捜さないで
- サイコホラー (16)
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 | 2000年01月31日 捜さないで (祥伝社文庫) 単調な日常と無関心な家族。夫や娘の無神経な態度にキレた倫子は、『捜さないで』と書置きを残し、友人の留守宅マンションで一時の解放感を味わっていた。ところがその矢先、見知らぬ男が興奮した面持ちで現われた。「捜し出したぞ」この男は何者?が、その一言が、倫子の陥ちた犯罪への序曲だった…。日常から逸脱した主婦が見た、人間心理の深奥に潜む狂気とは?書下ろし長編サイコホラー。 (「BOOK」データベースより) |
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| 最後まで何を支点にしてるかわからない とってつけたような推理を入れるよりじっくり主人公、主婦のモヤモヤやわだかまりを描けば良かったのに 猫のくだりもオカルトなのかなんなのかわからないし、いらない ラスト生き残るのも意味がわからない | ||||
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| 専業主婦の焦燥感はうまく書けてると思いました。 中学生の娘に対する嫉妬（若さや無限の可能性）、自分が選択してきたものへの後悔などなど。。。 運転すると人格が豹変する、というのは面白いのですが それがストーリーとあまりつながっていないのが、いまいち。 読者モデルになるのも唐突だし、殺人犯がいきなり殺し屋に殺されちゃうのもどうでしょう？ 宮部みゆきさんの「火車」に似て、他人の人生を生きなければならないもう一人のヒロインに心が惹かれます。 専業主婦って、アイデンテティとか言い出すと本当に落ち込んでしまいますよね。 自分、を表現するためにいろいろやるんだけど、難しい。 | ||||
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| 平凡な主婦が主人公なのですが、実は運転をすると人格が変わってしまうという設定がおもしろかったです。主人公が事件に巻き込まれて脅されて運転をしなければなるのですが、犯人が怯えてしまうほど人格が変わってしまう平凡な主婦ってあるのか？と思ってしまった。新津作品ならではの最後のアッと思わせる結末がよかったです。 | ||||
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