海国記
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タイトルだけで買うものではないな、と反省しました。 書店で数ページ見たら買うのは直ぐ止めるレベルです。 祇園女御の出自とか工夫しているように見せてはいますが 肝心の平家を描くという主題がぼやけており、 仮にフィクションとしても稚拙すぎると思いました。 | ||||
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上巻を「海洋経済の視点」から平家三代の興隆を描くと紹介し、 下巻を「海に生き、海に滅んだ平家の軌跡を、 多彩な人間模様を織り交ぜて描く歴史小説」と紹介していますが、 テーマが曖昧で何を伝えたかったのか分かりません。 下巻では、数多の荘園を所有することによる経済力が、 治天の君となりうる要件と考えていることは良い指摘ですが、 1153年〜1240年頃までをテンポ良過ぎに描いているため 進行が早過ぎ困惑します。 服部ファンには申し訳ないですが、「最勝王」と「平家三代」を読んだ結果、 もう服部氏の歴史小説は読まないでしょう。残念です。 | ||||
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平家に関する本が数多ある中で、平家三代の興隆を 海洋経済の視点から描き出すとの紹介に興味を持ちました。 服部氏の作品では「最勝王」を読み、テーマが釈然とせず失望したのですが、 本作に期待して読み進めました。 本書は、瀬戸内海の航路に詳しい棹師・水竜の話から始まります。 水竜が使う少女が思わぬ人物だったり、正盛が水竜や 都で手広く商いをする女性と出会うことによって貿易に興味を持つなど 海洋経済の話を中心に進みます。 朝家への寄進により国守に補任され、財を成してさらに寄進するという 当時の情勢に加え、瀬戸内海の航路の重要性を語っていますが、 当時の人物が登場するものの、通説とは異なる人物像に描いているため 釈然としません。 服部ファンには申し訳ございませんが、 服部氏の歴史小説は精彩に欠けます。 | ||||
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上巻は水竜、千鳥といった人物を介して物語的に平氏の興隆を描いていたのに、 下巻は普通の平家物語になったなという印象を受けました。 水竜、千鳥と同じ立ち位置の人物を介して、時代の波にのまれ、 次第に自分を見失っていく清盛の姿を上巻と同じクオリティとアイデアで 見てみたかったというのが正直なところです。 いっそのこと、上巻だけでもよかった気がしました。 | ||||
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大河ドラマで平清盛が放映されている関係で、 副題の「平家の時代」という箇所に興味をもって読み始めました。 清盛の祖父正盛から始まり、平家と海の道が次第につながっていく様は、 あまりこの時代を扱う本が無いだけに興味深いです。 てっきり正盛の時代で話の終焉を迎えるのかと思っていましたが、 主要な人物の血や想いが清盛に集約されていく展開は秀逸と思います。 読み応えがある本だと感じました。 | ||||
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