そしてマットも意外な形で真犯人の襲撃に遭う。ホテルの部屋に戻るとそこにバーボン、メーカーズマークの瓶とグラスが置かれ、さらにベッドのマットと枕に同じバーボンがぶち撒かれ、部屋中一帯にアルコールの臭いが充満していたのだ。 禁酒1年目を迎えようとする直前でマットはまたもアル中になるのかと恐怖に慄く。禁酒中のアル中を殺すのに刃物も銃もいらないのだ。ただそこに強い誘惑を放つアルコールがあればいいのだ。 本書の原題である“A Drop Of The Hard Stuff(強い酒の一滴)”だけでも十分なのだ。
年をとったスカダーも魅力的ではあります。
昔話を聞いているというよりも、若かりし頃のスカダーがすぐ目の前にいるような気がして(ここが作者の腕なんでしょうが)
話自体が生き生きとしていて、「今」の話を聞いているようでもありました。
スカダーの魅力は何といっても相手との会話です。
エレインの話題がほんのちょっとだけ出てきましたが、片方のジャンもなかなか妖艶でした。
私が読み落としたのか、どうかはまだハッキリと調べていませんが、若い男の子の話題がなかったような・・・。tjです。
もう一度駆け足で探してみようと思っています。