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アリス殺し



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【この小説が収録されている参考書籍】
アリス殺し (創元クライム・クラブ)
アリス殺し (創元推理文庫)

アリス殺しの評価: 6.00/10点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

いやぁ変態だわ


 毎晩見る夢の舞台は「不思議の国のアリス」。 不思議の国で卵が割れれば現実世界で玉子が転落死した。 どうやら夢の世界を利用して殺人を行っている輩がいるらしい、、、。 容疑者となったアリス、狂った登場人物、女王の一存で白でも黒でも赤にも変わる世界で犯人を見つけられるのか、超変革ファンタジーミステリ。

 

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

アリス殺しの感想

タイトルや表紙の絵柄通り『不思議の国のアリス』をモチーフにしたミステリ。

アリスの世界観が活きていて、会話が噛み合わない独特の雰囲気が健在。
登場キャラクター達の会話の可笑しさにクスっときました。

夢の世界では不思議の国のアリスに登場するキャラクターになっており、その夢は登場人物達と共有されます。
夢と現実世界はリンクしていて、どちらかの世界で殺されると、本当に死んでしまいます。
※最初の事件は夢の世界でハンプティ・ダンプティが塀から落とされ死亡。ハンプティ・ダンプティになった夢を見ていた人が現実世界で死亡する。

本書は、夢or現実で事件を起こしている犯人は誰なのか?
と言う、謎から始まる特殊なミステリです。

現実世界と仮想世界がリンクする物語の定番要素である、誰がどのキャラクターなのか?の割り当てを感じながら読書をしようと思いましたが、会話主体の構成の中、不思議の国のアリスの世界観での噛み合わない会話に混乱してしまい、あまり事件は意識せず世界観に浸る感じで読みました。
最後の展開は好みが分かれる所だと思いますが、アリスの世界観と著者らしさを十分に感じる作品であると思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

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