ケンブリッジ大学の貧乏学寮セント・アガサ・カレッジ。

クリスティ愛好家の読書会、捜査に乗り出す 蒸気船での豪華クルーズに参加したブッククラブの一行。

ミステリ好き、クリスティ好きなアリシアとリネットの姉妹が出した読書会メンバー募集の告知に応えてきたのは、古着ショップのオーナー、医師、主婦、図書館司書に博物館勤務員といった面々。

1992年の静かな2月なかばの朝。

売春宿で殺されたサミット関係者の男。テロを警戒する政府はポーに捜査を命じる。

わたしはイングランドのバースにある、初版本協会のキュレーター。

クリスマスを前にやることが山積みのパールは、中傷メッセージ入りのクリスマスカードを受けとったと友人のネイサンに相談される。

オンラインの掲示板に元夫の殺害依頼が投稿された！？　シングルマザーで作家のフィンレイは、子育てに奮闘しつつ原稿の執筆に取り組んでいた。

「われわれの契約は、これで終わりだ」探偵ホーソーンに、彼が主人公のミステリを書くのに耐えかねて、わたし、作家のホロヴィッツはこう告げた。

『丘の屋敷』『ずっとお城で暮らしてる』など数々の名作を遺した鬼才シャーリイ・ジャクスン。

独立記念日を迎え、祝賀ムードのシンフルの湿地で爆発事故が発生。

ジェーンは英国の領主屋敷に滞在していた。

ロンドン警視庁のケイト・リンヴィル刑事は、父の惨殺現場となった生家の処分を決めたが、泊まった宿の娘アメリーが行方不明になる。

戦後ロンドン。

ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官が訪れる。

百貨店の催事で古書展覧会が行なわれるほどの古書ブームが到来した。

ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母の住む村に招かれた。

〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉に新たなメンバー四人が加わった。

新町長シーリア就任のせいで、シンフルの町はいまだ落ち着かない。

大学入学直前のピップに、不審な出来事がいくつも起きていた。無言電話に匿名のメール。

優秀なエンジニア、アリソンが娘とともに姿を消した。

エジプトでの優雅な休暇旅行のはずが、 ホテルの部屋で死体を発見 おまけに容疑者にされてしまい・・・・・・ アガサ賞最優秀デビュー長編賞受賞 若くして寡婦となったジェーンは、叔母の付き添いでエジプトのカイロに建つメナハウス・ホテルに滞在していた。

100年前から行方が知れなかったハガダーが発見された―連絡を受けた古書鑑定家のハンナは、すぐにサラエボに向かった。

海辺のリゾート地ウィスタブルでシーフードレストランを経営するパールは、警察官になるというかつての夢をあきらめきれず副業で探偵をはじめたばかりだ。

イギリスの小さな町に住むピップは、大学受験の勉強と並行して“自由研究で得られる資格(EPQ)"に取り組んでいた。

閑静な住宅街、四階建てフラットの最上階で高齢女性の絞殺死体が発見されたとの報を受け、モーズビー首席警部率いる捜査班は現場に急行した。

戦後ロンドンで結婚相談所を経営するアイリスとグウェン。ある日、初めてアフリカ出身の入会希望者が現れた。

英国のEU離脱で沸く2016年。バッキンガム宮殿の屋内プールで王室家政婦ミセス・ハリスが不慮の死を遂げる。

潜入任務でちょっぴり暴れすぎたせいで、一時潜伏を命じられた凄腕秘密工作員のわたしは、ルイジアナの川辺の町にやってきた。

第二次大戦下のロンドンで、鍵のかかったカメオ付きのブレスレットをつけた女性の遺体が発見された。

かつて刑事ポーによって一人の男が刑務所送りにされた――カリスマシェフとして名声を誇ったジャレド・キートン。

これは伝説的作家の短編の見立て殺人なのか? ――イギリスの中等学校タルガース校の旧館は、かつてヴィクトリア朝時代の作家ホランドの邸宅だった。

故郷の雪山に帰ってきたエリーは、姉と看板猫とともにミステリ好きの集う書店、ブック・シャレーを切り盛りしていた。

第二次世界大戦下のロンドン。金庫破りのエリーは陸軍のラムゼイ少佐に捕まってしまう。

売れない作家、フィンレイの朝は爆発状態だ。大騒ぎする子どもたち、請求書の山、撒き散らされたコーヒーの粉。

英国カンブリア州に点在するストーンサークルで次々と焼死体が発見された。

2011年末、マンチェスター大学の学生寮から、一人の女子学生が姿を消した。彼女の名はゾーイ。

舞台は戦後ロンドン。戦時中にスパイ活動のスキルを得たアイリスと、人の内面を見抜く優れた目を持つ上流階級出身のグウェン。

コロナ禍で厳しい日々の続く飲食店業界。〈パ・マル〉でも、テイクアウト・メニューを考えたり、料理教室を始めたり……。

ネル・ワード博士の専門は生態学。断じて殺人ではない。

ロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィックは警部昇任後、豪華客船に乗り、束の間の休暇を妻と過ごしていた。

押し花を受け取った著名人が連続で殺される事件が起きた。

わたしたちが王子の身辺調査をするの!?――戦後ロンドンで結婚相談所を営むアイリスとグウェンに、英国王妃に仕えるグウェンのいとこから驚愕の依頼が。

大規模な詐欺事件を調査していたキャスターが、不可解な事故で死んだ。

1930年、ロンドン。名探偵レイチェル・サヴァナクには、黒い噂がつきまとっていた。

“これから起こる殺人”を通報してきた男に翻弄され、不可能犯罪に挑む刑事を描く「死の警告」。

森の動物が暮らす平和な村〈シェイディ・ホロウ〉で、ある朝、気難しいヒキガエルの死体が発見される。

スコットランド・ヤードの女性刑事ケイト・リンヴィルが休暇を取り、生家のあるヨークシャーに戻ってきたのは、父親でヨークシャー警察元警部・リチャードが惨殺されたためだった。

本好きの老婦人ペギーが死んだ。彼女は「殺人コンサルタント」を名乗り、数多くの推理作家の執筆に協力していた。

ウィンザー城で若い男の遺体がクロゼットから発見される。晩餐会に呼ばれたロシア人ピアニストで、遺体はあられもない姿だった。

ぼくたちカニンガム家は曰くつきの一族だ。35年前に父が警官を殺したあの日以来、世間からは白い目で見られている。

犯人候補が多すぎる! 嫌われ者の殺人事件には、秘密がたっぷり詰まっていて……? 大人気お菓子探偵24弾! 横暴で嫌われ者のレイク・エデン町長。

“ひらけごま”と唱えると現れる秘密の読書室や、秘密の花園に通じるドアが隠された柱時計。

上海郊外の湖畔に建つ陸家の館で殺人事件が起こる。

テムズ川沿いの高級住宅地リヴァービュー・クロースで、金融業界のやり手がクロスボウの矢を喉に突き立てられて殺された。

アマルフィの豪邸で黒い噂のある実業家が殺害され、一枚の絵画が盗まれた。