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アリス殺し



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【この小説が収録されている参考書籍】
アリス殺し (創元クライム・クラブ)
アリス殺し (創元推理文庫)

アリス殺しの評価: 6.00/10点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
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アリス殺しの感想

結果、面白かったし読んで良かった。
現実世界と不思議の国世界を行き来して殺人事件を解決しようとするないようだが、序盤は不思議の国のキャラクターがバカばっかりで会話にイライラ、ストレスが溜まること請け合い…
でも我慢して読み進めると設定に引き込まれるし、展開してくストーリーも面白く、ストレスはなくなっていました。
よくこんなストーリー考え出したよなあと感心しました!
このシリーズの他の作品も読もうと決めたよ。


▼以下、ネタバレ感想

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しん
WCNZKBHI
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

発想に脱帽

現実の世界と不思議の国の世界を行き来しながら、殺人事件を解決するというストーリー。不思議の国の登場人物は、現実の世界の人とパラレルの関係にあるアーヴァタールとして登場。不思議の国の誰が、現実の世界では誰に当たるか他人にはわからないし、不思議の国で死ねば、現実の世界で本人も死ぬという関係性が、ストーリーをすごく面白くしています。この発想と試みは読む価値あり!と思いました。残念だったのは、不思議の国の世界の登場人物のイメージが掴みにくかったところ。このストーリーの発想力に脱帽です。

タッキー
KURC2DIQ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ナンセンス文学×ミステリー

私は不思議の国のアリスについての予備知識が全くなかったので、wikiとディズニーの映画で予習して読みました。やはり、アリスの知識がある程度あった方が楽しめると思いますね。この小説を読んだことで、普段ミステリーばかり読んでる私には馴染みのない、シュルレアリスムやナンセンス文学の一端に触れることができて、新鮮な体験でした。

ミステリとしての構成もこの世界観ならではでした。でも、ちゃんと本格してるんですよね。個人的には、いわゆる変格ミステリーとかではなく、むしろミステリーの質としては本格ど真ん中って感じ。改めて本格ミステリーの守備範囲の広さを認識させられました。
本格ミステリーの定番を読んだことがある方は、チャレンジしても面白いと思います。逆に本格ミステリーが合わない人には、この作品の奥深さというか、価値は感じにくいかもしれないです。

あと、序盤の探偵と助手が出会うシーンは鳥肌ものでした。このシーンの見せ方はかなり評価高いです。

natemuy
54NXCN70
No.2:
(8pt)

アリス殺しの感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.1:7人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

アリス殺しの感想

初めて読む人です。コバヤシタイゾウと思っていたらコバヤシヤスミだそうです。ビックリ。
この本は賛否が分かれる本だろうと思います。と云うよりも最後までガマンして読んでくれる人がどれほどいるか、そこで意見が分かれるでしょう。ほぼ、会話のみで物語が進行します。その会話も少しくどくてイライラします。でも私の場合ガマンして最後まで読みました。そこで気がつきます。しつこい会話も作者のワナです。伏線を悟られないようにしている策略でした。結果まんまと騙されました。異世界とこの世界で起きる殺人。人物はどうやらリンクしている模様です。特殊な世界観を設定していますが中味は本格ミステリのガジェットを使ったもので、会話のみで進む内容もその世界観に合わせたものです。中盤で「犯人しか知らない事実をペラペラ喋った人物がいる」と云うものがいますが、何のことかまるで分りませんでした。すっかりやられました。私的にはこのスタイルはアリと思います。最後まで読めばこの本の面白さが解ります。

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ニコラス刑事
25MT9OHA

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