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高く孤独な道を行け



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【この小説が収録されている参考書籍】
高く孤独な道を行け (創元推理文庫)

高く孤独な道を行けの評価: 8.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.50pt

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(8pt)

高く孤独な道を行けの感想

事件は解決したものの、まともな国交もない国に取り残されたニールがどうなったのか気になり、続けて3作目を読みました。さすがにどんな環境にもなじんでしまう彼ですが、3年か・・・そしてやはり解決の道はお金しかないのかと思いましが、いったいどれくらいだのか私も聞いてみたいです。

唐突に迎えにきたグレアムとともに帰国し、自由を満喫する間もなく仕事にかりだされます。
監護権がからむ子どもを取り戻すだけのはずだったのが、その裏には狂信的な人種差別主義者たちの結社があって、非常に困難な状況になっていきます。

今回の舞台はまさに西部劇。グレアム、エドに加えてミルズ一家という心強く温かい家族や一人の女性との出会いがあり、それぞれの人間が個々の思いをかかえながら、結社と対決することになります。
これまでと違いアクション満載で、まさに西部劇での決闘のように物語が進んでいくのですが、またひとつ大人の階段を上っていくニールの成長物語でもあるのではないかと思います。

それにしても、差別主義者というのはどの国にもいるとは思うのですが、銃器の氾濫するアメリカでは本当にこんなことが起こってもおかしくないだろうとさえ思えてしまいます。

たこやき
VQDQXTP1

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