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マリアビートル



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【この小説が収録されている参考書籍】
マリアビートル
マリアビートル (角川文庫)

マリアビートルの評価: 4.21/5点 レビュー 378件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全378件 221~240 12/19ページ
No.158:
(4pt)

卓越した物語構成力で描かれる爽快なエンターテインメント

非常に爽快なエンターテインメント。「グラスホッパー」の続編であり、登場人物や背景の一部にそれが織り込まれているが、全く独立した作品として楽しめる。東京発盛岡行きの東北新幹線に乗り込んだ、各々の思惑を抱える、複数の殺し屋(の組)達の闘争をユーモアをふんだんに交えた軽快なタッチで描いている。新幹線という閉ざされた空間の中で、読む者に飽きを感じさせずに、殺し屋達の闘争を描くのは並ではないと思うが、様々なアイデアで読む者を惹き込む作者の物語構成力は卓越していると感じた。複数の群像を交錯させて"だまし絵"的効果を狙ったという点では「ラッシュライフ」に近く、物語に国家・社会論的要素も盛り込んだという点では「魔王」、「夜の国のクーパー」を想起させる。

「機関車トーマス」をこよなく愛する殺し屋など、登場人物達の造形にも工夫を凝らしているが、所謂"酒鬼薔薇"を連想させる"王子"という中学生が放つ<悪>の臭気が物語の1つの重要な構成要素となっている。殺し屋達の物語の中で、中学生の<悪>がひときわ異彩を放つというのも変な言い方だが、作者は"王子"を主体に社会における<悪>を考察すると共に、<悪>の存在を前提として、それでも人生を生きて行く上での希望を描きたかったのだと思う。特に、終盤それを感じた。こうしたテーマを盛り込みながらも、上述した通り、エンターテインメントとしても優れた本作は作者の近年の代表作と言って良いのではないか。
マリアビートル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:マリアビートル (角川文庫)より
4041009774
No.157:
(4pt)

最後があってこそのマリアビートル

私的にはですが...

とにかく最後の王子の成れの果てが見れた
これに尽きるでしょう

もしもこの王子を救済しようもんなら私はこの小説ベリベリに破いて捨ててました

それほどこのマリアビートルにのめり込んでましたよ

まあ1番人間臭かったのは誰であろうこの王子なんだと思うけどね
人間本能のままで生きてたらこんなもんかも
ただ王子は誰よりも自己陶酔してただけなのかも...

蜜柑と檸檬が残念で仕方ないです
好きだったのに
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4041009774
No.156:
(4pt)

道徳観のかけらもない中学生をどうにかしてほしい!と思う小説

読み始めて、道徳観のかけらもない王子という中学生が出てきて、もの凄い嫌悪感に襲われました。何かオーデュポンの祈りに出てきた警察官を思い出してしまいました。

その中学生は、大人達に「なぜ、人を殺してはいけないの?」と問いかけ、大人達を困らせ、その答えを見て、その大人達を評価する。人の命を何とも思わない中学生が、新幹線の中にいる殺し屋達と互角というより、優位に立って話を進めていく内容に、早くどうにかしてくれ!と思いつつ、ついつい読み進めてしまいました。

しかし、最後の方で塾講師と名乗る登場人物が、なぜ人を殺してはいけないのか、を論理だって、しかも人の感情も理由に挙げながら、王子に説明するシーンは、スカッとしました。

とにかく、王子に嫌悪感を抱きつつ、伊坂幸太郎独特のコミカルな感じも残しつつ、何か哲学的な気付きも得ながら、最初から最後まで楽しく読ませて頂きました。
私の中では、伊坂幸太郎の作品の中では1番面白かった気がします。
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No.155:
(5pt)

最高のエンターテイメント

グラスホッパーのその後の話となるマリアビートル、色々な殺し屋たちが東京から仙台へ向かう東北新幹線の中で繰り広げるワンダーランド。
息子の復習に燃える元殺し屋の木村、獅子のような頭でトーマスが好きな檸檬と冷静な判断力と昔の人の話を引用して話す蜜柑、この檸檬と蜜柑の2人組の殺し屋、さらには瞬間的に状況を把握して瞬時に行動ができる気弱で不幸な凄腕の殺し屋の七尾、最強最悪に下衆な思考を持ち悪魔のような事をする中学生の王子、などなど、本当にそれぞれのキャラクターが個性豊かで魅力的です!!王子だけは本当に最低でしたが、個人的に檸檬と蜜柑の二人組みがけっこう好きでした檸檬のトーマスのくだりがよくて、ディーゼルは信用するな、ってところがかなり良かったです!

まぁ、一言で言うとめちゃめちゃ面白いです!でてくる殺し屋たちのキャラにストーリー全体の疾走感、ラストのどんでん返し、どれをとっても伊坂幸太郎ファンにはたまらないものになっています!ラストは夜中に夢中で読んでいました(*^^*)
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4041009774
No.154:
(5pt)

一気に読んじゃいました

いろんな登場人物が個性的でまた巧妙に絡み合うストーリー展開にどんどんページが進んでいきました
映画になったら中学生の役は神木隆之介君で
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4041009774
No.153:
(5pt)

まさしく伊坂幸太郎

ここ何作かは作風が変わって読みにくいところもありましたが、
久し振りの伊坂幸太郎らしい作品でした。
複数の語り手で物語が進んでいくところや登場人物たちのウィットな会話など
昔からの作品が好きな人にはたまらりません。
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4041009774
No.152:
(4pt)

最後は、一気に読めます

グラスホッパーの続編。始めのうちは、何が起こっているのかよくわからないが、後半、どんどん不明点が1本につながっていくのがとても面白い。最後は、一気に読めます。
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No.151:
(5pt)

グラスホッパーファンなら読むべき

高校生のとき(4年前ですが…)伊坂作品に出会い、その中でも特にグラスホッパーに衝撃を受けました。
そして今回のマリアビートル。文句無しです。

途中、ここからどう転んでも私が納得のいく結末にはならないんでは…と思いましたが、お見事です。

個人的に檸檬が凄く好きなので、また別の作品で登場しないかなぁ…なんて思っています。

大好きな作品になりました。伊坂作品の今後にも期待!
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4041009774
No.150:
(5pt)

レモンとミカンのオチには大笑い

たった2時間半の新幹線の車中での出来事を描いた600ページ近い本です。
主人公不在でたくさんの脇役が登場するという著者のいつものパターンで期待通りに話が進行していきます。はらはら、どきどきとしながらも見事などんでん返しで納得の傑作です。ラストのレモンとミカンのオチには大笑いしてしまいました。
でもたくさんの人が亡くなってしまうストーリーでもありますが。
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No.149:
(5pt)

面白い

かなり面白いです、読みだしたら止まりませんね。あっという間に読んでしまいまた。
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No.148:
(5pt)

さすが井坂幸太郎

登場人物が、檸檬、蜜柑、天道虫、ファンタジーかはたまたメルヘンか。   孫思いのおじいちゃんおばあちゃんと、たよりないけど必死で子供を守ろうとするお父さんと、これは本当に心温まる、ウィットの利いた井坂ワールドです。もうちょっと後日談ってのがあったらうれしかったな。
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4041009774
No.147:
(4pt)

個人的には、檸檬が一番好き

もう終わり、って終わり方。
面白かったけど、最後が、、、
ってこれがイサカスタイルだった。言いたい事は既に言ったのさ、終わり方はどっちでも良いよ、ってゆう。
とにかく王子にイライラさせられる。映画化するかも
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4041009774
No.146:
(4pt)

グラスホッパー好きならば面白い

グラスホッパーの続編という内容です。

塾教師の「鈴木」、押し屋の「槿(あさがお)」
「スズメバチ」ポルノショップの「桃」など
グラスホッパーでの人物が登場します。

文中人物の会話の中にも「蝉」や「鯨」
「寺原」などが出てきます。

特に「蝉」と「鯨」は名前が出てきただけで
うれしいような懐かしいような気分にさせら
れるのが不思議です。

前作グラスホッパーの殺し屋である「蝉」「鯨」
には“自分が今ここに存在することの意義”の
ような人生感、真実の追究みたいなものがあって
登場人物としての濃さが十分堪能できましたけど
今作の殺し屋はより軽い感じがしました。

各殺し屋の死に方も結構あっけないです。

皆さんお書きの憎たらしい中学生「王子」に
ついては、どういう末路が待っているかと楽しみ
ながら読めました。

ちなみにジャック・クリスピンがいつ出てくるか
待ってたんですけどね。

そんな勝手気ままな想像しながら喜んで読めちゃう
作品でした。
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4041009774
No.145:
(5pt)

本当に面白かったです

グラスホッパーの存在を知らずにいきなりこのマリアビートルに食いついてしまいました。
本屋さんで面白そうな小説を物色していたところ、「伊坂幸太郎」の名前が目に入り、手にとって触りを読んだところ、これは面白そうだと思って購入に至りましたが、本当に面白くて、分厚い文庫本だったけどすぐに読み終わってしまいました。
登場する殺し屋のかっこよさと、キャラクター設定が絶品。
展開が面白いのはもちろんのこと、ミステリー小説で声を出して笑ってしまったのは初めてです。
あ〜、満足満足。
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4041009774
No.144:
(3pt)

一癖も二癖もある奴らを載せたある列車の物語

グラスホッパーの続編にあたるという情報は知っていましたが、そちらの方は未読です。
それを踏まえての感想ですが、何卒ご了承下さい。

物騒な人を載せた暴走列車というとどこかバッカーノを彷彿とさせますが、
私個人の印象として、この小説の一番の魅力はやはり伊坂氏によるキャラクター達だと思います。
いい意味でキャラだけで話が成り立っていると言っても良い。
ストーリで読み進める話と、キャラ達を追って読み進める話とありますがこの小説は間違いなく後者の要素が強いですね。

「キャラクタがしっかりと定まると、後は勝手に彼らがストーリを進めていく」
というのはよく小説家さんが口にする言葉ですがまさにそれを体現したのがこの物語だと感じます。

最後まで退屈せず読みましたが、ストーリーや個々のキャラ達の行動心理の整合性、そういうものは正直☆3つです。

皆様散々仰られてますがもう王子の憎たらしいこと憎たらしいこと。
でもそれは、伊坂氏が狙って書いたことでしょうから良いのです。
しかし、ここまで悪意の塊みたいなキャラを書いたわりには「狂気じみた天才」を決定づける描写が弱い気がしました。
設定上紛れも無く彼は狂気じみていて天才なのでしょうが、なんというか、なんでしょう、
どうも厨二をこじらせたしょっぱい悪役程度としか思えませんでした(実際中学生だからそんなものかもしれませんが)
作中何度も何度も繰り返される「相手の心理を逆手にとって追い込む重要さ」「無邪気な優等生的自分を演じる」の説明や描写には
正直食傷気味にすらなりました。言葉だけで繰り返されてもあまり説得力にかけるものです。
まだ七尾の不幸っぷり連発の方が読んでて笑いがある分だけマシです。

と散々言ってしまいましたが、全体で見れば魅力的なキャラの方が多いし、
個人的に終盤の「果物」二人のエピソードは前述した不満要素を全て吹き飛ばすくらい良く
このためだけに本書を読んでも良いと思ってしまったほどなので、伊坂さん、お見事です。

散々人は死ぬ、道徳とはかけ離れている、だけど読後暗くはなりません。
そこは、安心して読んでも良いでしょう。
マリアビートル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:マリアビートル (角川文庫)より
4041009774
No.143:
(4pt)

流れる感覚

作者の持ち味である流れるようなスピード感あふれる展開が楽しめる
欲をいうならば最後の落ち着き方少し気になる
ゴールデンスランバーのような爽快感は無い
マリアビートルAmazon書評・レビュー:マリアビートルより
4048741055
No.142:
(4pt)

天道虫

展開が読めず、話のスピード感もあり引き込められ、一気に読んでしまった。『グラスホッパー』と合わせて読むといいかも。
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4041009774
No.141:
(4pt)

いびつなクズたちの宴

素直には感情を移入できない、そんなクセのあるクズたちが
盛岡へ向かう新幹線という閉ざされた空間の中で
請け負った仕事の完遂と自分の命をかけた宴を繰り広げます。
次々と繰り出される場面変換が息をもつかせないテンポを作り出しています。
読後感がいいとは言えないですがピカレスク小説としては面白いです。
それにしてもこの「王子」の人物造型はたまらんですね。
こういうガキがいるんではないかと思えるリアリティ。
思春期には自分もこの「王子」みたいなことを考えたこともあると感じさせるような
青臭い思考、どす黒い思考のリアリティが秀逸でした。
最後に登場するおじいさんとおばあさん。クールです。
マリアビートル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:マリアビートル (角川文庫)より
4041009774
No.140:
(1pt)

買わなければよかった

本屋でも目だつところに置いてあるし、評判もいいようなので、買ってみましたが、後悔しています。最後まで読むのが苦痛でした。
マリアビートル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:マリアビートル (角川文庫)より
4041009774
No.139:
(3pt)

お暇ならどうぞ

伊坂作品の初読です。意表をつく人物の登場等、新鮮でしたが、このような人物造形がどこまで現実感があるのか、ふと考えてみると、著者の頭の中だけで作り上げたお話だという感想です。漫画の世界を小説化したという印象ですが、それなりに楽しめました。
マリアビートル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:マリアビートル (角川文庫)より
4041009774

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