「発明家クレイソンを調査してほしい」在米のコンピュータ・セキュリティの専門家笹生勁史に、通産省から極秘依頼があった。

石黒耀が放つクライシスノベル第3弾! 富士山地下で、怪しげな低周波地震が頻発。そしてついに噴火の日を迎えてしまう。

28歳の若き研究者、瀬戸口の計算式は、マグニチュード8規模の直下型大地震が東京に迫っていることをしめしていた。

検索エンジン・サービスを軸に世界有数の巨大企業となった『オッド・アイ』。

政府開発援助―ODA。国際支援の美名の陰で横行する、汚濁にまみれた裏金環流の仕組み。

現代の最も熾烈な闘いである企業と企業のマネーゲーム。

平凡なセールスマンのグレゴール・ザムザは、気がかりな夢からさめたある朝、一匹の巨大な褐色の毒虫へと変わった自分を発見する。

東南アジアでもっとも成功した金融マネージャー北川が、シンガポールのホテルで転落死した。自殺か他殺か。

名古屋で地質会社を営む明石真人は、東海・東南海地震の連続発生を予測。

東洋の富の一大拠点・香港。その返還を前に、永い眠りから覚醒するかのように突如浮上した、返還に関する謎の密約。

「温暖化防止」を特集した番組のキャスター・久保倉恭吾のもとに、環境調査会社の谷崎が現れる。

20XX年、アメリカ。

違法なバカラ賭博で多額の借金に喘ぐ週刊誌記者・志貴大希。

平安時代の終わり、海から歴史はつくられた。唐物の流れる海の道、そこに躍動する野心家たち。

日本に希望をもたらす、 圧倒的スケールのスペクタクルエンタメ巨編! 海沿いの国、陸滸国で漁業を手伝う少年カイの周辺で、原発誘致計画を巡る隠された巨大な陰謀が明らかになる。

おれとこの町のすべての銀行被害者の憎しみのターゲットはメガバンク。

食料の生産と流通を寡占し、世界的大産業に成長した「アグリビジネス」。

戦争阻止にはこれしかない。 中国の尖閣支配、北朝鮮の核配備、形骸化する日米安保――。

2025年。

いつもブツブツ文句をいうから、笑った顔が仏のようだから、「佛々堂先生」。

西暦二〇XX年、有史以来初めての、しかし地球誕生以降、幾たびも繰り返されてきた“破局噴火”が日本に襲いかかる。

第16回(2018年度)『このミステリーがすごい! 大賞』優秀賞受賞作が、文庫版で登場! 天才的な筋読みから「ヨミヅナ」と呼ばれる警視庁捜査一課、飯綱。

日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。

唐から帰朝した空海は、秘密宗の奥義を得て、各所で講説を続ける。一方、謀叛の罪に問われた伊予親王は、幽閉ののち自害する。

毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。

第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品は、二転三転する恐怖のサイバーサスペンスです! 麻美が富山に電話を掛けると、知らない男の声が返ってきた。

「奥さんから頼まれごとしてますねん。

“日本のCIA"と呼ばれる公安調査庁を退職して、カフェを営む影山夏樹。

埼玉県警のホームページの掲示板に“修正者”を名乗る書き込みがあった。

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。

二〇××年、中国でサッカー・ワールドカップが開催された。

ヘルペスウイルスの研究をしていた大学教授の首なし死体が発見された。

時は南北朝。争い合う者たちはなぜか、誰もが彼の教えを欲していた――。

2014年、防衛省に“サイバー防衛隊”が設置された。

気鋭の特捜検事、冨永真一。宇宙開発の最前線に飛び込んだ若き女性研究者・八反田遙。

「私には希望がある」―国民の圧倒的支持を受ける総理・宮藤隼人。「政治とは、約束」―宮藤を支える若き内閣調査官・白石望。

世界的な評価を受ける若き画家・宇佐美の個展で、義父を描いた作品が無残に破壊されるという事件が発生。

第11回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作&70万部突破のベストセラー『生存者ゼロ』に続く“ゼロ"シリーズ、第3弾。

2016年の『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作! お金に困っている人間を助けたいという思いでメガバンクに就職したが、その内情に失望して退職した百瀬良太。

自衛官殺戮! 核燃料強奪!! 危険すぎる「T」の正体とは―― 恋人は行方不明、仲間は惨殺、襲撃犯は闇の中……。

第16回(2018年度)『このミステリーがすごい! 大賞』優秀賞受賞作が、文庫版で登場! トマトが枯死してしまう疫病が九州で流行し、調査に乗り出した植物病理学者・安藤仁。

メディアはおろか関係者の前にも一切姿を見せない現代美術家・川田無名。

大ヒット小説『スマホを落としただけなのに』著者の第2作目は、ラジオ局勤務の著者の経験を生かした(?)、ラジオ業界×密室殺人! FM秋葉原のラジオディレクター・矢嶋直弥は、泥酔して昨夜の記憶がなかった。

第11回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作、待望の文庫化! 北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。

貧乏学生・鳳水月の前に現れた、顔も骨格も分身かのような瓜二つな男・古城深夜。

遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きた。