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イノセント・デイズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
イノセント・デイズ
イノセント・デイズ (新潮文庫)

イノセント・デイズの評価: 6.20/10点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.20pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

イノセント・デイズの感想

率直に言うと嫌いな本ですね。
もう、出てくる人物達との感性が全く合わない。その為、本書はより一層他人事な気持ちであり傍観して物語を眺めていました。
とすると誰にも感情移入できない為、可哀想とも怒りも起こらずです。日本推理作家協会賞なので何か面白い仕掛けがないかなという期待を求める読書をしていました。それも叶わずでした。

ま、内容が嫌いとはいえ本書の物語はとても読み易かったのが好感。
世の中のニュースで飛び交う事件の数々。人相や雰囲気、凶悪犯罪者のテロップ。読者がやっぱりねと感じさせる加害者の悪い過去の表現たち。凶悪犯罪者は本当に凶悪な犯罪者なのか?そんな外見の印象の裏にある内面や人との関わりの複雑さが描かれていました。

正直な所、他人はあくまで他人で本心なんて分かりません。
本書の物語にしても皆の願いが叶ってハッピーエンド!としても別に良いですし、何も救われないでバッドエンド。。どちらでも捉えられるわけです。
明確的な解答を示すのではなく、物語に触れて読者はどこにどう感じるかお任せですね。好きなキャラクターがいればその視点で幸か不幸か示されるのですが、全員嫌いなタイプな為に勝手にすれば状態でした。
日々垂れ流される事件のニュースの1つに過ぎず、何も記憶に残らず通り過ぎる物語でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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