■スポンサードリンク
連続殺人鬼 カエル男
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
連続殺人鬼 カエル男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全203件 81~100 5/11ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あー面白かった!最後の方の格闘シーンはちょっと長い気がしたけど。 ぐるっと回って話がそこに落ちるとは思わなかったなぁ。 いやこれ続きがすごい気になる!早く読まないと…! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容は良いと思います。 しかし、全体的にくどく、読ませる勢いがないです。 常にあんな説明口調の刑事がいるのでしょうか。過度にくどい台詞を覆い隠そうとする為に、語尾だけ乱暴にしてるような、そんな浅い印象を受けました。辛口ですみません。 内容はかなり尖っているのでリアリティは求めませんが、人と人のやりとりの中にリアリティを全く感じませんでした。刑事と精神科の教授との初めてのやり取りは、台詞回しも含めて、2人とも現代人とはとても思えませんでした。また、描写に無駄が多いように感じました。細やかな描写だとは思いますが…それ必要?って感じでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中山七里さんのダーク路線を代表する戦慄のサイコ・サスペンス・本格ミステリの傑作です。凄惨な残酷描写に途中で巻を閉じたくなる4つの見立て殺人死体の超グロテスクさや終盤2章の驚愕三度のどんでん返しにブラックな最終行の因果応報な余韻は勿論本書の肝なのですが、エンタメ要素とは別に全ての根底に刑法第三十九条の重い命題があるからこそ名作足り得るのでしょう。ああ!青っ白い夢や希望が粉々に吹き飛んでしまう悪夢の物語を未読の方は心してお読み下さい。古手川刑事へ満身創痍の傷だらけの人生だけど、それでも信じる道を進んで欲しい! 中山七里さんは音楽ミステリ「さよならドビュッシー」とは完全に異質な世界観の健全な夢や幸福感を完膚なきまでにぶち壊す物語を敢えて書いてみせましたね。2作が「このミス」最終選考に残って「さよならドビュッシー」が選ばれたのは必然とも思えますし私も結果的によかったと思いますね。まあ本書の描く世界はあまりにも救いが無さすぎますものね。でもまあ本書カバーイラストがリアルな恐怖絵画ではなくメルヘン調のマンガなのは正解だったですね。けれどカエルは怖い生き物ではないですし「ど根性ガエル」のぴょん吉を思い出して欲しいですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間関係云々展開云々はありますが、 全体を通してみると構成はシンプル。 しかし、読者の意表を突いた展開や全体を通した方に対する風は、この著作独特なものではないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
きっとプロットに騙されます。「やられた…」と思います。 連続殺人なのですが、殺され方がとにかく悲惨です。 自分的には、続編の「廃材シュレッダー」が好きですねw ラストはホラー並みに怖いですw てか、バラバラ殺人犯が多すぎじゃね? 御子柴礼司の医療少年院の話を知ってると、中山ワールドが繋がってきます。 なので、「贖罪のレクイエム」シリーズと「カエル男」は合わせて読めば楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレ注意 暴動シーン、格闘シーン、殺害シーンが長すぎて辟易。 ナツオというカタカナの名前。 これは女の子だなと分かってしまう。 半分ぐらいの長さならよかったのにな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんでん返しの帝王の名前の通りの一作です。 作品タイトルから想像できる通り、残虐な描写もありますが、 なかなか面白かったです。 そして、次に続くですね。 ただ、主人公の若い刑事は、どうにも好きになれなかったです。 読んでいてイライラしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレあり ミスリードがわかりやすすぎる。ミスリードに気がついたら犯人も割れる。単純なミステリ。 2時間ほどで読了できるので暇つぶしにおススメ。文章は読みやすい。 他に書いている方もいるが、暴動部分が無駄に長い。あと、いくらトラウマがあるからといって、古手川の小学生に対するキレ方は常軌を逸している。一連のエピソードは有働真人との絆を描き、その後の展開の悲惨さを際立たせる目的なのかな、とも思うがどうもフィクション臭すぎる気がする。わざとらしい。自衛官の親父と警察官が殴り合うって、ギャクマンガかよ。熱くもなれない。 このようなわざとらしさは物語全編に漂っているのでそういう作風なのか…他の作品もこれから読んでみたいと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体的には面白い。 39条を扱った社会的視点もとても興味深いし、ところどころで実際にあった事件を彷彿とさせる例えがあるのも面白い。 西成暴動とか。松戸の事件は光市母子殺害事件のオマージュかな? ただ、他のレビュアーも言っているように、「冗長」これに尽きる。 暴動部分、戦闘部分、なげえええええええ!!!!! 中山先生には悪いが、部分部分読み飛ばしてしまった。 だって、せっかく面白いのに寝落ちしそうになったんだもんw そこ以外は面白かった。 三段構造のどんでん返しも流石と言ったところ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古手川…は、中山先生の作品のキャラの中では、あまり好きな方ではありません。だから、星3つ…! 衝撃的だったのは、作中人物の『さゆりさん』…。彼女って、御子柴礼司が医療少年院に入っている時、人間的な感情を持つキッカケとなった女子寮のピアノ弾き…。ベートーヴェン・ピアノソナタ『熱情』を発表会で披露していたアノ『さゆりさん』ですよねぇ~! 古手川は、『悲愴』の方に心奪われたようですが…。 その『さゆりさん』の末路が、あんなことになるとは…。 御子柴先生を弁護士とした続編希望です!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつもは図書館で借りて読むのですが図書館にはなかったので どうしても読みたくて購入しました 中山七里さんの本は全部読みたいです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品の元々のタイトルは「厄災の季節」。出版するにあたり現在のタイトルになったとか・・。私の場合、この作者の他の作品(御子柴弁護士、犬養刑事、光崎教授らが活躍する一連のシリーズ、薬物がらみの事件など)を読んだ後で、この作品を手にしました。この作品はこの作者の多くの作品の中でも傑作といえるのではないでしょうか。何と三重のどんでん返し、意外な人物が真犯人など、物語の最後まで飽きさせることがないストーリー展開は実に見事です。但し多くの方が指摘しているように、とある場所の襲撃シーンや格闘シーンは長すぎるし、くどいように感じました。が、これも恐怖というものが如何に人を追い詰めてしまうものなのかを描くための作者の演出とも解釈できます。私としては最後のシーンで真犯人に対してはらわたの煮えくり返るような感想を抱いたのですが、物語の最後のおちで多少なりとも留飲を下げることが出来ました。ラストまでお見事でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
猟奇的な殺人事件の犯人とナツオという虐待された子供の話は、いずれ結びつき、犯人像に繋がるとは思っていたが、まさかのどんでん返し、しかも更にそれを上回るどんでん返しがあろうとは。 思わず唸ってしまうほどの展開であった。 貴志祐介の「黒い家」的な小説を好む人には好適かもしれないが、加えてこの作品には、刑法三十九条への問題提起、という別のメッセージもあり、読み応えがある作品である。 続編もあるので読んでみたい。 ただし、敢えて欠点を言わせて貰えば、民衆が警察署を襲うシーンが日本では非現実的であり、大げさかな。途中の説明も長いし。殺人に至る動機の深掘りもちょっと浅いかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすが、中山七里。猟奇的な描写といい、どんでん返しといい凄いです。これをデビュー前に書いていたのだから、驚きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルに掲げた内容がふんだんにもりこまれた作品となっている。 作品の構成や文章がうまいので、飽きることなく一気に読めた。 このあたりが真相かな、と予測を立てればどんでん返しを食らう。 それも複数回。 微妙なタイトルとは裏腹に、良質な作品だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中盤の警察と市民の乱闘場面は、つまらないが、それ以後は、意外な逆転に次ぐ逆転の筋書きで、いっきに世も終えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
二転三転する真犯人に驚く!という宣伝文句もあったが 特にどんでん返しということは無かった。 普通に読んでいると、想定できる範囲内ではないか? ただ特筆すべきは、下手な恐怖映画やホラーよりも、 余程、背筋が寒くなるほど不快指数最高ランクの描写。 そういう意味で、誰にでもは勧められない。 また、本作でもピアノ演奏シーンに力が入っていた のは、この筆者ならではだろう。 この本のタイトルと表紙から、持っているだけで変な人に 見られる事が2-3度あったので、買って読んだ後に 書棚に置いておくのもためらわれる珍しい一作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
トリック自体はよくあるパターンかもしれないが、それなりに楽しめた。 中盤の暴動シーンは、ちょっと飽きる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単なるサイコ小説かと思いきや、深淵なテーマを扱った重いストーリー。 物語の序中盤で語られる全体の根幹に関わる重要な件(くだり)で 明らかなミスリードがあります。 〇〇〇が×××であることを示唆する一文。 これは改稿か削除でしょう。 おかげでこの部分が、どんでん返しを十八番(おはこ)とする作者による 謎かけのひとつかと最後まで引っ掛かり、読了後に納得できませんでした。 だから星マイナス1。 でも、物語への吸引力は凄い。 ベテラン刑事を除き、誰一人として登場人物に自身を重ね合わせたくない 稀有な小説。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
吊るされる、潰される、解体される。 連続猟奇殺人に添えられた稚拙な平仮名ばかりのメッセージが、アンバランスな恐怖を呼ぶ。 ベテラン警部・渡瀬と新人・小手川のコンビが事件を追う。 博学で懐の深い「嫌われ者」渡瀬と情熱が先走る小手川のコンビが魅力的だ。 読みやすさと牽引力はズバ抜けている。寝不足でも途中でやめられない。 高く評価したいのは、パニックになった被害者候補たちが暴動を起こすところ。 何人も人が死ぬミステリを読むたびに、「よく殺されるまでじっとしてるよなあ」と思っていたので、大いに納得した。 これが当然だ。動物だって殺されかかったら必死になるぞ。 普通にサイコミステリとしても高品質だが、終盤で真相が二転三転する。あまりに逆転技が豪快すぎて、不自然な気がしなくもない。 ハードボイルド顔負けのアクションが連発する。どんな小説家よりも、望月三起也のアクションを思わせる。 夢中で読み終えたが、プロットや真相は過去の有名作に似ていなくもない。 が、キャラの立て方やユニークな素材(音楽療法とか)は作者独自のものであるし、ここまで面白ければ最高点しかあり得ない。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!