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狂う(彼女はもういない)



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【この小説が収録されている参考書籍】
彼女はもういない
狂う (幻冬舎文庫)

狂う(彼女はもういない)の評価: 7.00/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

狂う(彼女はもういない)の感想

何故、改題したのでしょう。読後に「彼女はもういない」の方が意味深くてしっくりすると感じました。
西澤保彦氏の重層的な心理描写に脱帽です。気づく気づかないに関わらず、人は心中に自らも認めたくないような邪悪なる目的が生じると、それを都合の良い目的とすり替えてしまい、他人のみならず自分自身すら騙そうとするのですね。深層に潜む真の目的を探りだし白日のもとに曝して実現化する…「狂」への誘いです。
この「狂う」別な意味もあるかもしれません。いつのまにか目的が狂ってしまうという。
特に女性読者には受け入れがたい描写がありますが、その不快感を差し引いても、読んでいただたきたい作品かと思います。

はつえ
L7BVQMDY

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