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【三津田信三】
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スラッシャー 廃園の殺人の評価:
6.25/10点 レビュー 4件。 D ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.25pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
スラッシャー 廃園の殺人の感想
著者初読み。作品のジャンルが苦手なホラーでしかもスプラッターなので、なかなかに苦戦いたしました。しかし一番困ったのは、建物の情景が把握出来なくて、どこで何が起こっているのか分かり辛かった事。残酷な殺戮描写は、良く分からない方が読み易かったから、それはそれで(笑)。犯人の正体は色々なミスリードでマスクされていて、候補の人物は限られている割に迷わされました。ミステリーとしての仕掛けは納得かな?、不思議な作品だったけど、まずまず良かった。
B級スプラッタホラー映画の小説版かと思いきや……?
とあるホラー作家が私費をもって作り上げた迷路のような巨大な庭園。最初からあえて荒廃的な雰囲気を持って作られたその”廃墟庭園”は製作者であるホラー作家の失踪により、正真正銘の”廃園”となるが、その後もそこに興味本位で入り込んだものが死体となって発見される事件が起こり、そこには謎の”怪人”が巣食っているなどと不穏な噂が流れるようになった……その”廃園”をこれ以上ないホラー作品の撮影舞台とし、乗り込んだ映画会社のスタッフ一同は、”廃園”へと足を踏み入れるが、そこに出現した怪人物の手にかかり、一人、また一人と惨殺されていく……そんなありふれたスプラッタB級ホラー映画のような内容を小説化したかのような作品ですが、そこは本格ミステリ作家でもある三津田氏の作品だけあり、それだけで終わらず、真相はしっかり本格ミステリしている作品です。綾辻氏の『殺人鬼』と同系等の作品と言えるかもしれません。人物の殺戮描写が入念でグロいですが、それはまぁあらゆる面で事前に予想できる作品なので、苦手な人は最初から避けるべきで、読んでから文句を言うようなものではないでしょう。三津田氏の作品はもはや衒学趣味とすら言えない、作者の好きなホラー映画の知識の羅列に辟易されることが多く、この作品もその例に漏れないのですが、まぁこの話の場合、内容が内容なので許容範囲でしょうか。総括するとB級ホラーにB級ミステリが組み合わさった作品という感想で、特別優れた作品とは思いませんが、単純に娯楽作品としてはそこそこ面白く、真相もひとひねりしてあって良かったと感じました。 ▼以下、ネタバレ感想
これぞ、三津田版スプラッターホラー映画!綾辻さんの「殺人鬼」も殺人描写がグロかったけど、こちらも負けず劣らずのグロさでした(笑)特に中盤あたりの男の殺され方なんて、同じ男にとっては「あんな殺され方はやだな」と思うほど痛いものでした(笑)ちなみにトリックは見破れこそしませんでしたが、このホラー映画小説に相応しいネタでしたね!スピード感のある小説なので、ホラー映画を一本観る感覚で一気に読めたのも良し!
残酷なシーンの描画が苦手な人は×。だけど・・・
ホラーやスプラッターのコテコテの要素を取り入れたわかりやすいミステリだと思う。残酷なシーンは平気。だけどミステリは初心者。そんな方へ薦め。 ▼以下、ネタバレ感想
著者初読み。作品のジャンルが苦手なホラーでしかもスプラッターなので、なかなかに苦戦いたしました。しかし一番困ったのは、建物の情景が把握出来なくて、どこで何が起こっているのか分かり辛かった事。残酷な殺戮描写は、良く分からない方が読み易かったから、それはそれで(笑)。犯人の正体は色々なミスリードでマスクされていて、候補の人物は限られている割に迷わされました。ミステリーとしての仕掛けは納得かな?、不思議な作品だったけど、まずまず良かった。