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屍の命題



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【この小説が収録されている参考書籍】
屍(し)の命題 (ミステリー・リーグ)

屍の命題の評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

兜虫


 山奥の別荘に招待された6人。 雪に閉ざされ脱出不可能の中、一人また一人と殺されていく。 残されたのは殺害方法の異なる6人の死体とある人物の手記。 プロローグに現れる「兜虫の亡霊」の正体とは・・・。

 前々から読みたかった作品、ついに手に入りました。
もう舞台、トリック、設定、全てがはちゃめちゃなミステリを演出するために存在している。 作中の人物が言っているように一年後の記憶に残るのは上手な推理小説より奇想天外な推理小説というのを体現している。 奇想天外がすぎて、もはや読者全員を納得させるような気もない作品。 
 僕もあの道具を見たら、兜虫の亡霊を思い出すことにします。

りーり
9EDFH0HC
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

コテコテの雪の山荘もの

本を開いた最初のページに『読者への挑戦』があります。
目次や本のタイトルよりもまず『読者への挑戦』がある挑発的な構成に驚きました。

そして、『雪の山荘』の定番要素、
吹雪による、クローズド・サークル。連続殺人、雪の足跡問題、手口の違う殺人
などが豊富に盛り込まれているのも好みです。

新しさは見えないかもしれない。
でもそんな定番とも言えるコテコテな本格が好きな自分は中々楽しめました。

が、探偵の魅力や説明具合からなのか、
納得できて楽しめた真相に魅力が残らず、
ラスト失速してしまった印象でした。

とはいえ、やはり真相は凄いの一言。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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