ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

駆け出しの造園設計士・高桑は大学の卒論で作庭師・溝延兵衛と、彼の代表作となったある庭を取り上げて以来、長年にわたり取り憑かれ続けていた。

蝶が恋しい。蝶のことだけを考えながら生きていきたい。

凶器は１４０字、共犯者（フォロワー）は十数万人。SNS×社会派ミステリ！ ネット界最恐の情報通＜市民調査室＞。

鄙びた港町にある銭湯、みなと湯は地元で暮らす昭和世代にとっての密かな憩いの場だ。

タワーマンションが建ち、人口が急増する街で古くから続く花屋を営む桜子。

明日、会社がなくなる。 最後に残った二億円、俺がもらってもいいはずだ。

認知症になった益恵を、二十年来の友人アイと富士子が最後の旅に連れ出した。それは、益恵の人生の足跡を辿る旅。

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。

中小企業診断士・北川が悩める経営者を導く! ”会社の終活”エンタメ小説 自分が引退しても、我が子のように大切な会社には末永く続いてほしい――経営者の願いも虚しく、中小企業の後継者不足が問題となって久しい。

女子高生、美優は予期しない妊娠をしてしまう。

母親が生活苦から新興宗教に入信し、教団施設で生まれた妹。

臨床心理士になって四年の水沢藍を 訪ねてきた聡美。 診察室に入った彼女は、 何かに憑かれたように話し始める。

事件の鍵は犯人が残した「死蝋」。

その女は愛する男を殺し、陰部を切り取り逃亡した―― 脚本家の吉弥は、少年時代に昭和の猟奇殺人として知られる「阿部定事件」に遭遇。

神奈川県警生活安全課の仲田蛍(なかたほたる)は、中学時代の同級生・来栖楓(くるす・かえで)と思いがけず再会する。

恨むな。憎むな。

地方都市の寂れた町にある葬儀社「芥子実庵」。

日向由衣は裁判官に任官して三年目。念願がかなって志波地方裁判所の刑事部に配属された。

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。

がんで余命半年と宣告されたヤミ金業のマキ子。落ちぶれた取り立て屋の乾。

あなたの「耳が」推理する。「音」が導く真相に驚愕する。

「春に翔ぶ」瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原の秘められた過去。

案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。

スペイン、ガリシア地方の小村。神秘的な岩の建造物ポルタレンの下で、心臓を抉り出された若い娘の死体が発見された。

ハードボイルド界のトップランナー・大沢在昌の人気シリーズ 〈ボディガード・キリ〉最新刊 対象:岡崎紅火(べにか)、女子大学院生。

東京都町田市郊外で身許不明の焼死体が発見された。

その家には、何かある。

ミステリの最前線で活躍するスター作家が各々の趣向を凝らした珠玉の6作を一気読み! 驚きも面白さも絶対保証の豪華アンソロジー。

小さな花屋「フラワーショップ橘」の店主志奈子は、50歳を過ぎて地元の刑事、横山昇司と結婚した。

友人と旅行代理店を経営している四十二歳の鞠子は、十一歳も年下の男と付き合っているが結婚する気はない。

児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。

友安小輪の人生は、二十代半ばを過ぎるまで平穏だった。

東京・赤羽の路上で資産家が殺害された。

わたし、悪くない。ひとりで破滅なんて絶対しない。

一九八五年、上野の職安で出会った葉子と希美。互いに後ろ暗い過去を秘めながら、友情を深めてゆく。

あたしは、世界の本当の姿を知りたい。 1936年、旧弊な日本を抜け出し、仏印ハノイで地理学を学ぶことになった鞠。

謎の骨格標本が発掘されたことを報じる地元紙の小さな記事を見つけた家具職人・豊は、数十年前の小学生時代、仲間数人で山中に骨格標本を埋めたことを思い出す。

新人ナースエイドの桜庭澪は、星嶺大学医学部附属病院の統合外科病棟に配属された。

2008年のデビューから2023年現在までの15年間の軌跡を辿る。温かな言葉で綴られた、笑いと涙あふれるエッセイ集。

憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。

高校一年の夏、ぼくは彼に恋をした。 「ぼく」(羽田海)は、血の繋がらない継母の美佐子さんと二人暮らしをしている。

孤独を愛する人気作家が突然の断筆宣言。担当編集者は作家の住む地方へひとり、向かった。

この人は人生をリノベーションするつもりだ――亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽者だ」といいだす。

問題を起こし家裁に送られてきた少年を一定期間預かる制度ーー補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。

「絶対にお父さんと同じお墓には入りたくない！」四十九日の法要を目前に控え、突然明らかになった姑の遺言。

『ループ・オブ・ザ・コード」の著者が紡ぐ、未体験ゾーン突入の歴史ハードボイルド超大作。

認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの？　青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。

優秀でありすぎるが故に引きこもりとなった18歳の堤隆太の前で、突然手首を切った女性。

上場企業『ザイゼン』の社長財前彰太は、妻の由布子、娘の美華と三人で幸福に暮らしていた。

誰かと生きるって、こんなにも孤独――。 長年連れ添った配偶者が、過去に大罪を犯していたら。

目障りなハエを消していけば、世界は今より美しくなるのだろうか。

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。

かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。

大学の同級生だった麻矢、璃子、友梨香。三人はよく飲みに集まっては夫の愚痴を口にし、日頃の鬱憤を晴らしていた。

ピアノ調律師の一藤麻衣子には、秘密があった。