顔なし子
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私には合いませんでした。戦慄のミステリーとの触れ込みだったけれど、何が戦慄で、何がミステリーなのか、最後にちょこっとミステリー要素はあったけれど、決してミステリー小説ではない。高尚な言葉遣いで読みにくいし、叙情的な作品。悪くはないとは思うけれど、私には合いませんでした。 | ||||
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これまた私にとっては素晴らしく切なさを残す物語。 積年の悔恨と哀しい田舎の、消せない「顔」。 とらえ方によってはこの表紙ひとつで、ホラー??となりそうだが、 これは「きついきつい」人間ドラマ。 だからこそ「力」ある物語が一気に、強く展開していく。 「ふう・・・・こんな人生もあるんだ」 と、日常を還り見たいアナタに贈る「裏切りだらけの・・・物語」かも。 | ||||
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書き下ろし小説です。 『悪さをすると顔なし子がきて、顔を剥がして持っていくぞ』という言い伝えが残る群馬の寒村が舞台。 主人公の美笹修司36歳は、その重すぎる過去の出来事から避けてきた故郷に、家族と共に戻ることを決意する。 中学1年の時母を亡くした修司、その後添えにしたいと父和郎が連れて来た若くて美しいセリとその息子桐也。 未だ地主と小作という立場が色濃く残る山村で、その若さと美しさが、修司一家とセリ親子を不幸のどん底へと突き落としていく。 そんな過去から逃げるかのように、大学入学を機に東京へ行った修司だが、仕事に見切りをつけ、帰郷することを決意。 だが、それを待っていたかのように、次々と不可解な事件が起こる。 あまりの不幸の連続に、途中で読むのが辛すぎて読破をあきらめかけました。 が、事件解決からラストにかけては涙なくしては読めませんでした。 人間としての生き方、本当の優しさ、そして強さとは何かを問う、心の奥底に残る作品です。 | ||||
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群馬県の小さな村が舞台です。 閉鎖された村にありがちな理由によって一人の女性が自殺し、 30年近く経って、その時の関係者が、次々と事件に巻き込まれます。 当然のごとく、自殺した女性の身内に疑いがかかりますが・・ 謎解き部分は、割と早くに真相がつかめてしまったのですが、 この本のポイントはそこではないと思います。 思い込みによって、人間はここまで残酷になれるのか、 そしてその思い込みが間違いだったとき、心から謝罪できるのか、 謝られた方も全てを水に流せるのか、ではないかと思いました。 人生観を覆すような事件でそれが出来たら、 また新たに人生を始められるのですね。 素晴らしいことだなと思いました。 ラストは悲しみもあるのですが、 明るい未来も垣間見え、ジンときました。 タイトルはおどろおどろしいですが、 ミステリーと言うよりは人間ドラマといえるかも。 | ||||
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