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連続殺人鬼 カエル男
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連続殺人鬼 カエル男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 21~40 2/11ページ
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勧められて読み始めましたが、全く作品に引き込まれません。読むのが苦痛過ぎます。どこかしこに、作者の上から目線な思想と表現が感じられ、その思想を中心に登場人物が動いていく。 猟奇殺人に対してその性格?猟奇性を考えるなんて無駄なこと本当に警察がするのかな? あと、西暦が書いてなくて、パソコン、携帯、ネット環境(流行りとか言う意味で)が全くわからない。今の感覚で読むと、ん?となる所が多い。多分本が出版された年なんだろうけど、わざわざその頃のネット環境調べて読む気にもならない。他の作者はちゃんとそういうガジェットから年代がわかるような書き方をしてくれている。そういう進化について行けない人なんだなぁってのが全体に感じられる。 | ||||
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口は悪いがなかなか有能そうな渡瀬と、「指宿」も読めない生意気な古手川のコンビなので、てっきり渡瀬が主人公探偵なのかと思っていたが、むしろ古手川が中心であった。 この点ですでに、著者は読み手の意表をつくことに満々に注力している感があるが、商業デビュー前の作品だからか、ガジェットの詰め込み方がエグいくらいで、一昔前のSF小説で使われたワイドスクリーン・バロックという用語を思い出したほどw 中盤に開示される超有名作品のトリックと、無差別連続殺人へのパニックと暴動という、クイーンの『九尾の猫』を想起させる展開という古典作品へのオマージュに加えて、襲撃された警察署での古手川の立ち回りや、終盤での犯人との対決は、謎解きメインの推理小説の一エピソードの範囲を超えて、警察小説、ハードボイルド小説のように詳細に描写される。 それにしても、巻末の参考文献に挙げられている『メフィストの牢獄』ってなんだよ。もう15年ほど読まな々々と思いながら積んでるぞww そして、ツイストに継ぐツイストは、もはややり過ぎに感じるくらいだったが、刑法三十九条問題という本書の社会派面を照らすには有効であろう。人によると、この重いテーマをエンタメに利用し過ぎに感じるかも……。 一応刑法三十九条問題に対するわたしの考えを書いておくと、こういった問題に対して極端な方向に答えはない。その前提のうえでケース毎に最善を探すしかない。しかし現在の風潮は、加害者の人権保護に偏重し過ぎていると思っている。ミーガン法はありだ。 それはともかく、商業デビュー前にこんな小説を書けるなんて、羨望を禁じ得ない作品である。 惜しむらくは、事件の救いのなさに加えて、それを増幅してやるせなく思わせるように、罪を負うべき輩の多くが因果応報の目に遭わないこと。 十分気に入って、続篇を早々とダウンロードしたのに、なかなか読む気になれない……。 | ||||
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(注)酷評+ネタバレ含むので、嫌な方は読まないでください笑 死体を弄ぶような猟奇殺人かつ「あいうえお」順に人が殺されていくという、いかにも映画化されやすいようなヒキがある内容だったので読んでみましたが、内容は、最後のどんでん返しのためなら、どんな差別的かつ誤った見解でも使ってやろうという、胸糞な作品でした… まず、肉親から性的虐待を受けたから精神が分裂したんだろう、そういう精神病患者っていうのが、暴力性を隠しもってて、死体を弄ぶような猟奇的殺人を犯すんだという、いかにも大衆迎合な考え方が超差別的。精神病全般、音楽療法なども含め、フィクションとはいえ、あらゆる分野を物語のために蹂躙してる。 新しい靴を買ってもらって素直に喜んだ彼は、本当の操り人形で、真っ白だったなら救いはあったけど、それも最後に潰されるわけで。自分と戦いながら一生懸命更生しようとしている子だっているからね。 そして、暴力描写とエロ描写がしつこい。なんで父親から近親相関される息子の描写を丁寧に描くのか…トランクごとプレスされた人間の描写も丁寧、刑事が犯人や暴徒と対峙し、ボコボコにやられる描写も丁寧すぎて意味不明(ゴア表現が著者の嗜好?)。あっさりと自分の子供を殺す母親、その死体をバラバラにするとか、これらのすべての描写を面白がって書いてる(もしくは「君たちこういうの好きでしょ?」と言いたげな)著者の人間性が気持ち悪いと感じた。 選考委員のあとがきに「整合性がとれた」と書いてあるが、どこが?笑 連続猟奇殺人によって飯能市の市民が暴徒化し、警察を襲うなんてあり得ない笑 そして精神分裂病患者の暴力的な部分を引き出して(そのために強姦までして)、催眠状態で操るとか…どこに整合性が? まぁ、こんな作品を書くのだから、著者は、想像力豊かな若者なんだろう、仕方ないかと思ったら、自分よりもかなり年上だった笑 「メチャ効きましたよ」とか、なんかセリフ回しが若者ぶろうとしてるというか、臭いと感じたけど、これを自分の父親世代が書いてると思うと、恐怖しかない笑 ただ、この着眼点は面白い!と思う点が1つだけあった。 それは、犯人の動機が、「刑法39条」に対する復讐、という考え方。 なるほど、自分の娘を殺した凶悪な犯罪者が「心神喪失だった」とされて極刑を免れたのなら、同じように極刑を免れた犯罪者を世に放ったあとに凶悪犯罪を再犯させて「刑法39条」があることを後悔させてやろうっていうのは良かったと思う。 この着眼点は面白いのだから、これをもっと別のストーリーに載せて書けたでしょ?というのが感想です。この著者の作品は二度と読まないだろうけど、せめて、対局とされる『さよならドビュッシー』は読んでみようと思ってます。 | ||||
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「どんでん返しのミステリ」ならば必ず候補に入る作品。恐ろしく、難解でありつつ綺麗にまとめ上がった構成となっている。ラストも単調すぎず、ふわふわもせずすごく良い。 ただ暴力描写が長すぎた、、、それが本書の魅力の一つかもしれないが、少し長すぎるのでは。もう少し短くても十分バイオレンス感は感じ取れる。 | ||||
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少し読む人を選ぶ陰惨な場面が多いですが、ラストのどんでん返しの展開には綺麗に騙されました。 著者の御子柴弁護士シリーズがお好きな方は是非オススメします。 | ||||
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事件に身を捨て親身に追いかける刑事の姿が、印象に残る。こんな刑事いるんでしょうか。 | ||||
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【ネタバレあり】 御子柴弁護士シリーズの渡瀬さん繋がりで購入しました。ぜひぜひ本作の後でも前でも御子柴シリーズを読んでいただきたい。特に1冊目を。 御子柴礼司が心を奪われたピアノを弾いていたあの少女がまさか、、、。知った時は本当に叫びました。あの女の子どうしてるのかなって思っていたけどまさかまさかこんなことって。 作者の深い深い伏線に戦慄です、、、。全作、購入したいくらいの素晴らしい一冊!! | ||||
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いやあ、面白かった! 傑作との評判は知っていたけれど、これは凄い。途中までは何だかよくあるサイコサスペンスだなと半ば失望しかけていたら、最後の100頁は怒涛の展開。まさに二転三転のどんでん返し。 文章も読みやすいし、人物造形も確か。これは是非とも映画にして欲しい(似たようなストーリーの『ミュージアム』は別の作品らしい。TVにはなっている)。続編があるようなので楽しみ。 | ||||
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中山七里先生の作品で、一番最初に読んだのがこの本です。この本から中山七里先生の本に魅せられ数十冊読みましたが五本の指に入るくらいにこの作品はお気に入りです。 文才を感じさせる文と作り込まれたストーリー、最後の最後まで読めない展開、一気読みしました。さすが大どんでん返しの帝王。天晴れです。 現実では考えられないほど惨い猟奇殺人と現場に残された犯行声明文、性犯罪や現代の社会問題にも触れていてとても読み応えがあります。 気になっている方は是非読んでみてください | ||||
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読んでるうちに引き込まれていく感じ。でも気持ち悪さも少しあるけど、最後の最後まで、どうなるの?っていう気持ちを引っ張っててくれる。最後はビックリ。 | ||||
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二転三転するストーリーで最後まで飽きさせない 丁寧なストーリーなのだがハマりきれなかったのは少し漫画的な展開なのとキャラの描写が足りないからか | ||||
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ファンシーな表紙に似つかわしくない物騒なタイトルに惹かれて購入しました。評価も良かったし。 この作家さんの小説は何冊か読んでいてアタリのものが多かったので本作も期待しながら読み進めた…んですが、今回はいまいちノリきれず。 なんだろう?全体的に「そうはならないだろ」の連続でいつもよりリアリティ感が薄く、都合のいい展開が多かった気がする。 猟奇的な殺人事件が起きる→国民が恐怖する、ここまではわかるんですが、言っちゃなんだけどたかが殺人事件が1件起きたくらいで全国民が怖がりすぎなんじゃないか? 一連の殺人事件には法則性があると判明した時が一番酷くて、警察署に一揆同然に押し寄せて警察官を殺さんばかりにボコボコにしましたし。 これがまだ外国が舞台なら納得できるんですが、日本が舞台なせいで「いや日本人は連続殺人事件起きたくらいでここまでしないよ…」と思ってしまい物語に没入しきれなかった。作者が考えるより遥かに大人しい国民性ですよ、日本人は…。良いことか悪いことかは置いておくとしても。 それを差し引いてもトリックが雑だなぁ。真犯人がマトリョーシカみたいに次々出てきて途中からもういいよ!てなりました。 この真犯人たちも単純な共犯関係にあるわけではなく、それぞれの犯人に洗脳されていて「殺してないのに自分が殺したと思い込んでいる」「殺したくないのに殺したいと思わせられている」という感じで洗脳及び催眠によって動機が無理やり作り上げられています。何でもかんでも洗脳に任せすぎだろ…そうはなんだろ…と途中からだいぶ冷めてしまいました。 とはいえ一気読みさせるパワーはありますしベテランの作家さんなので文章も上手いです。あまり深く考えずに楽しめる人向けかな。☆3。 続編あるみたいだけど、あそこからどう続けるんだろう…。気になるので気が向いた時に続編も読むかもしれない。 | ||||
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中山七里さんにハマり3冊目です。 贖罪のソナタでさゆりがこの本に出てくると見たので気になっていました。 今回もおもしろかったのでついつい読み進めるのですが、本当に残虐でした。ここまで酷いのは初めてできつかったです。 続編も気になりますが、少し時間を置こうと思います。 寝る前に読書していますが、寝る前はおすすめしません。電気つけたままじゃないと怖くて寝られない… | ||||
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面白く明け方までに一気読みした…が中山七里さん何冊か読んだが何故かハマりきれない 理由はどんでん返しの書き手だと先に分かっている所と登場人物がステレオタイプで好きになれない、手作り料理をわんぱくに食べる若い刑事に白けてしまったりする、クドい場面はとばし読んでも支障無し | ||||
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題のネーミングと表紙絵で惹かれたのがきっかけでしたが、内容が濃く整合性のとれた一冊でした。 後半はページをめくる手が止まらず、顔が不細工になる程真剣に読み入ることができました。マスクしててよかったです。 それぞれ登場する人々の性格やセリフの言い回し、生活の背景などもわかりやすく、またしっかりと把握しやすかったです。 だからこそ、ストーリーが入ってきやすくて読みながら思い浮かべる場面のイメージも、リアルにしやすかったのだと思います。 他の方が仰っていられるように、少々使い慣れていない日本語がでできますが、雰囲気で読み取れるし問題になるほどではないかと思います。 続編があるとのこと、さっそくAmazonでポチります。 最近読書ノートをつけ始めたので、読み終えた今、どんな記録をつけようか、そちらもワクワクしちゃいます。 | ||||
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本文に散りばめられた、時には登場人物のセリフとして書かれている社会批判や持論、皮肉、 それらは若干説教臭くなることもありますが、ヒポクラテスシリーズの時から自分は非常に心地よく、 そして「もっと言ったれ」と共感するものが多く、それも中山七里作品を読むときの楽しみの一つになっています。 殺人や解剖、暴力の描写は、目でみるように詳細に書かれており、過激な表現もある為、読む人によっては少し拒絶反応が出るかもしれません。 読みながら主人公と同じタイミングで「おいおいおい…」と嫌な予感がしてくるところも、作品に没入できる要因なのだなと思いました。そして同じように焦燥に駆られ、苛つき、憤り、嘆くことができました。 この作品を読む前に『ヒポクラテスの誓い』で古手川刑事を知っている人は、物語の中盤あたりで本当に嫌な予感がしてきて、そしてそれが的中することでしょう。 続編も購入し読み始めました。面白いです。 | ||||
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ただ読みにくい 著者が悪いのか会社が悪いのか知らないがゴミ 読む価値無し | ||||
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あまりに現実離れしすぎています。ストーリーよりも、人物や情景描写、そしてキャラクター設定や状況が、とても法治国家である現代日本の話とは思えません。トリックとどんでん返しは予想がつきました。全体の分量に比べて主要登場人物が少なすぎるのと伏線がわざとらしすぎるので真相は見破りやすいかと思います。しかしそんなことよりも、被害者に共通点が見出せない猟奇的な殺人事件が立て続けに3件起きたとはいえ、市民があんなにも異常なパニック状態になって暴徒化し、魔女狩りすることがあまりにも荒唐無稽過ぎます。あり得ないでしょう。また、警察署での警官VS市民のシーンが無駄に長く、まるでゾンビ映画のようなチープさと現実感の無さに呆れて、途中で読むのをやめたくなりました。ミステリにリアリティーを求めるのは違うとはいえども、あまりにもいろいろとあり得ない。また、残酷なシーンも深い意味があればいいのですが、特にそれが不可欠な要素というわけでもなく、嫌悪感の強い描写がやたらと続きます。全体の半分とは言いませんが、3分の2くらいの量でもっと簡潔にまとめられるのでは?と思います。本格ミステリというよりも、B級サスペンスホラーというかなんというか。主人公もダラダラと何度も敵にやられすぎです。てか、何であれだけボロ雑巾のようにやられて普通に生きてるの?なんていうか、近未来サイバーパンク刑事アクション的な何か、です。 | ||||
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我々が持つ膿の部分を克明に描いていると思います。個人を剥ぎ取られた「大衆」がもつ残虐さがいちばん印象的でした。 続編も読みます。 | ||||
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ヒポクラテスの誓い等、法医学シリーズにハマったのでこちらも読ませていただきました。 結果、読み始めたら止まらず凄いスピードで読破しました。 多すぎない登場人物、予想を裏切る展開、どれをとっても読みやすく面白かったです。 ○○男というと、某文房具男の小説を思い出しました方は多いのではないでしょうか。そんな方に是非とも読んでいただきたいです。 | ||||
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