墓場から甦った復讐鬼・醗酵人間とは何者か?!醗酵人間・九里魔五郎が巻き起こす奇想天外な怪事件!

先祖秘伝の忍法書を受け継いだ安サラリーマン伊賀大馬の身に降りかかる珍騒動の数々!風刺と諧謔に満ちた風太郎忍法帖の現代篇、著者の個人短篇集に未収録の現代もの9篇も同時収録。

刀剣研究家としても知られる著者が刀を題材に描いた怪奇ミステリを集大成!菅原文太主演のカルト映画「九十九本目の生娘」の原作小説に長篇『餓鬼の館』と単行本未収録作7篇を加えた決定版!

白堊館の建つ岬と、その下に広がる藍碧の海。

本格ミステリの巨匠・鮎川哲也が復刊を熱望していた幻の純粋探偵小説 「十二人の抹殺者」が五十三年ぶりに復活! ふたつの屋敷で次々と起こ る連続殺人事件に挑む名探偵・江良利久一の推理。

戦後を代表する名作「奇蹟のボレロ」に「緑亭の首吊男」「Yの悲劇」ほか5編、終戦直後の混乱した世相を背景に重厚な推理を展開、強烈な個性で本格新時代の到来を告げた加賀美シリーズ全短編を収録。

私立探偵の葉山俊二は、青江糸子という若い女性から失踪した内縁の夫、花紋鶴吉の捜索を依頼される。

電気風呂が売りの銭湯で起きた殺人の謎を描く、デビュー作の本格ミステリ「電気風呂の怪死事件」。

幻のミステリ作品群に再び光を当てるべく発刊され、ミステリーファンの皆様にご好評を頂いている「ミステリ珍本シリーズ」。

体調が思わしくない、気力も湧かない。

架空の都市雁立市に住む風変わりな男―名は小城江保、人呼んで氷柱―が、ある日遭遇した少女の轢き逃げ事件を契機に、自身が途惑うほどの情熱に衝き動かされて犯罪行為に手を染めていく過程を描く曠古のクライム・ストーリー『氷柱』と、入院中の元刑事「おやじさん」が見舞に

軽井沢の豪奢な別荘「白樺荘」に、莫大な遺産を相続することになった四人の男女が集まった。

数学の教授だったアレックは六十、年の離れた妻リタと村はずれで平穏に暮らしていたが、バリーという若造の出現で状況は一変する。

一月四日の夕刻、ジェームズ・アンズウェルは結婚の許しを乞うため恋人メアリの父親エイヴォリー・ヒュームを訪ね、書斎に通された。

父にかけられた革命資金横領の汚名を晴らそうと、真相を探る主人公。次々と起こる奇妙な事件、そして殺人。

科学知識を駆使したミステリを描いた、日本SFの先駆者・海野十三。

女性ばかり四人の死体が京都市内の長屋で発見された。

神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。

圧倒的な筆力で怪異の世界を描き続けた直木賞作家の真骨頂!幻の少女向けホラー「双面の舞姫」他4篇を併録!

戦後推理小説文壇の巨匠、鮎川哲也の知られざる作品がよみがえる! 未完の遺稿「白樺荘事件」、ファン待望の単行本初収録。

テーマは「名探偵」。新本格ミステリブームを牽引したレジェンド作家による書き下ろしミステリ競演。

山田風太郎と高木彬光。

極悪非道な強腰で成り上がった実業家鯉淵丈夫は、過去買ってきた恨みつらみも数知れず。

明治・大正・昭和と代々の当主が失踪を遂げる京都伏見の造り酒屋に潜む悪意の罠! 狐の祟りとされる伝説に隠された真相とは? 鮎川哲也『黒いトランク』と13番目の椅子を争った幻の本格ミステリが、ついに復活します!

収録予定作品 世界神秘郷(孤島の瞳人、明笛魔曲、氷人創世記、太古の血、天童殺シ痛恨記、野獣園秘事、メデイア媛の触手、夢のアトガキ)、南方夢幻郷(蕃女の涙石、浦島になった男、怪船「人魚号」、神聖植物、聖パウロの冥婚)、交霊鬼懺悔、滝夜叉憑

女子高生の純粋な同性愛を阻む悪意、そして殺人事件。

元禄初期の長崎出島。

幻のミステリ作品群に再び光を当てるべく発刊され、ファンの皆様にご好評を頂いている「ミステリ珍本全集」、シリーズ第10弾となる本書では、昭和30~50年代にSF、ミステリ、時代小説の各分野で活躍した宮崎惇氏の幻の作品群を集大成。

ヨークヴィル大学構内でフォイル次長警視正が拾った紙片には“殺人計画"が書かれていた。決行は今夜八時。

暗号法に取り組んでいた伯父の死をきっかけに、ヒロインの周囲で不可解な出来事が次々と起こる。マクロイ円熟期の暗号ミステリ。

ゆすりたかりに押し込み、殺しで、獄門となるはずだった囚人・音次。が、市中引廻しの最中に、なぜか縄が解けて脱走する。

第二次大戦初期、エドワーディック号は英国の某港へ軍需品を輸送すべくニューヨークの埠頭に碇泊していた。

信玄の跡を継いだ武田勝頼は焦っていた。重臣たちに、父と比較され、軽んじられていることに腹を立てていた。

唐後期、特異な建築「方壺園」で起きた漢詩の盗作をめぐる密室殺人の他、乱歩賞・直木賞・推理作家協会賞を受賞したミステリの名手による傑作集。

大胆な仕掛けと叙情あふれる筆致を融合させ、ふたつとない作家性を確立した連城三紀彦。

人気俳優マークはある日、義理の息子の劇作家ケニーが書いた不条理劇の題名を知り動揺する。

秋の夕方、小さな村をドライブしていたジェリーは、一人の若い娘に出会った。

自己破壊衝動に駆られる危うい精神状態の男の物語「落ちる」、万年平行員のささやかな逆襲「ある脅迫」、完全犯罪かと思われた事件の皮肉な露顕「笑う男」―第四十回直木賞を受けた三編のほか、囚われの身となった老人の視点でユーモラスに描く「私は死んでいる」や、青少年期

黒死館の当主降矢木算哲博士の自殺後、屋敷住人を血腥い連続殺人事件が襲う。

幻の戦後本格派、初集成。不可能興味と伝奇ロマン。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。

殺人現場に残された西郷隆盛の引き裂かれた肖像画は、死体の顔と酷似していた。

夜更けの街を走る二輪馬車のなかで、身元不明の紳士が殺害された！　事件は予想をこえたドラマティックな展開を見せる…… 19世紀ミステリー界最大のベストセラー。

戦国の遺風いまだ消えず、巷に浪人があふれていた明暦年間―女遊びがこうじて扶持を失った伊吹進二郎は、ふとしたことから、芝居小屋瓢座を根城とする群盗の仲間に入ることになった。

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。

江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』刊行から五十余年。創元推理文庫が21世紀の世に問う、新たなる一大アンソロジー。

神宮外苑に放置された盗難車両から、青年の変死体が…その婚約者が大量の血痕を残し謎の失踪…連続殺人?の容疑者には大阪駅にいたという鉄壁のアリバイが…。

探偵・推理小説の書籍や雑誌を収集保存し、一般読者や研究者が自由に利用できるユニークな図書館、ミステリー文学資料館。

これは悪夢か現実か。独自の美意識に貫かれた淫靡かつ幻想的な世界を築いた異色の作家。