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ファントム・ピークス



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【この小説が収録されている参考書籍】
ファントム・ピークス
ファントム・ピークス (角川文庫)

ファントム・ピークスの評価: 3.45/5点 レビュー 71件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全71件 1~20 1/4ページ
No.71:
(5pt)

熊に遭遇したくない

10年以上前に本屋で見つけて内容も分からずに買って一晩で読み切りました。
元々熊は恐怖の対象でしたが、この小説を読んだ以降は動物園の熊舎も近寄れなくなりました。
いるはずもないものに襲われる恐怖や、日常生活が突然奪われる恐怖が凄いです。
姪っ子に貸したら帰ってこなくなったので再度購入しました。
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No.70:
(4pt)

ファントムの正体、思ってたのとは違う

とても読みやすい。一冊通じて緊張感を持って読み終えた。
登場人物それぞれの個性がよく出ていて、しかもみんないい人で感情移入しやすかった。
しかしファントムの正体?にはいささかガッカリした。もっと純粋なミステリーものかと思っていたので。
そして山を愛する人の小説は問題提起したがるため説教くさいなぁと思う。
凛子さんみたいな人は非常に苦手です。
作者がお亡くなりになっていることを知ってショック。もっと色々書いて欲しかったな。
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No.69:
(1pt)

つまらない

名古屋あたりの地方放送局の
ワイドショーの特集を
文字起こししたような、
文字の集まり。
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No.68:
(2pt)

取材はいろいろしていると思うが…

特に目新しいことが散りばめられているわけでなく、文章が取りたてて素敵なわけでもなく、分析すべきところはもっと他にあっただろうに、もっと先だって動ける人はいないのか、と少し退屈になる。いくつかの事実を知っていてそれに準拠してプロットを立てていくのは良いのだが、実際には荒唐無稽な筋立てに落ち着いてしまっていてつまらなかった。
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No.67:
(2pt)

普通に"人間と動物"との共生を謳った作品とすれば良かったと思うのだが、敢えてヒグマを用いたホラー仕立ての作品とする意味が分からない駄作

長野県安曇野の山中に"ヒグマが"出現して複数の人間を襲う(喰う)姿を通して、自然保護、人間と動物との共生、自然に対する人間の横暴を描いた作品。しかし、冒頭で、主人公(の一人)の妻がヒグマに襲われるシーンを描いているのにも関わらず、全体を(映画「グレズリー」の如く謎の連続殺人として)ホラー仕立てにしている辺り、作者の意匠が良く掴めなかった。

森林を初めとする自然描写、登場人物の配置などは非常に丹念で(物語の進行に連れて、登場人物の比重が変わってしまうのは難点だと感じたが)、普通に(例えば)"人間と動物"との共生を謳った作品とすれば良かったと思うのだが、敢えてヒグマを用いたホラー仕立ての作品とする意味が分からなかった。問題のヒグマが、経営破綻してクマ達を殺処分した<クマ牧場>から逃げ出した雌雄のヒグマの雌雄の双生児という点が精一杯の皮肉か。

リーダビリティも良いが、私が作品全体のヒロインになると思っていた信州大学の助手でサルのフィールド調査を行なっている男勝りの凜子も尻すぼみで、どうも、全編を一貫するものが感じられない。記述内容・形式と意匠とがミスマッチの駄作だと思った。余談だが、本作の題名はドラマ「ツイン・ピークス」から採ったものなのだろうか ?
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No.66:
(5pt)

物故作家であることが残念

ハリウッド映画が好きだったという著者の起承転結は明解です。夜に読み始め、続きは山の中の沢横にシートを敷いて読みました。結構おもしろくて、山中で映画を見ているような気分を堪能しました。「・・・したまえ」みたいな会話文がちょっと堅いけど、楽しめます。
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No.65:
(2pt)

なんだかな・・・

前評判も良く、実際始めのなんページかはワクワクさせられたが。
実際に作者の方が住んでいるであろう北アルプスの山の描写は良く描けているのだが、人物描写がいまいち浅く、登場人物の名前を見るたび、この人誰だっけ?と数ページ戻り確認してしまう。
物語も途中から急展開で、残酷な描写の割に恐怖感が伝わってこない。最後もなんだか良く分かったようなわからないような。
プロットは面白いので、もっとページ数を増やし、丁寧に描けば深みが増したのかも知れない。
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No.64:
(5pt)

山好きにはたまらない、が、それだけじゃない

上高地を経由せず東京から日帰りで北アルプス、蝶ヶ岳、常念岳に登れるちょっとマニアックなルート。安曇野堀金から烏川林道を辿り大平原を通り登山口、三股までの林道・・・ここが舞台。行った事のある方なら情景、状況が手に取る様に解るかと思います。恐怖はゆっくりと結末は加速度的に訪れます。単なるのホラー小説ではなく社会派の一面もあり、読み応えありました。
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No.63:
(4pt)

文章表現

数日で完読。この作者の本は初めて読みましたが、流暢な漢字使いと、登場人物の思考や会話に違和感がなく、流れるように読むことができました。
ありきたりなサスペンス体で読むので、あら?となりますが、それも作者のワザなのでしょう。
他の作品も読んでみたくなりました。
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No.62:
(5pt)

ヒグマの狂暴性。。

とにかく読んでいくうちに引き込まれて数日で読み終わりました。
登場するヒグマの怪獣感は否めませんが、これまで動物園など飼育されたものしか見ていないのでそう感じるのであって実際野生のヒグマの狂暴性は近いものがあるのかもしれません。
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No.61:
(4pt)

ネタバレあり。エンターテイメント性溢れる作品。

昔、カナダ映画でグリズリーという映画を見たがそれを彷彿とさせる作品。映像と違い、文字でここまで緊張感ある場面を描く作者の力量に驚き。前半の犯人の分からぬ緊迫感。中盤の惨劇。正体が分かった後の人間と野獣との壮絶な戦い。ミステリー小説とはやや毛色は異なるが十分エンターテイメントに富んでいて楽しめた。
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No.60:
(4pt)

正体をあらわすとその凶暴さが過激なほど。

気配の作り方はじつにうまい。
いったい何が危険の中心なのか、そのことが、うまく抑えながら
正体をあらわすとその凶暴さが過激なほど。
周平という淡々としたオトコ。
たぶん 主人公は著者のイメージしている自分の姿なのだろう。
森の近くにある田舎で、仲むつまじく生活していた。
夫婦に 突然やってきた不幸。失踪 そして 発見。
でも なぜ そうなったのか?
そのことが、つねに アタマの中にある。そして 森林をめぐる。
動物学者の 凛子 と森で出会い。すこしづつ 正体に せまっていく。
フィールドワーク そして 豊富な知識。自然と人間との共生。
動物たちの生活圏が どんどん狭くなっていく。
そこで起こる 悲劇。人間の無責任な行動が、悲劇を拡大する。
過去に実際にあった題材を 
いかにして 物語に 編集するのかという意味では 優れていた。
緊張したシーンは じつに 表現力の豊かさがあり感服した。
おもしろかったし、映像が浮かぶような描写も うまい。
いやー。スリル満点でした。
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No.59:
(1pt)

くま的には、ちょっと

くま的にはちょっと、、、
最後まで読めませんでした。

ミステリーでは、ないんですね
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No.58:
(3pt)

まあまあ

長野県安曇野。半年前に山で行方不明となった妻の頭蓋骨が見つかった。三井周平は悲嘆に暮れながらも、遭難場所から遠く離れた場所で発見されたことに疑問を持つ。あれほど用心深かった妻に何があったのか?数週間後、沢で写真を撮っていた女子大生が行方不明に。捜索を行う周平たちをあざ笑うかのように第三の事件が起こる。山には、一体何が潜んでいるのか!?稀有の才能が遺した、超一級のパニック・エンタテインメント。
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No.57:
(4pt)

ワクワクした本

早く先を読みたい、そんな気持ちにさせられた久々の面白い本だった。
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No.56:
(3pt)

パニックホラーかな?

本州に羆がいる。しかも人の味を覚えた食害の危険のある羆。
これだけでゾッとします。北海道でなきゃ羆はいないよねーという安直な安心感をブチ砕きます。

題材はいいです、引き込まれる。妻を亡くした周平さんや、恋人の遺体を見つけてしまった陽一の描写は心に迫ります。
ただ、山口凜子のキャラがいただけない。
食害があろうと、それで農家が苦しんでいようと、共生すればいい、遠くの山に放して来たらいい、などと、本当にこの人は専門家なのかと思いました。理想を追っているだけで、増えすぎた動物による被害を受けている農家の苦しみをどう思っているのか。「人間のせいで野生動物が苦労してるのだから人間が譲歩すべき」という頑なさは、まさに学者バカ。
それでいて、ヒグマに襲われたら専門家らしい対応も取れない。自分の理想を追うあまり、凶暴な野生動物と人間の共生には無理があることを認めようとしない。
それが、呼んでいて不快でした、動物より人間が尊いというわけではなく、人間より動物が尊いわけでもない。動物愛護に立つあまり、人間の受ける被害を軽視しすぎていると感じました。
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No.55:
(4pt)

ファントムですか?

物語 中盤弱あたりまでは、鬼が出るか蛇が出るか 犯人は、何なのだ?ドキドキハラハラと、一気に読み進めたが、女の子 TVあたりで
わかってきた。その時点で 銀四郎さん《文中でも 筆者引用の 吉村 昭氏 熊嵐》タイプが登場するば、良いのだが そんな人はいなくて
犯人?は これでもかこれでもかと、悲惨な殺掠を繰り返す。「みんなモタモタしすぎ イライラする」と読み進めていくが。「それには、こんな訳が
あったんだ」と展開するのだが。。      近い将来 人はドンドン減少し 過疎化も進み 山は膨れ 荒れ 崩れ 動物のパラダイスになる日がくるのかも。
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No.54:
(3pt)

4つに足りない

星を幾つにしようかなあと考えながら、決まらないままレビューの欄に来ましたが、まさにこれまでレビューを書かれた人の平均と私も同じ気持ちになりました。

私は北海道の山にいました。動物を守る側でなく、山を守る側でした。だから本書の山に係る記述が面白く読み始めましたが、本書中にもある吉村昭さんの「熊嵐」(済みません、漢字を正しく検索出来なくて)をすぐに思い浮かべました。吉村さんの作品が実話である分、強烈な印象を私は持っていたため、後発の同じ題材を採った本書を凄いチャレンジだなと感じました。今の時代の言葉で同じ事を書く必要を、本にしろ歌にしろ常に思うからです。

山の仕事の経験から、当然絶滅種等々の野性の動植物にも触れますが、人間が破壊する一方で、保護しようにも先にデータとして信用出来る記録がまずない事に突き当たり、その記録をやっと今日本は始めた段階で、しかも昨今頻繁にある災害などが起こると、あっという間に国の予算はそちらに流れます。民間ではお金を生まない調査はそもそも現段階では不可能に近いです。

本書に出てくる研究者も、五指に足る人数で広大な面積の野性動植物について網羅しなければならないそんな実情が凄く表れていて頬が緩みます(笑)。が、これも土地と関係があり、北海道ではヒグマは人間と喰うか食われるかでは全くありません。事故がない訳では決してありませんが、知床などヒグマの親子が走り回る海岸線で、漁師の漁のための監視小屋や漁具の小屋が普通にあり、40数年来事故のない見事な共存を見せています。人も熊もお互いを襲わないです。

その事実を持ってすれば、どんな事情も土地に依って違い、一律には言って括れないのが「自然」だと言ってみたいです。だからその土地の記録が大切になります。本書の登場人物の凛子さんの感じに私は近いかも。でもまた同書の様なものが読みたいと思い、逝去されたと知り残念です。

Ps.北海道では吉村昭さんの件の小説の博物館がある一方、あの小説が熊を悪者にした、と仰る方も少なくないです。それだけ影響力のあった作品と言えますが、1つの情報が絶対無二の事実だと決めてしまわない事が、この多メディアの時代に、より大切な視点だと思います。
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4043944020
No.53:
(2pt)

なんか騙された感じ・・・

幻想的な表紙と「ファントム」なタイトルで「ウルトラQ」的なモンスターものかと思いましたが・・・全然違いました。
「火の獣」みたいにちゃんと正攻法でマーケティングしてほしいものです。
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No.52:
(5pt)

面白い

恐怖とミステリーがない交ぜになって、心に残る一冊です。何度か読み直しました。
ファントム・ピークス (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ファントム・ピークス (角川文庫)より
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