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ユリゴコロ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ユリゴコロ
ユリゴコロ (双葉文庫)

ユリゴコロの評価: 7.67/10点 レビュー 12件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(9pt)

ユリゴコロの感想

読み始めて感じるこのおどろおどろしさ。
サイコな雰囲気。貴志氏の「黒い家」に通ずるような気配。
期待できそう。
得体の知れないタイトルもなかなか乙である。

しかし、当方ここで大きな失敗を犯す。
1/4ほど読み進めた段階で、ふと、文庫本の裏に書かれた紹介文を読んでしまった。
この小説、絶対に初期情報なしで読むべきです。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ユリゴコロの感想

序盤はあまりにもサイコパスな内容でどうしようかと思いましたが、中盤からラストへの感動的な展開に驚きました
読後感が良いのでグロテスクな表現のある小説の中では人にオススメしやすいのではないかと思います
面白かった

最終列車
KU3TJU3C
No.2:
(10pt)

すなおに面白かった

内容的には好き嫌い別れると思います。
ミステリー好きの自分は不思議な展開にどんどん引き込まれていき、あっという間に読み切りました。
なのでミステリー好きな方には楽しめると思います。
最後の展開にはやられました。

うるとら
KSRSW2E4
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ユリゴコロの感想

怖いです。あらゆる意味で怖いです。しかし、最後のページを読み終えて涙がジワッとなってこぼれ落ちそうになりました。美紗子と父の旅に出る別れのシーンにはそれまでの様々な事柄がすべて消え去るような、そんな気になる良いラストでした。まるでホラー小説のような内容と展開にページをめくる手が止まりませんでしたが、母の意外な正体というオチも相まってきわどい話しから一転して家族の愛を綴る内容に変化する魔法のような物語とは・・・。主婦、僧侶、会社経営から2004年、50代になってから作家デビューとは沼田まほかる氏とはどの様な人物なのか・・・。しかし、この「ユリゴコロ」にはやられた。まったく脱帽です。私自身はこういった作品にはガツンとくるんです。好みの問題でしょうけど・・・。
偶然見つけた謎めいた手記。その恐ろしい内容。異常な心と行ない。誰が書いたものなのか・・・。母かそれとも父か・・・。亮介の心は乱れ疑心暗鬼に陥り記憶の一部とも合致する部分があり手記を読む手が止まらなくなる・・・。未読の方にはここまでの前知識にとどめて読んでいただきたい。おススメです。

ニコラス刑事
25MT9OHA

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