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ずうのめ人形



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【この小説が収録されている参考書籍】
ずうのめ人形
ずうのめ人形 (角川ホラー文庫)

ずうのめ人形の評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

土台あってこそ

作中には『リング』や『残穢』など有名なホラー作品を上げて怪異の説明をするのだが、具体的な作品名を出したことでそれらの作品が与えている印象に少々寄りかかりすぎたような気がする。加えてある人物が『サダコ』と呼ばれるので、尚更でやりすぎだと思う。
時代背景が分かりやすい事や現実に起こっているような感覚を得られるのは良かった。けれど作品名や『サダコ』がなかったとしたら『ずうのめ人形』自体の怖さが文章量としてもインパクトとしても薄い。
上記の点は不満だけれど、原稿を読みながら呪いに蝕まれていく主人公と一緒になって読み進められて、飽きずに一気読みできて面白かった。
孤独こそ一番の呪いを生み出す感情なのかと思った。

まめ
8SLBJC0D

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