約束の地

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種別
長編
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あらすじ

1987年03月31日 約束の地 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 110‐3))

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評判

約束の地の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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約束の地の総合評価:

8.15/10点 レビュー 13件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13
(3pt)

チャンドラーに美味しい料理と更に理屈っぽいセリフが盛られた味で、自分の決めた形で解決させるスペンサー

スペンサーシリーズでエドガー賞長編賞受賞作品。

家出した妻を探して欲しいという男の依頼を受けたスペンサー。妻はすぐに見つかるが、狂信的ウーマンリブの活動家と一緒に生活していて、依頼した夫のほうは悪名高い金貸し業者から借金を追われる身。スペンサーはこの二人をトラブルから救おうと決意する…というお話。

レイモンドチャンドラーのハードボイルドを受け継いでいるだけあって、自分の世界からブレることがなく、冷静かつシニカルで人を食ったジョークで、事を進めていく。チャンドラーと比べると、ロバート・B・パーカーは快楽主義的なところが見られ、特に料理についての描写は読んでいてこちらが唾を飲み込みそうになります。

加えてスペンサーは雇われ探偵でありながら、自分がこうあるべきと決めた結論で解決するところがこのシリーズの最もユニークなところではないかと思いました。

独自の作品世界で首尾一貫しているところがエドガー賞受賞となったのでしょうが、好みの問題で、私にはいささか理屈っぽ過ぎました。特に男女間のセリフのやり取りが、やたらに内省的すぎてワザとらしい。

あと、訳者の菊池光さんですが多分ロバート・B・パーカーの世界が大好きなんでしょうが、日本語があまり分かりやすくないです。それにしては突然「ガア」とか変な感嘆詞のセリフがあったりします。独自のカタカナを使われて「へロー」「テエブル」とか、確かに英語の発音だとそれに近いのでしょうが、一応日本語に訳しているわけですしあまり訳者の独自色を出さなくても…と思いました。
約束の地 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 110‐3)) Amazon書評・レビュー: 約束の地 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 110‐3))より
4150756538
No.12
(3pt)

チャンドラーに美味しい料理と更に理屈っぽいセリフが盛られた味で、自分の決めた形で解決させるスペンサー

スペンサーシリーズでエドガー賞長編賞受賞作品。

家出した妻を探して欲しいという男の依頼を受けたスペンサー。妻はすぐに見つかるが、狂信的ウーマンリブの活動家と一緒に生活していて、依頼した夫のほうは悪名高い金貸し業者から借金を追われる身。スペンサーはこの二人をトラブルから救おうと決意する…というお話。

レイモンドチャンドラーのハードボイルドを受け継いでいるだけあって、自分の世界からブレることがなく、冷静かつシニカルで人を食ったジョークで、事を進めていく。チャンドラーと比べると、ロバート・B・パーカーは快楽主義的なところが見られ、特に料理についての描写は読んでいてこちらが唾を飲み込みそうになります。

加えてスペンサーは雇われ探偵でありながら、自分がこうあるべきと決めた結論で解決するところがこのシリーズの最もユニークなところではないかと思いました。

独自の作品世界で首尾一貫しているところがエドガー賞受賞となったのでしょうが、好みの問題で、私にはいささか理屈っぽ過ぎました。特に男女間のセリフのやり取りが、やたらに内省的すぎてワザとらしい。

あと、訳者の菊池光さんですが多分ロバート・B・パーカーの世界が大好きなんでしょうが、日本語があまり分かりやすくないです。それにしては突然「ガア」とか変な感嘆詞のセリフがあったりします。独自のカタカナを使われて「へロー」「テエブル」とか、確かに英語の発音だとそれに近いのでしょうが、一応日本語に訳しているわけですしあまり訳者の独自色を出さなくても…と思いました。
約束の地 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 約束の地 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152073551
No.11
(5pt)

主人公のキャラクター完成

本作で主人公のキャラクターが完成したのだと思う。格闘能力、芸術に関する造詣、恋人スーザンとの会話、依頼人に対する謙虚な優しさ、料理の腕前、みな巧く描いています。頼もしい相棒となるホークも初登場し、役者も出揃いました。
約束の地 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 約束の地 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152073551
No.10
(5pt)

主人公のキャラクター完成

本作で主人公のキャラクターが完成したのだと思う。格闘能力、芸術に関する造詣、恋人スーザンとの会話、依頼人に対する謙虚な優しさ、料理の腕前、みな巧く描いています。頼もしい相棒となるホークも初登場し、役者も出揃いました。
約束の地 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 110‐3)) Amazon書評・レビュー: 約束の地 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 110‐3))より
4150756538
No.9
(4pt)

さすが、MWA賞を受賞した作品です。

スペンサーシリーズ『失投』を読んで以来ロバート・B・パーカーのものを読んでいなかったので、なんとなく入手にしたのが本書『約束の地』である。
 本書を読みはじめると、レイモンド・チャンドラーの文体などを彷彿させるところが多く、さすがチャンドラリアンとして知られているパーカーだな、と思いながら読み進んでしまった。
 フィリップ・マーロウを、一回りマッチョにしたのがスペンサーなのだろうとページを繰る度に思わせてくれる。
 チャンドラーの『プレイバック』のなかでマーロウが「タフでなければ、生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない」と、語る場面があるが、この『約束の地』のスペンサーのキャラクターにもピッタリあてはまる。
 依頼人のハーヴィ・シェパードや、その妻パムへ思いやるところなど、まさにマーロウの言葉を地で行くようである。
 スペンサーがただマッチョの探偵であるだけでないのは、恋人のスーザンとの会話にも随所に盛り込まれている。
 たとえばスーザンがスペンサーにたいして「コギト・エルゴ・スム」などと呟くシーンがあることからも二人の知的レベルを知ることができる(少々キザな会話を挿入するなあ、と思ってしまったが・・・)。
 評者は、パーカーのスペンサーシリーズを、すべて読んだわけではないが、本書『約束の地』は、さすが、MWA賞を受賞したレベルだと思いながら読み終えた。
約束の地 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 110‐3)) Amazon書評・レビュー: 約束の地 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 110‐3))より
4150756538

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