暗い引力
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岩井圭也の他作品にはあまりない「暗さ」をメインとした短編集。「暗さ」の方向性や展開がそれぞれ異なっており、同一テーマでありながらも様々なテーストを楽しむことができる。個人的には「捏造カンパニー」と「堕ちる」が特に面白く感じた。 | ||||
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短篇集『暗い引力』(岩井圭也著、光文社)に収められている『堕ちる』は、背筋が凍るような作品です。 海外でキュレーターになるという夢を諦め、地方の美術館に転職した学芸員の相原加奈、32歳、独身。彼女は新しい職場で、藤代恒彦という、生涯、一人の女性だけを描き続けた画家の作品に出会い、これは広く世に知られるべき傑作だ、この無名の画家を埋もれたままにしてはいけないという使命感に衝き動かされます。 「加奈の胸は高鳴っていた。夢を諦め、地方美術館の学芸員として一生を終えるはずだった。しかし今、自分は絵画の深奥に触れようとしているのかもしれない。そう考えると、藤代恒彦との出会いは僥倖としか言えない巡り合わせであった。何としても、藤代の制作の真意に迫らねばならない」。 何としても藤代の回顧展を成功させようと奔走する加奈は、遂に、藤代の作品に隠された驚くべき秘密に辿り着きます。 しかし、物語はそこで終わらず、思わぬ展開が待ち構えています。 人間の暗い情念の凄まじさを思い知らされました。 | ||||
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6話あるが、全て違う手法で、世界観も違っていて、構成がしっかりしている感じ クセがないのが、物足りなさを感じる人もいるかもしれない、登場人物の感情の深さをあまり感じられないところが逆にリアルな人間の暗さを表現しているように感じた この先どんなクセがついてくるのか、楽しみな作家さん | ||||
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散々読ませておいて結末を読者に委ねるお話もありました、、 文章は読み難い訳ではないんだけど、結末がどこかで見た感じだったり全編通して意外性に乏しいし、文章全体に漂う悲壮感みたいなものは小池真理子なんかのほうが勝ってるかなと。 | ||||
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