■スポンサードリンク


うなぎ鬼



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
うなぎ鬼
うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)

うなぎ鬼の評価: 3.72/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.72pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

リアルな人災ホラー(※ネタバレ)

人災ホラー。設定的には同作者の「汚れた檻」と似ており、そちらはすでに既読済みだったため本作の衝撃は薄かったです。しかし著者の筆力が高く恐怖感を煽る演出も上手いため「汚れた檻と似てるな」と思いつつほぼ一気読みでした。救いようのないラストを迎えた「汚れた檻」に比べればかなり優しい終わり方でびっくり。不穏ではありますが…。
借金が積み重なり首が回らなくなった時に怖い上司に助けてもらい、その上司の下でせっせと働く大男が本作の主人公です。気は優しくて力持ち…と思っていたので最初は好感を持っていましたが、蓋を開ければ真面目系クズでした。賭けるし飲むし犯すし殺す。おまけに頭が悪い!終盤はあまりの考えなしっぷりに頭を抱えました。そうはならんだろと突っ込みたくなるくらい頭が悪いので人によっては読んでてイライラするかも…。
だらしない金遣いのせいで借金漬けになっても文句一つ言わずついてきてくれた気立てのいい嫁がいるのに、若くて美人な女に言い寄られたらコロッと「恋をした」とか言い出す主人公ときたら。うーーーんクズ。クズなわりに周囲の人間には恵まれていました。ミキ以外は全員主人公に対して悪意がないので、その点が「汚れた檻」と明確に違う点かな…。主人公の周りにいる人の情のおかげで命が救われたというイメージです。主人公お前…感謝しろよ本当に…。
明確にミキが死んでいるところを見たのにミキを名乗る怪しいメールが来たらすぐ「ミキ生きてたんだ!」と信じ込むところや、同僚が不審死しているのに怪しい呼び出しに応じて丸腰でのこのこ出てくる主人公は特にやばかった。危機感ゼロ。ストーリー的には面白かったんですが、こういった部分に物語進行上の都合の良さを感じてしまい「いくらバカでもこうはならないだろ」と困惑したので☆3.5。
一部引っかかるところはありますが、ストーリー・キャラ・構成などなど総じてレベルが高かったです。同僚と上司のキャラは特にお気に入り!今ならKindle Unlimitedで読めるようなので人災ホラーを探してる方におすすめします。
うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)より
404394358X
No.5:
(3pt)

小岩の近くにある

架空の街が舞台。名物は人肉の煮込み。
そんなもの知らずに喰って後から知ったら胆汁まで吐くわな。
主人公のおもいこみは激しい。
コミックも観たいがKindleじゃめっちゃ高い。
映像化は無いのかな?
小2を犯すシーンがあるから無理か。
うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)より
404394358X
No.4:
(3pt)

自分の思っていたのと・・・・

表紙からのイメージと内容とが、私の感じていたのと少し違っていました。

もっと、ダークなホラーだと思っていたので、ちょっと・・・・。

又ほかの作品も読んでみたいと思います。
うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)より
404394358X
No.3:
(3pt)

ジャケ買い

初読の著者でジャケ(表紙)買い、と言うかタイトルもいい感じだったので。 やむなく入った貸金回収・女衒の道からウナギがひしめく更なる冥界へ。 ただ追い詰められ方は期待?したほどではなく、「鬼」レベルの登場人物もいなくて思ったほどの怖さは無いが、テンポが良くなる後半はそれなりに楽しめた。
うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)より
404394358X
No.2:
(3pt)

尻すぼみ感あり

最初から中盤にかけての禍々しさは一級品だと思います。
この先展開するであろう最低の場面を見たいような見たくないような…
でもページを読み進めてしまう、が。
後半、
(あれ?作者さんもしかしていい話にしようとしてる?)
と思ったあたりからの失速振りもまた一級品だと思いました。
もったいない。
うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)より
404394358X
No.1:
(3pt)

都市伝説型人情話

 体も顔もいかついが、根は純情な「勝」。半やくざのような得体の知れない社長の下で、使い走りをやらされる。ウナギ養殖、焼却炉、闇の仕事と、都市伝説めいた世界を描いた。ただ、あまり現実離れしていかない。デタラメっぽくならない分、こぢんまりした感もある。表紙や題のおどろおどろしさとは逆に、物語の大筋は、人情物のほんのりした温かさを感じさせる。
うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:うなぎ鬼 (角川ホラー文庫)より
404394358X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!