■スポンサードリンク


冬期限定ボンボンショコラ事件



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫)

冬期限定ボンボンショコラ事件の評価: 6.00/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

小鳩常悟朗と小佐内ゆきの出会い

読了しました。
さてさて、久しぶりに感想を書きたくなりました。
春季限定いちごタルト事件から夏季、秋季、冬季と1年周ってきたのですが、物語内では3年間を経過していて、話の中核に存在する小鳩常悟朗と小佐内ゆきは、高校3年生の冬を過ごしています。
いつものように常悟朗の視点で進行してゆく物語には、中学3年生だった頃の回想が頻繁に組み込まれます。なかにはメインキャストのふたりの出会いなども含まれますから、ファンにはたまりません。
物語ラストの中三からシリーズ冒頭の高一に繋がるの円環はとても綺麗だと思いました。
あまりネタバレをしてはいけませんので、読了後の感想を……。
春夏秋、終始、犯人の上を行っていたキツネ的知能と手のひらで転がすほどのオオカミとのあいだには、まだ何らかのエピソードが、あると睨んでおります。まるでメビウスの輪です。オオカミに「小市民」だと言わしめた幼きキツネさんには、小市民を目指す動機がないように思えます。
どうなんですか、米澤先生。
小市民シリーズは終わりませんよね。


82QYAGNC

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!