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(短編集)

福家警部補の追及



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福家警部補の追及の評価: 4.00/10点 レビュー 1件。 Dランク
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(4pt)

福家警部補の追及の感想

なぜこの書籍を手にしたのだろうか?
かなりライトな小説です。
中高生向きって言ったら、中高生に失礼か(笑)
とにかく軽く流したい方とか、ミステリー初心者にはお手頃でしょう。

いわゆる刑事コロンボ、古畑任三郎シリーズタイプの倒叙ミステリー。
もうガチガチの絵に描いたような倒叙です。捻りも何もない(笑)

読んで分かったこと。福家警部補というのはシリーズもので、全5シリーズ。本作はその4作目。
基本、すべてが短編集です。なお、本作は2編の短編から構成。
刑事コロンボ役は、福家警部補という女性刑事。
「メガネをかけたチョイとおっちょこちょいタイプの女子」という設定で描かれていますが、その実態は、スーパーマン的な運動神経を持つしつこめで有能な刑事ということです。

なお、ミステリー小説としての感想ですが、短編1作目「未完の頂上」。こちらは、Nシステムの言及無しがダメポイント。Nシステムを確認すれば、ナンバーと運転手が撮影されているので、このトリックは成立しない。
2作目「幸福の代償」。犯人を落とすポイント。犯人に冷静さを失わせて失言を待つ。これは、面白く無い。最後まで冷静に証拠を積み上げ落とし込む。これが倒叙の醍醐味。がっかり。

というところがマイナス評価であった。

マッチマッチ
L6YVSIUN

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