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博士の愛した数式



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【この小説が収録されている参考書籍】
博士の愛した数式
博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式の評価: 4.32/5点 レビュー 849件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全704件 581~600 30/36ページ
No.124:
(4pt)

小川洋子さんの異色作

個人的には小川洋子さんの作品の中では異色作だと思います。私は多くの彼女の作品を読ませてもらいましたが彼女が初めて実在の人名を用いて話を進め、また括弧()を用いて物を説明するのを見ました。ただその中でも小川さんの透明感は少しも損なわれる事は無く数式を用いる、記憶を用いる事においてその才能は発揮されています。彼女にかかれば学生の頃に頭を悩ませていた数式でさえ透明感を持って伝わってきます。自分個人としては普段の作品に見られる彼女の透明な残酷感がはっきり表れているものの方が好きなので星4つですが最近の小説のだらしなさにがっかりしている皆さんには絶対におすすめの一冊です。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.123:
(5pt)

記憶にまつわる物語

この小説は記憶にまつわる物語だ。記憶は執着することでうまれる。執着には、誰かや何かを大切に思ったりする良いものと、憎んだりうらんだりする悪いものとがある。そして良い執着からうまれる記憶をとくに、思い出と呼ぶのだと思う。心ゆたかな人ほどたくさんの思い出を持ち、博士はたくさんの思い出を持つべき人として描かれる。数学を愛し、子供を愛し、どんなささいな好意に対しても感謝と敬意を忘れない人。けれど、博士の記憶は80分しか持たない。博士と博士をとりまく人たちが、どんなに相手を大切に思いあっても、博士の記憶には残らない。物語全体に漂う、切なくて、どうすることもできない感じは、ここから生まれてくるのだとおもう。博士の記憶が失われるたび、大事なことに気づかされる。誰かの記憶に残ること、何かを記憶するほど想うこと。淡々とした日々の生活の中に見出せる大切なこと。いつか人と共に記憶も消え去る切なさと共に、絶対的なものの存在を感じて、心がほっと落ち着くような物語だ。
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No.122:
(5pt)

「実生活の役に立たないからこそ、数学の秩序は美しいのだ」

自分は小説は全くといって読まない方ではある、がこの本のタイトルに妙に惹かれてしまった、これが博士の愛した「数学」だったら購入していなかっただろう、人に愛されるような数式があるとするのであれば、見てみたいというのが動機である。内容は期待を裏切らないすばらしいものであった、博士が本の中で口にする「数式」には意味があり、美意識の塊でもありまた聞くものに対して圧倒的な説得力を持っていた。「0(ゼロ)」に対して、博士がいかにすばらしいものかを説いたときは、自分が普段何気に気にもとめていなかった「存在しないものを「0」として存在させた」ことの意義に感動すらさせた。最後に博士の発した言葉の中で一番好きな言葉をレビュータイトルに載せておきます。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.121:
(5pt)

静かで暖かい小説

とても静かで、哀しくて、暖かい本でした。80分しか記憶の持たない「博士」と、そこに家政婦として通うことになった私、ルートと呼ばれる阪神ファンの私の息子の三人の日々が描かれています。小説内にいくつもの数式や、証明といったものがでてきますが、数学のことをほとんど覚えていない私でもそれが全く邪魔にならず、むしろ美しいものとして感じられました。読みすすめていくうちに、どんどんと、どこかとても居心地のいい場所に閉じ込められていくような、澄んだ水を覗き込むような気持ちにさせられていきました。それは、文体や、描写からにじみでるこの小説の雰囲気といったもので、そしてそれを何よりも表しているのが、80分しか記憶の持たない、ひどく優しい博士の存在でした。子供をとても大切にしている、素晴らしい質問をしたと思わせる才能を持った博士。読み終えた時に、ゆっくりと暖かい気持ちになれる、少し前向きな気持ちで明日からやっていこうと思う、それが小説のもつ絶対の力であると私は思っていますが、この本にはそれがあふれていました。
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No.120:
(5pt)

美しい数式と美しい心

数式を美しいなどと思ったことはなかったが、博士から語られる数式はとても美しく、数に関する様々なレクチャーは実に面白い。一日中考えていた難題が解けたときの爽快感は経験があるが、それを「今自分は、閃きという名の祝福を受けているのだ」、「神の編んだレース編みの切れ端を手に取る」などという表現力には舌を巻く。80分しか記憶の保持ができない博士の記憶をつなぎとめるため、背広のあちこちにクリップでとめられたメモ。そんな博士の姿を想像すると、とても切ない。未婚の母である家政婦と、その10歳の息子ルート、博士、3人の暖かい心の交流を描いている。人間のどろどろした部分は意図的に省略してあるように思うが、それゆえに高校生の課題図書になりえたのだろうし、それはそれでよい。自分の息子が成長したら読ませたい本の1冊に加わった。数学の好き嫌いに関わらず、人間として普通の感覚を持った人が読めば、必ず感動が得られるはず。一生心に残るすばらしい小説だ。
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4101215235
No.119:
(4pt)

博士も愛した神

■記憶と価値博士の記憶が損なわれている事が彼の性格を形成するのでなく、数学の証明に淡白であり、その見返りも求めない性質が記憶力の不足を補う。価値観は経験によって培われるものと考えられますが、子煩悩といえる博士の価値は記憶容量最大80分を輝かせる絶対的な地位を占めている様です。■ふれあい決して幸福でない家族構成や生活環境を跳ね返す数式、そこに人と人とのふれあいが繰り返し芽生える。パートナ不在の老婦人も、母も、その子も、数式を愛するだけの博士の内に秘める慈愛に惹かれ、飾ることのない実直な人間関係に恵まれます。■思い出博士にとって忘れ去られる記憶/ 経験でも、博士を愛する人々は大切に記憶を育みます。忘れ去られると分かっている博士の思い出を大切に思う内面描写がとても素敵で、それは逆境といえる環境を跳ね返している様を綴っているかの様です。■数「神は存在する。なぜなら数学が無矛盾だから…」という説に登場する神は、無矛盾で飾られていますが、哲学者デカルト (Descartes) も人々の共通する思いに神が存在すると申しておりました。博士の愛した神が、この家族を引き合わせたと私は思いたい。
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4101215235
No.118:
(5pt)

久しぶりにあたたかい風を感じた。

読んで良かったと思える本である。びっくりするような展開もなければ、どんでん返しもない。しかし、80分しか記憶することのできない博士のなんと愛しく、哀しいことか。博士の世話をする私とその子供ルートは、博士に関わったことで、幸せとは何かを知っただろう。詳しく解説するつもりはない。数式の美しさが人生の美しさに比例するとは。多くの方にお勧めしたい一冊だ。
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No.117:
(5pt)

80分って・・・

80分しか記憶がもたないって・・・どんな感じなんだろう?教授の気持ちで読んでいたら、せつなくてせつなくて・・・3人の、微妙な関係がなんともせつなく、ぐいぐいひきこまれていきました。数学嫌いだけど、ちょっぴり勉強してみようか?と思ってしまいました。(笑)
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4101215235
No.116:
(5pt)

クッキー缶の中に潜んでいたN

~わずか8時間しか、記憶をとどめて置くことが出来ない数学博士とその彼をサポートする家政婦、そして彼女の10歳の息子。物語はこの3人による慎ましくも心温まるホームドラマ。重要なのはもう一つの主役。それは博士の愛する様々な数式。オイラーの公式やフェルマーの最終定理とは全く無関係なボクにとっても、友愛数や双子素数はこよなくいとおしい。そし~~て大学ノートに記され、クッキー缶の中に潜んでいたN。物語は美しい数式で満たされた博士の世界を永遠に生きる愛のドラマでもあるのです。~
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No.115:
(5pt)

ヒューマニズム

最終章を読みながら、溢れる涙をとめる事が出来ませんでした。それは、とても心地よい涙でした。幼い者は、守られ、愛され、抱きしめられなければならない。そして幼い者を守る事により、人は人となるのだと。オイラーの公式にe=mc2乗を発見した科学者の言葉「ヒューマニズム以外は全て忘れろ」を思い出しました。
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4101215235
No.114:
(5pt)

たまにこんな本を読んでみても・・・

この本のテーマは何なのか?それは一昔前にはやった言葉「癒し」ではないだろうか。この物語は美しさ、切なさ、そして優しさが女性的な文章で綴られている。同じ「癒し」という意味では、男性作家である浅倉卓也の著作「四日間の奇蹟」が私は好きだ。男性の描く「癒し」と女性の描く「癒し」。読み比べてみても面白いかもしれない。
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4101215235
No.113:
(4pt)

美しい数式とは?

障害を持つ数学者「博士」、家政婦とその息子「ルート」をめぐる物語。内容は「私」である家政婦の視点から描かれている。高校数学が嫌いな人にはちょっとしんどいかもしれない。      自然数、素数、約数、完全数などおそらく数学Iの範囲に含まれる物が続々登場。数学はあんまり好きではないので何とかの定理とか出てくるとチトうんざりした。記憶が80分しかもたないと言うのはとても悲しく、寂しいことだと思う。人間皆思い出と言うものを所有している。時間の流れの中で、良い事もつらい事も思い出という産物と化していく。それらの多くは美化され、人生に意味をもたらし、付加価値を与えるのだと思う。事故によって記憶が止まり、80分のテープになってしまった「博士」のことを考えるととてもつらい。「博士」の子供に対する愛情や家政婦の息子に対する母親らしい態度や言葉づかいを見ていると、改めて女性らしい本だなーと感じてしまう。その一方で何だか安心感を受ける。美しい数式というような「美しい」「きれい」と言う表現が多く出てくるのだが、何だかピンとこない・・・友愛数とか球場の座席番号で運命的、絆みたいなものを設定しているのはよく考えられているなぁーと感心してしまったが、数学と言う道具をうまく使いこなせていないような気もした。もう少し物語りに深みが欲しかった。読み終えてから多くの謎が浮かんで来た。博士がメモに記した数式は何を意味していたのか、母屋の未亡人と「博士」の関係はどうなっていたのか。そこら辺は、行間を読めと言うことだろう。「博士」のように1日中考えていてはノイローゼになってしまいそうだが、その辺を想像させ、考えさせてくれたということがこの本の大きな付加価値だと思う。
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4101215235
No.112:
(5pt)

近年まれに見るすばらしい本です

本屋さんが選んだ「ぜひ読んで欲しい本」という帯広告に引かれて読んでみました。80分間しか記憶がもたない博士と家政婦の「私」、そして息子のルートとの交流がとてもほんわかと描かれていました。大きな出来事もなく、日々の生活の中で数式を用いているだけなのに、なぜか心にずっしりと響くものがありました。また、近年読んだ本の中で、ダントツに美しい日本語で書かれています。小川さんは、物事の描写の仕方がとても巧みな方だなと思いました。今後も彼女の作品を読んでいこうと思います。
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4101215235
No.111:
(5pt)

ほのぼのええ話です(^ー^)

思いもよらない設定で博士の数学は分かりやすくて面白いです。読んでて「ほぉ~」って感じで感心してしまいました。著者はいろいろな数学の本を読んで勉強したんだろうけど、頭いいなぁーって思いました。博士が分かりやすく説き諭す数式とその数式に魅入られていくところがスパイスになっています。また、博士の記憶が事故の後遺症で80分しかもたないという設定がストーリーを面白くしています。そして率直な家政婦さんと家政婦の純真無垢な息子がいい感じで物語を切なくしかし暖かくしています。博士の身近の人達のおもいやりが嫌味じゃなくて厚かましくなく自然で、数学にしか興味が無い博士の思いやりもなぜか当然のように子供にむけられて。それがおくゆかしかったり。障害者への気遣いって真剣に考えるとすごく深い問題なんだけど、この小説の中ではなんだか爽やかな感じがします。数式のスパイスのおかげなのかな?読み終わった後、ちょっぴりの切なさとほんのりと気持ちよさが残ります(*^^*)こういう話好きです。好きな人にはお奨めです。文章も読みやすいし量も多くないので一日で読めますよ。
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No.110:
(4pt)

わかった、わかった。

川上弘美なんぞよりはずっといい。同じ人に勧められたけど。でも、どこまでいっても女小説だね。
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4101215235
No.109:
(5pt)

優しさと悲しさと

不思議な感動が胸いっぱいになって読み終えた。交通事故の脳障害で数学の知識の他 日常生活の記憶は80分しか残らないというボケ老人さながらの数学者、博士。 博士と家政婦とその息子を結ぶのはさまざまな数式。数字パズルの好きな私には 数字そのものの意味も楽しかったが 純粋な愛情で接する3人に加えて ミステリアスな存在の博士の兄嫁がロマンの香りをただよわす。これぞ 文学の真髄!ちょっと大袈裟でしょうか?
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No.108:
(5pt)

美があらゆるところに潜んでいたとは・・・

朝、目が覚めて、昨日の出来事を思い出せる自分は幸せだと思いました。博士は毎朝、自分の病気を自分が書いたメモによって知らされます。想像しがたい孤独です。主人公の家政婦さんも、その子供のルートくんも孤独です。でもその3人の交流には、なんとも言えない愛情が溢れています。数式や、ゆっくりと進む文章によって淡淡とした印象があります。かえってその文章が情景を浮かべやすかったです。博士の首にぶら下がったカードの揺らめきを想像した時、その個所を読んでいて、どっと涙があふれました。数学が嫌いな人にこそ、読んで欲しい。
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4101215235
No.107:
(4pt)

素敵な世界観

小川洋子の作品は初めて読みましたが、良くできた小説だなぁと思いました。記憶がなくなる、という設定自体は最近よく目にするものでそんなに目新しくはないですし、ストーリーもけっこう淡々と進んでいくので、泣かせようって大げさに作られているものでもないから、いつまでも印象に残るというたぐいのものではないんですが、この小説は作者の作り出した世界観を読中、楽しませてもらいました。先が気になって、本を置けない、という感じのものでもないんで、少しずつ、ゆっくり楽しむのがいいのではないかと思います。ちなみに僕は数学大嫌い人間ですが、博士の話す数学の世界観もとても素敵だなと感じました。なんで、数学嫌いのため、この本を食わず嫌いしてる人も心配なく楽しめると思いますよ。
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4101215235
No.106:
(5pt)

愛に満ちている

この本には愛が満ちていると思います。私が強く感じたのは博士の数学に対する愛情、そして博士から「私」の息子である「ルート」に対しての愛情。記憶が長い時間もてない障害を負っていても変わらぬ数学への愛情は、数学好きの私にはこの上なく至高の態度に感じ、作者が意図している以上に数学者である博士に入れ込んでしまった感はあります。また子どもは無条件に守らなければならない、と考え年老いている体であるにもかかわらず「ルート」を守ろうとする態度には父親として感動せざるを得ませんでした。このように自分の身につまされて感動している状態なのでどれだけのことを伝えられているかも判断できませんが、読む人ごとに別の愛を感じることができるのではないかと思います。それだけ愛が、この本には詰まっていると思います。
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4101215235
No.105:
(5pt)

2004年度高校生の課題図書

この作品は2004年度の課題図書だったため高校生向けの作品なのかと今年の夏中話題であったにもかかわらず手に取ることがありませんでしたが先日ふと手に取ったNHKきょうの料理のバックナンバーにこの本が紹介してあり、あれ、大人が読んでもいいものなのかなと思い読んでみることに。読んでみたらまぁこれが大人が読んで十分感動できるのだと納得の賞味4時間半でした。するする読めます。話は交通事故の後遺症で記憶が80分しかもたないという元大学研究員の「博士」と家政婦歴10年の「私」、「私」の息子、ルート、「博士」の義理の姉という4人で殆どが構成されています。4人はそれぞれに寂しい日々を送っているのですが4人の関係が本を読みすすめていくうちにすごく癒されていく感じがしました。そこここにジーンとするシーンがあります。その中のひとつ博士が80分しか記憶できない代わりにメモをクリップで上着に留めているのですが、ある朝そのメモの「ぼくの記憶は80分しかもたない」というものを目にしさめざめと泣くのです。切なかったですねぇ~。阪神ファンに嬉しいのは阪神の懐かしい選手がオンパレードです。「博士」は江夏豊の大ファンなんです。数学の面白みもあっちこっちに登場します。かつて数学の授業で聞いたことのある単語や数式を思い出すでしょう。手に取って損はない作品だと思います。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235

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