古典落語の名作「黄金餅」を彷彿とさせる怪事件が雪の東京で発生した！　落語界の大看板にして名探偵・八代目林家正蔵が謎に挑む痛快落語ミステリー第二弾！

胸には警察手帳、手には高座扇!?　噺家に憧れ弟子入り志願までした過去を持つ平林定吉も、いまや神楽坂署のベテラン刑事。

真打ち昇進を目前に控えた二つ目・佃家花蔵が、高座で「一眼国」を熱演中に、酔客に片眼を殴打される災難に。

天女のように美しく、質素で健気な若い妻。

本当は怖い落語×驚愕のどんでん返し！ 著者渾身の作家生活30周年記念作品 その噺を聞いてはいけない 男たちを地獄へ引きずりこむ闇の落語会 落語会へ行くと、客は自分だけ。

百戦錬磨の掏摸に伝説の空き巣泥棒。翻弄されまくる新人刑事・三崎優子の相談相手は、神楽坂署の「落語刑事」平林定吉だ。

テレビやラジオで落語が親しまれ、大看板と呼ばれた一流の噺家たちが芸を競った昭和五十年代。

殺人現場は、スプレー塗料で赤く染められた寝室だった。

美少女探偵・根津愛が、刑事・桐野と訪れた奥会津の秘境にある友人の別荘。

モルタルで石像のごとく固められた変死体が発見された。翌朝、愛宕署特捜本部に入った犯人からの電話。

顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。手がかりは、遺体の腹に記された謎の数字と、狩りの守護聖人のカードだけ。

亮子の夫は落語家・寿笑亭福の助。彼と出会うまで落語と縁のなかった亮子も、最近では噺家の女房らしくなってきた。

女子大生の栗村夏樹は、思いがけず探偵事務所で働くはめになった。初仕事は、デパートの社長令嬢・あずさの尾行。

怪しい手品師、狙われる老落語家、師匠いわくの山間の宿…。謎に合点し落語で披露、笑いあり涙ありの人気シリーズ第4弾。

新進の童話作家で幼稚園経営者の深沢将人は、開かずの金庫から奇妙な文書を発見する。

二つ目・寿笑亭福の助は、かつての弟弟子が故郷で開く初の独演会のため『芝浜』の稽古をと懇願される。

江戸・明治期の大名人、三遊亭円朝が驚きの推理で謎を解く。

マンションの非常階段で発見された、自殺を装った他殺死体。

イヤミスここに極まる。まさに唾棄すべき傑作! 鳴かず飛ばずの作家・柏原が十一年前の交通事故で失った一週間の記憶。

高座で「罠」を打ち返し、怪談噺で謎を解き、ついには「あの人」を引っ張り出して…動き出す木彫りのねずみ、落語競演会で仕掛けられた「陰謀」学校での「妙ちきりんな事件」と義兄の結婚問題、そして師匠と十五センチの謎と駐車場で見たもの、これがあんなでそんなことに…。

ふと目覚めると、私は記憶を失っていた。同じベッドには、ゴムの仮面を破った全裸の男が眠っている…。

仕事はできるが運の悪い女探偵・葉村晶が帰ってきた! ミステリ専門店でバイト中の女探偵葉村晶は、元女優に二十年前に家出した娘探しを依頼される。

スキーシーズンも盛りのペンション村。その中心からはずれた位置にある白銀荘…。

武上希美子は中堅老舗出版社の編集者、三十一歳。元気な祖母と二人暮し。

絵画に描かれた巨大な歓喜仏に抱かれ、臨死体験者・磯村澄子は死んだ。奇妙な衣裳に極彩色の化粧、そして額に描かれた第三の眼。

母が、あて逃げに遭い、意識不明に!動転する女子大生の栗村夏樹は、母が所持していたビデオテープを入手する。

空き家だった洋館で火災が発生。鎮火後、殺人分析班の如月塔子は納戸の奥に隠し部屋があることを知る。

編集者・武上希美子、三十一歳。

手妻と太神楽。寄席・神楽坂倶楽部には謎がいっぱい 華麗な手妻を披露する美貌の母娘。

女は裂かれた腹から胃腸を抜き取られ、男は冒されるはずのない高山病で死んでいた。

古びた日本家屋の一室で発見された、奇妙な死体。

“すでに殺されていた男”が運転し、車ごと道路から空へジャンプした!?謎の転落事故があった有料道路では、その前日、宮城県警の桐野刑事が夜宴の舞踏に興じる魔女に遭遇し、直後、大事故に巻き込まれてもいた。

気が付くと、血のついたナイフを握っていた。眼前には血まみれになって倒れている男。

落語と推理小説は昔から深い縁があった。

早朝の教室で、高校生中町圭介は死んでいた。コピーの遺書が残り、窓もドアも閉ざしてある。

自分は誘拐された園児なのか？　ある日届いた差出人不明の写真は、過去に潜んだ謎を解く始まりだった……。

地獄一の名探偵は閻魔大王から極秘の事件の調査を依頼されるが?地獄で出会った男女の逃避行の行方は?無実の罪で地獄に落ちた男かすべてを野球に託した末に?富士の裾野で演習中の戦車が迷い込んだ先は?…奇想の本格ミステリ他、地獄を巡る八つの情景。

両親の破産で一家離散となった淳は、浅草の元名探偵・成瀬老人宅の居候となる。

「助けてー!殺される」。警察への通報の直後に絞殺された女性のマンションの台所には、カレーの入った鍋が残されていた。

無人島とはこれまた古風な―とは言い条、お得意ぐるみ慰安旅行としゃれこんだ喫茶店“北斎屋”の一行は、瀬戸内海の真ん中に浮かぶS島へ。

鮎川賞受賞作家・愛川晶と全盲の推理作家・美唄清斗が読者に仕掛ける二重三重の罠。

解剖中の遺体から発見された告発文。黒い絨毯の上で踊る死者──大学医学部で次々起こる不可解な事件。

ぼくは十三歳。小さな町の中学校に通っている。

見合いの話が断れなくて困っている―。何と、見合い相手のシチューに混入したビー玉が原因だという。

ある女流画家の個展会場で、『汝、レクイエムを聴け』という作品を見た一人の女が、失踪した自分の夫の行方をこの画家が知っているはずだと主張する。

真以は恋人の南野刑事との久しぶりのデートに心をときめかせていた。

これが現職最後の担当事件か――松谷警部が駆けつけた現場は両国国技館から歩ける距離だった。

衝撃の辞令を受けて泣く泣く「季刊落語」編集部の一員となった間宮緑は、牧編集長の洞察力に感嘆しきり。

放課後の旧体育館で、放送部部長が何者かに刺殺された。

ゲーム制作会社で働く汐路は、同僚がビルから転落死する瞬間を目撃する。

玩具修理者は何でも直してくれる。独楽でも、凧でも、ラジコンカーでも…死んだ猫だって。

念願の詩集を出版し順風満帆だった婚約者の突然の自殺に苦しむ相場みのり。

有能だが不運すぎる女探偵・葉村晶シリーズ第4弾。

尾行中の老女梅子が怪我をさせたミツエの持ち家のアパートに住むことになった晶。

少女たちはどこに消えたのか？ 家出中の女子高生ミチルを連れ戻す仕事を引き受けた私は、彼女の周辺に姿を消した少女が複数いることを知る。

ミステリ作家やミステリファンに熱い支持を受ける“葉村晶”が帰ってきた──！ タフで不運すぎる女探偵・葉村晶。