エクサバイト
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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20世紀は情報化社会と云われて久しいが、服部真澄氏がこの高度情報化社会をテーマに小説を書くとこんなにも我々の想像を凌駕した世界が広がるのかと唖然、いや驚愕した。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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話の展開、確かにちょっと尻つぼみですが、小説自体は悪くない出来だと思います。 私も帯の二人に惹かれて初めて著者を知りました。 陰謀の部分、今まさに、スノーデン氏が暴露している内容とも重なりますよね、実際に暗号を解読できる訳で………。 読み返すと、この世界観はさほど遠い未来の話ではないこととは感じるとは思います。 ただ、ハードSFに詳しいと、ちょっと物足りないかも知れません。 | ||||
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近未来だけ(20年くらい先)の叙述じゃなく、本当の未来2119年の後日譚を入れてしまったがために、「え?」っと感じる作品になってしまった感じがします。 そこは読者を信じて、読者に任せた方がよかったのではないですか? 全体に冗長さもなく、つかみ難いプロットにもかかわらず説明くさい部分も少なく「人物」の視点から上手に切り取っているのですが。 故に、読み始めると比較的テンポ良くエンディングまで進むのですが。 近未来の人たちも、妙に今っぽい感じがしましたし、100年以上先の人もなんだか、今の視点が強すぎる感じがします。 | ||||
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軍事技術が民生用に利用されるのはよくあることで、インターネットもその経過をたどりここまで普及しました。本書ではとある民生化された技術が一般に普及したけれど、そこには恐るべき罠が仕掛けられていたことを検証し、技術の危うさ、過去を美化する欲望、忘却することの素晴らしさなどを散りばめた近未来小説です。特に西暦2119年の大どんでん返しは爽快でした。 ただし、活字が小さいのが、老眼をもつ身にはちと辛い本でした。 | ||||
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惜しい……着想はものすごく好きなのだが…… 人が見た人生を丸ごと身体に埋め込まれた記録メディアに記録することができる近未来。 テラバイト級の個人の記録を集めて、編集しエクサバイト(100万テラバイト)級のデータを人類の歴史データとして後生の人が見られるようにする。 人が歴史に名を残す欲望と、機器に隠された陰謀と、それに巻き込まれる者。三者三様の情報が絡み合っていく。 本当に着想は好きで、影像プロデューサーが事件に巻き込まれていく過程、夢を疑問視する美術専門の評論家。 グイグイと引き込まれていく展開だったのだが、妙に終盤にかけて失速。巧く風呂敷を畳めなかった印象でした。惜しいなぁ。 | ||||
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面白い作品を読ませてもらった。 人間(人生)の記憶を記録する。近未来SF。 実際はもう近くまで来ているのかもしれない。 最近でメジャーなものではマトリックスがこのような世界観を連想させられた。 果たして世の権力者や実権を握るような人々はその記憶を後世に残したがるのだろうか? 果たして人間はその記憶を全て記録されて生きていけるのだろうか? 今回はエクサバイト商檜がメインでストーリー展開されているが、このような場合 どこにそれを預けるかが重要になってくるのだろう。 表紙カバーも内容も素敵で考えさせられる一作でした。 | ||||
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