舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。

特別な能力で大衆を煽動する殺人犯・ホムラvs. “猟犬”の異名をもつ元捜査一課刑事 「あの、私も妹も、交通課から来ました」。

横濱で知らぬ者なき富豪一族、檜垣澤家。当主の妾だった母を亡くし、高木かな子はこの家に引き取られる。

「私が犯人です！」「俺が犯人だ！」、全員犯人です！ 社長室で社長が殺された。

人間の身体と記憶を乗っ取る人工生命体〈蛇〉は、“衣裳替え”を繰り返し悠久の時を生きてきた。

犯罪計画書と化した解答編のない推理小説=未完図書が引き起こす密室殺人の謎に、謎の少女&ミステリ好きの少年が挑む学園ミステリ!

東京地方裁判所、104号法廷。

民俗学のフィードワークの手法を用いて、取材を元に怪談を執筆してる呻木叶子が遭遇する四つの事件。

時代の濁流が兄弟の運命を翻弄する。

巨大な鍾乳洞内部につくられた、白い直方体の建物が並ぶ奇妙な集落・八つ箱村。

女性私立探偵・劉雅弦の元へやってきた女学生・葛令儀。彼女は劉に、友人の岑樹萱を見つけてほしいと依頼する。

孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。

ベストセラー作家・森林麻美がブログで自死をほのめかし「私の死体を探してください」という文章を残して消息を絶つ。

ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母の住む村に招かれた。

神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。

なにもできない二人が、 逃げ、考え、罠にかける! 頭脳戦の楽しみに満ちた爽快な復讐譚! 黒羽烏由宇は、ビルから墜落し死につつあった。

人の心は分かりませんが、 それは虫ですね――。

横溝賞受賞第一作。「人を消す物語」の正体は。

私は探している、「人を殺せる」怪談を。

事件の鍵は犯人が残した「死蝋」。

「永遠の命はほしい？」 巨大な版図を誇るラーマ国。

「私の目を、最後まで見つめていて」 そう告げた『道連れの魔女』リリィがヒースクリフの瞳を見ながら絶命すると、二人は1日前に戻っていた。

新しい戦前? 否、死者の声は響き続けてきた―― ある殺人事件を機に巻き起こる、国家機密の「K文書」を巡る謎……。

弁護士・村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見亮介の身元引受人となり、釈放後に二人は暮らし始める。

古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれ、一緒にいた盛岡颯一を喪った日羽光は、 彼を見捨てた医療従事者らしき二人の男を探す。

「神に愛された天才」vs「人に愛された中年の星」 知られざる将棋のタイトル戦を舞台に繰り広げられる、感動の人間ドラマ。

分からんのか? つまり、犬神家状態ってわけだよ。

彼女は逃げ切れなかった――不思議な双子と元刑事が、すべての真相を見抜くから。

文化人類学の学徒たちが“地図にない島”で遭遇する! 異様な世界(クローズド・サークル)、異常な殺戮(ジェノサイド)、異形な真実(アルゴリズム)! 帝旺大学人文学部文化人類学科の最強頭脳集団・桐村研が現地調査に赴いたのは、国家に隠匿された地図にない島ーー鳥

日向由衣は裁判官に任官して三年目。念願がかなって志波地方裁判所の刑事部に配属された。

中禅寺洲齋、幽霊騒動に挑む。歌舞伎舞台のために書き下ろされた長編小説! 時は江戸。

孤島の学校で連続殺人!?　一気読み必至の衝撃作！ 資産家・猫屋敷米蔵は「罪を犯したコドモに平等な高等教育を」という理念の下、“学校”を設立。

臼原市で死体遺棄事件が起きた。女性の遺体は強姦の跡があり身体の一部は切り取られている。

地球から約30万km、超極限状態でのサバイバル・ミステリ! 新世紀の月開発プロジェクト「アルテミス5」。

「変な怪談を聞きに行きませんか？」会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントで、とある怪談を聞いた日を境に高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。

通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が蘇るーそんな言い伝えが残る朽無村の名士・古柳哲郎氏が亡くなった。

高校の図書委員ふたりのもとに訪れた上級生。

”最恐”&”最強”、ここに大集結! 究極の作家陣、全編最新作。

最初の1行は全員一緒。 1編6ページ、24種の「最後の仕事」。

クラスメイト襲撃事件を捜査する小学校の名探偵。 滅亡に瀕した人類に命運を託された〝怪物”。

鬼才ルメートル、最後のミステリー。

妻との離婚以来５年ぶりに会った愛娘とともに、テーマパーク・ドリームランドを訪れた元刑事の仲山。

ーー決して解かれえぬ謎と共に炎に包まれ、この世から消え去った「大樹館」。

秋田県御荷守村に伝わる、超人的な力を持つ「鬼神さま」の正体とは!? 大正、昭和、令和――三世代の謎が絡み合う伝奇ミステリ。

かつて、名探偵の時代があった。

超常現象渦巻く悪魔崇拝の館で幕を明ける、霊能力者連続殺人事件! 異才・手代木正太郎の筆が暴れる、ゴシックホラー×本格ミステリ! “妖精の淑女”と渾名されるイカサマ霊媒師・グリフィスが招かれたのは、帝国屈指の幽霊屋敷・涜神館。

――人生なんて、しょせんはゲームだ。

取扱注意！ 変な死体×本格ミステリ 作家デビュー30周年記念作品 不謹慎だがガチ本格の死体ミステリ！ 「本格・オブ・ザ・リビングデッド」 夏の山荘で起きた惨劇。

押し花を受け取った著名人が連続で殺される事件が起きた。

学生時代に一度だけ公募型アンソロジーに採用され、ミステリ作家デビューを夢見る小松立人は、学生時代にとある犯罪に手を染めた。

チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見える――。

「神」とまで呼ばれた天才少女はなぜ、自身の手がける舞台の上演中に死んだのか？ 女子生徒だけの演劇学校に入学した結城さやかは、劇作家を目指している。

ぼくたちカニンガム家は曰くつきの一族だ。35年前に父が警官を殺したあの日以来、世間からは白い目で見られている。

高原の保養施設「風神館」に集まった十人の男女。

殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。 復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。

大雪の日、大人気作家の御津島磨朱李が細部までこだわった新邸のお披露目会が行われた。