ペイパー・ドール
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殺害された名家の女主人の秘密。捜査を妨害する某。初編の頃にに立ち返って、謎解きに重きを置いた作品。また今までの脇役たち、スーザン、ホーク、クワーク、リー・ファレルの両刑事、愛犬パール総登場で、楽しい一作になっています。 | ||||
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事件の背景に見え隠れする、人種差別問題に挑むスペンサー。解決策は見つかるのか?被害者は実在したのか⁉着地の難しい事件の結末にスペンサーが下す決断とは⁉️ | ||||
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富豪の男の妻が街の通りで何者かに殴殺された。被害者の夫は警察の捜査に満足せず、クワーク警部に紹介されたということでスペンサーの探偵事務所を訪ねる。真犯人捜しを依頼されたスペンサーは、良妻賢母として評判だった被害者の過去の経歴から調査する為、彼女の故郷を訪れる。すると、スペンサーの調査を妨害する者が現れた。殺された女には多くの謎や秘密があり、スペンサーの調査はその隠されたベールをひとつひとつ剥ぎ取っていく事になっていった。 スペンサー物にしては珍しく最後までしっかり殺人事件の真犯人捜しに徹している。つまり、今までのパターンだと、途中でマフィアとのドンパチ・アクション(ホークの手を借りて)をやったり、スーザンとのデート・シーンが延々と続いたりしていたのだが、今回はあまりそういう事になっていないのだ。 物語の最後で殺人事件の犯人がわかる訳だが、犯人がわかった後のスペンサーの取る行動が一番の見所だ。これぞスペンサー流解決法。ラストのセリフも、犬を飼っているスペンサーらしくて味わいがある。 | ||||
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ある名家の女主人が殺害された背景を調査するスペンサー.その家族,警察当局,さらには上院議員まで絡んで話が展開する.話の本筋もなかなか読ませるが,スペンサーと友人の関係がより前面に出ているのも面白い.ホークの登場は定番として,不法に留置所へ入れられるとボストンの刑事クワークが飛んできて助けたり,ゲイの刑事リー・ファレルと新たな友情を結んだり,ギャングの一家の執事(?)だったヴィニイ・モリスがスーザンを警護するために一瞬登場したり...リーのパートナーがエイズで死んだ時のスペンサーがいかにもスペンサーらしい. 前作で同居を試みて諦めたスーザンとスペンサーは,相変わらずふふっと笑わせてくれる会話をあちこちで披露.この2人の会話は毎度楽しませてくれるがこの本では大笑いさせてくれた箇所がいくつかあった. | ||||
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スペンサーは我々を裏切る事はない。本作でも彼の活躍に僕らの心は揺さぶられる。本作では殺人犯を探し出すことを中心にすえていない。つまり、ミステリの楽しみの一つが削られているのである。しかしながら物語として一流なのはまさに作者の力量である。一人称で描かれる「探偵小説」の楽しさ、娯楽性を再確認させてくれた本作であった。 | ||||
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