ』『御子柴弁護士シリーズ』が素晴らしい中山七里さんの、デビュー作品『さよならドビュッシー(岬洋介シリーズ1巻き)』と同時にこのミス大賞Wエントリーされた作品。
『岬洋介シリーズ』に惚れて本屋で探している時から今作品は見掛けていたものの、表紙絵のカエル男の稚拙過ぎるイラスト(子供向けの可愛いカエル着ぐるみの犯人が包丁を持っている)から、『絶対に面白くなさそう……』というイメージが固定されて未読でしたが、
来週続編が発売されると知り、続編が出る位なら中山さんの自信作なのかも?と思い、読んでみました。

そしたら、予想を遥かに上回るクオリティに驚愕!
イラストとは異なり、着ぐるみなんて着ない犯人は恐ろし過ぎる猟奇殺人を繰り返し、町中がとんでもない事になり、警察や刑事すら大ダメージを負う空前絶後のサイコパニックサスペンス作品でした!

刑事物でここまで恐怖を描いた作品はないように感じた程、犯人の邪悪振りが凄まじいし、
読みながら真相への謎の1つは解いていたのに、物語の展開に魅了され過ぎて推理を発展させる間もなく、犯人にビックリさせられました!
ミステリーとして見れば、パニックシーンや格闘シーンが長すぎるという意見も理解は出切るものの、
個人的には犯罪と関わった際の恐怖を体感させる作品の方が優れていると、実際に犯罪と関わってから思うようになったので、僕には全てのシーンが必須の神作品でしたし、
同じような猟奇サイコサスペンス作品としては漫画から映画化された『ミュージアム』があり、漫画版は好きでしたが、
同じカエル男猟奇サイコサスペンス作品として、今作品は『ミュージアム』を遥かに超えてるなと思いました!

残虐シーンもあるので読む人を選ぶ作品ではありますが、音楽の深淵を体感させてくれる『岬洋介シリーズ』贖罪の深淵を描いた『御子柴弁護士シリーズ』に加えて、超1級のサイコパニックサスペンスも描く中山さんの作品の幅の広さには、改めて感服するばかりです!
サイコサスペンスで恐怖を楽しみたい時に是非オススメですし、続編も凄く楽しみです(^-^*)/
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)より
4796680896
No.101:
(3pt)

ストーリーは面白いが

久しぶりに、面白い作品に出会えました。どんでん返しのどんでん返しで、この結末にはやられました。
しかしせっかくいい作品なのに、冗長な部分が多く嫌々と読み進んだ場面も多く途中で読み飛ばしました。
特に40ページ程割かれている暴動部分はいらなかったと思うし、入れるにしても10ページ程にして読者を飽きさせないようにして欲しい。挌闘シーンもそこまでねっちり書くのじゃなく、もう少し短くしてくれた方が緊迫感が出たんじゃないかなと。いい作品なのに冗長な部分が無駄に多くて損をしている印象です。
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No.100:
(1pt)

ちょっと無理。

1.三人目の殺害方法がグロすぎ。
2. 飯能警察での民衆と警察との抗戦が無意味に長すぎ。飽きる。実際、飛ばして読んだ。
3. そして何よりも、難解な、辞書引かないとわからないような四字熟語のオンパレード。
こんな言葉を日常会話で使いますか? 読者を馬鹿にしてる。

ストーリーとかドンデンガエシとかそれ以前に、上記の3つの要素でどん引き。
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No.99:
(2pt)

あらすじは面白いけど…

あらすじ自体は面白かったと思いますが、長々と語られる作者の方の主義・主張を反映したような登場人物の考えに違和感を感じました。
結構難しいことが書いてありませんかね…?何度も読まないと理解できないところも多々ありましたし、そんなに難しい言葉でわざわざ書く意味が何かあるのかな…?とも感じてしまいました。
また途中で一般市民が警察に溢れかえるところなどの描写があまり意味もなくとてつもなく長く、またしつこく、私にとっては無駄な部分と感じてしまい、飛ばして読みたい衝動を抑えながらなんとか読み切ったという感じです。
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No.98:
(1pt)

ドラゴンボールかと思った

犯人と刑事が説明口調の会話を繰り広げ、格闘シーンがいつまで経っても終わらず、ドラゴンボールかと思いました。安っぽい台詞回しや必要以上の残虐な描写、リアリティのまったくない暴動のくだり(どれも無駄に長い)も辛く、命からがら読み終えました。
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No.97:
(2pt)

説明が長すぎる。

前半から中盤の説明が長すぎる。くどい。もっと簡潔に書いても作品としてマイナスにはならないが、くどすぎて飽きてくる。警察は・・という説明ばかり延々と続く。警察に群衆が殺到した場面も長すぎる。肝心なところは十分描かれており、多少、切なくもあり、十分なスリルもありよかったので、もう少し、削ってもよかったのでは?この方の作品の特徴のようなので、私には合わないかな。
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No.96:
(4pt)

救いがない終わり方

連続猟奇殺人鬼の正体を刑事である主人公が突き止めるというストーリー。叙述ものです。
オーソドックスな内容ですが終盤でどんでん返しが待っており、それが中々盛り上がります。

ただ、本書は障害者による犯罪、刑法第39条、犯罪者の更生といった重めの要素が
犯行のトリックと大きく関係しており、それらは物語を盛り上げる上では大いに寄与しているのですが、
あくまでも盛り上げる要素でしかなく、それらの要素を扱ったことへのフォローは最後まで皆無です。
まるで、犯罪者はいつまでも犯罪者、更生なんて無意味なのさ、とでも言われているような終わり方です。

そのため、犯人の凄惨な犯行手口と相まって読後感はよくありません。
実直な主人公の人柄に多少元気づけられるという程度でしょうか。
ラストに少しでも希望を持たせるような要素が入っていれば、読後感はかなり変わったと思います。

あと、中盤の暴動シーンは唐突で大げさ過ぎる気がしました(笑)
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No.95:
(3pt)

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

内容はよくありがちな叙述トリックで特に驚きはありませんでしたが話としては面白かったです。
ただ後半部の話がダラダラしすぎて途中で読むのをやめようかと思いながらなんとか読破したという感じです。
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No.94:
(3pt)

映像化作品にしてほしい

作品が違うので当然、以前公開された映画とは違う内容ですが、殊能 将之のハサミ男に良く似たトリックなので少しがっかりしました。
ただ暗闇での闘争は映像化できると思いますので期待しています。
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No.93:
(2pt)

途中で読むのやめた

途中で読むのやめました…他のミステリー小説はどんどん入り込めて進むのですが、個人的な意見ですが、これは始めから入り込めないし飽きてきて進まないのでやめました、文章的にも苦手。
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No.92:
(4pt)

どんでん返しに次ぐどんでん返し

途中冗長で退屈な部分はあるが、終盤はどんでん返しの連続でページをめくる手が止まらなかった。またカエル男というタイトルも刷り込みかとは思ったが、うまくその一歩先をいってくれていた。奇想天外なトリックではないが、普通に楽しめる作品である。
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No.91:
(1pt)

いまいち

文章も拙く、登場人物のキャラクターも台詞回しも嘘っぽく不自然。
どんでん返しに次ぐどんでん返しとのことで期待して読み続けたけれど、格闘シーンの描写が細かすぎてうるさく、そちらに気を取られてヤラレタ!がないまま終わってしまった。
気の利いた表現をしようとするあまり全体を通して「作り物感」が否めず、特に会話が挟まれると途端に物語世界から引き戻されてしまう。
初めての中山作品でしたが、合いませんでした。
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No.90:
(5pt)

このミス大賞の選評は正しい

著者は第8回このミス大賞で「さよならドビュッシー」とこれを最終選考に同時に残すという偉業を成し遂げた。選評にある通り、両極端に分かれて2次選考で片方を落とすのが困難と言っていいくらい拮抗したできだからだ。

出版されたのは「さよならドビュッシー」の方だが、こちらも最終選考に残っただけある。過去作品を熟読したうえでリスペクトし、最後の最後まで読者を(良い意味で)裏切る作品だった。
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No.89:
(4pt)

これぞ小説!

まず一言言いたい。この本のタイトルと表紙のイラストに騙されてはいけない!なんとなくチープで、コミカルな印象を受けますが、そんなことは全くなく、とんでもなく深い闇が待っています。そして、過去私が読んできた小説の中でも、ダントツに面白かったです。

どんでん返しモノが好きな人にはオススメです。
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No.88:
(5pt)

面白い!

いやー面白い。
まさかの展開にどんどん読み進められる。
久しぶりに本を読んだが、面白かった。
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No.87:
(2pt)

薄っぺらい

登場人物の心の動きに深みがなく、薄っぺらい描写に辟易。
よくアニメとかで、いきなり態度が豹変して顔芸を披露してくる犯人がいるが、アレを何回もやられる。ついていけない。
唐突に市民が暴徒化してダー◯ナイトライジングみたいになるのには吹いた。そこだけ好き
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No.86:
(5pt)

悪意の渦

個人的に大好きなストーリーです。
自分の中で猟奇殺人をミステリーの発端にしたのは江戸川乱歩。
江戸川乱歩の作品を和風にして血縁や因習に絡めてより土着的にドロドロさせた感があるのが横溝正史。
この強烈な二大作家が一番最初のミステリーの入り口だった為にその後に赤川次郎なんかを見てもストーリーの面白さは感じても心に残るモヤッとしたモノは何とも感じなかった。

時が経ち、色々と色めき立たない年齢になって気付いたのは、原初である横溝正史作品は好き。
貴志祐介さんの『黒い家』『悪の教典』のようなサイコパスを題材にした作品が好き。
あまりにも有名なエド・ゲインやゾディアックといった実際にいたサイコキラー、シリアルキラーと言われる殺人鬼が起こした事件に興味あり。
そして、ここ最近で読んだ志賀晃さんの『スマホを落としただけなのに』と今作の現代の何気ない日常の中で普通の人に混じって何食わぬ顔で生活している狂気……ある意味のサイコキラーなのかも知れない。

今作は吊るす、潰す、解剖する、焼くといったかなり具体的にエグい描写の猟奇殺人があり、その捜査の中で浮かび上がる警察、マスコミ、加害者、被害者、容疑者等の人間関係と、平静には何でもない世間の人の中にある狂気……全てが緻密に計算されていて、ミステリーにありがちな物語を読み進める段階で“コイツが怪しい、コイツが犯人じゃないか?”は漏れなく出てくるものの、淡々と単純に解りかけては一筋縄では解けない感じのもどかしい感じが一定のテンションで終わり間際まで続きます。
しかも、人間関係の輪は驚くほど単純なのに予想どおりには進まず、『あ、やっぱり…』と思った展開になっても解消されないモヤモヤが残り、モヤモヤは意外な形に発展し、モヤモヤが消えたあたりでそのスッキリ感を覆す展開……更に……と終わらない悪意が終わらない悪夢のように因果応報という輪を作り続けていくあたりに何とも言えない嫌な感じを残しつつ、ハッピーエンドとは言い切れない結末を迎える。

連想したのは横溝正史作品にある猟奇殺人をより生々しくリアルにした殺人、まあ、警察やマスコミの部分はさて置き、何の関係も無い市民が不安により暴徒と化すシーンは永井豪の名作『デビルマン』の悪魔狩り〜破滅に向かう人間その物を見ている気分だし、物語中で最大の関心を占めるカエル男には貴志祐介作品のサイコパスをより発展させたような…強烈なのになんとも言えない利己的でより純粋な悪意を感じ……まるで、幼少期から親しんできた猟奇、暴力、狂気、残虐性、異常性……全てを兼ね備えている名作だと思います。

出来れば忠実な描写で実写映画化して欲しい気もします。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)より
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No.85:
(5pt)

キャラに感情移入しやすい

これでもかという感じの展開ですが、中山ワールドの人物にとても感情移入しやすく読みやすいです。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)より
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No.84:
(4pt)

面白い!

アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)より
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