燃える部屋
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あらすじ
2014年、定年延長制度の最後の年をロス市警本部強盗殺人課未解決事件班で迎えようとしているボッシュは、あらたな相棒として、若き新米女性刑事ルシア・ソト(28歳)と組むことになった。ソトはメキシコ系アメリカ人で、四人の武装強盗と対峙して二人を撃ち倒した事件で有名になり(その際、相棒は殉職した)、刑事に昇進し、未解決事件班に配属されたのだった。意欲と向上心にあふれたソトを優秀な刑事になるとボッシュは見こんで、育てようとする。今回、ふたりが担当するのは、十年まえに銃撃され、体に残った銃弾による後遺症で亡くなったばかりの元マリアッチ・ギタリスト、オルランド・メルセドの事件。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
燃える部屋の評価:
8.67/10点 レビュー 3件。 A ランク
燃える部屋の総合評価:
8.42/10点 レビュー 19件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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作品を面白くしているのは、これまでの作品にもあったように、取り上げられる事件が一つではなく、ある事情により、私的にもうひとつ別の事件の捜査も行い、二つの事件を同時進行的に、もしくは、勢いがついてきたと認識した事件を優先し、解決に向けて捜査をすすめる過程がしっかり描かれているところでしょう。
本が二冊書ける内容で一つの作品を生み出しているだけあって、物語の序盤は調書の確認といった地味でゆったりした滑り出しながら、事件の真相が明らかないなってくる後半に向けて物語に勢いがついてきます。ボッシュらは、どちらの事件に今まさに勢いがついているかに応じて、事件捜査の重きを置く案件を選択しています。
ロサンゼルスの犯罪発生率は劇的に減少してきていることもあり、過去の未解決の処理に重きが置かれる状況になっているという。
過去50年間で未解決の殺人事件は1万件以上あり、その調査には膨大な作業を要するがため、未解決事件班には優秀なベテラン捜査員と育成を兼ねた若手捜査員が配属されている。
そんな未解決事件班において、定年後Drop制度を利用して刑事として働き続けるボッシュ、「もう十分働いただろう」と言われようが、被害者の代弁者として事件解決のため身を粉にしての働き続めの日々。
本作の後にもすでに数冊のボッシュものが発表されていますが、いったいどこまで刑事を続けることができるのか。
まだまだしばらくボッシュシリーズを読み続けることができるのは幸福なことだと思います。