ドルの向こう側
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初版刊行(参考)
種別
長編
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評判
ドルの向こう側の評価:
6.00/10点 レビュー 2件。 C ランク
ドルの向こう側の総合評価:
8.29/10点 レビュー 7件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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ロサンゼルスとサンディエゴのほぼ中間にある少年矯正施設から、入所したばかりのトム・ヒルマンが逃亡した。探偵リュウ・アーチャーは、施設長の依頼を受けてトム少年を探すことになるが、やがてトムを誘拐したという連絡が父親に入る。犯人に要求されるまま身代金2万5000ドルを支払ったものの、トムは戻らない。そして事件に関係すると思われる女性の遺体がモーテルで発見される……。
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1965年に英国推理作家協会のゴールド・ダガー賞を受賞した長編ミステリ小説です。
この小説もまた、そのロスマク節がまさに炸裂した一作です。
この文庫の難点をひとつ挙げると、いかんせん、菊池光氏の翻訳がうまくありません。そもそも1965年のポケミス『 ドルの向う側 』を、そのまま手を加えることなく、1981年にハヤカワ・ミステリ文庫化したのでしょう。言葉遣いが古びているうえ、こなれた感じがしない日本語です。都筑道夫は『都筑道夫の読ホリデイ』の中で「菊池光の翻訳の会話のまずさにおどろいて、読まなくなったことがあった」と書いているのだとか。確かに会話がうまくありません。
出版から早半世紀が経とうとしています。せっかくの秀作だけに、そろそろ新訳が出ても良いのかもしれません。
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