霊名イザヤ
- オカルト (136)
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キリスト教異端カタリ派がテーマの小説ということで読んでみた一冊。 幼稚園の古い金庫から聖書外典が出てきたことでどんどん狂っていく日常。ミステリーと思って読んでいたら、思いの外にオカルト色が強くて、KADOKAWAならホラー文庫の方がよろしかったのでは? 最後の最後でミステリーらしく全ての謎が合理的に解明されていくのですが、正体見たり枯れ尾花といいましょうか、がくりと拍子抜けして、後に残されたのは登場人物たちの悪意と狂気ばかり。登場人物がサイコパスだらけの印象なのであります。ああ、この世は地獄だ…… 隠された過去がどんどん明るみになる後半はぐいぐい読ませるもらえるのですが、そこまでの展開が長い。ああ、本当に長い。もう少しコンパクトに収めることはできなかったのかしらん。 | ||||
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私立幼稚園の園長であり童話作家でもある深澤将人と、同じ幼稚園で働き、穏やかで人を和ませる風貌の娘・沙貴は、父娘二人だけながらも、幸せに暮らしているように見えます。しかし、キリスト教の異端カタリ派の聖典に出てくる「マナセ」と同じ名を持つ、小津江真奈世が臨時職員として採用された頃から何かが狂い始め、最後はあまりにも意外な展開になります。巻末に並んだ参考文献のうち、主なものだけでも『不思議の国のアリス』、『ヴィクトリア朝の性と結婚』、『偏頭痛百科』、『聖書外典偽典』、『黒魔術の手帖』、『児童画とセックス』、『石の神秘力』、『香水の事典』などがあります。かなりバラバラなジャンルですが、これらが絡み合った長編ホラー・ミステリー作品となっています。 | ||||
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