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エーカー さんのレビュー一覧
エーカーさんのページへ書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.86pt |
レビュー数51件
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現実世界をオマージュしたような舞台設定が合わなかった。
フィクションの中にリアルではなく、リアルっぽさが混在しているのが異物感だった。 ミステリ要素してはさもありなんといった評価で、探偵行為が禁止されている現代の話みたいなあっさりとした世界観だったらここまで足を引っ張らずに済んだのではと思えて仕方がない。 |
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どういうルートでフィナーレを迎えてもバッドエンド回避出来ないなってお話。
ミステリとしては展開が読み易く、読み物としても締め方がイマイチなので玄人にもライト層にもオススメしにくいなというのが率直な感想。 |
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そんなに信じていたのなら肌身離さず持ってるんじゃないの?というのが率直な感想。
予言に関してはもう少し上手く料理出来たはず。 最後の様に糾弾する流れになるなら尚更かな。 予言の真贋に触れる流れにしてよりはじめから必要なかった感を出した方が良かった気がします。 予言に関する真偽を結の展開として扱いたくなかったのかもしれませんが・・・ |
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作中で明らかになる登場人物についての伏線は割と露骨なぐらい丁寧なのに、犯人を断定する根拠が希薄で弱過ぎる。
探偵に焦点を当てているのに、探偵が複数登場する設定も活かしきれていないのが残念。 探偵としてのあり方・価値観を壊すなら完膚なきまで徹底的に出来ていないのが、中途半端さを際立てている気がする。 |
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過去の殺人事件にタイムトラベルをして介入するという舞台設定が斬新。
登場人物が多く、読み進める上で煩雑さを覚えてしまう。 ただ、伏線はしっかりしているので、虚を衝かれるようなトリックではない上に、ハッピーエンドなので読後感は悪くならない。 |
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結局、雪山だったが、こういうクローズド・サークルの作り方は斬新。
ある人物の独白と傍白によって過去の真相が判明するが、犯人の感情に起伏があまりないことに違和を感じる。 犯人が自殺したと思わせる意図がないので、感情に任せて執拗に痛めつけたりした方が自然かなと思う。 |
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前作もだったが、フーダニットに集約し過ぎて、動機やら犯人の行動に違和感を覚えた。
トイレへ向かった理由は、向かう道中で生じるリスクと相反していて余り納得出来ず、トイレでの行動については、さもありなんって感じ。 動機に関してもこんなおざなりでは、意外性を狙っただけの犯人に思えてしまうので残念。 |
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学校のシーンを入れることで、誤魔化していたのかもしれないが、犯人当てのロジックに重きを置き過ぎだと感じた。
犯人の動機を考えると、犯人が捕まったとしても無事再開されるか疑問が残るのに、意図的ではないにしろ、明確な犯人候補を用意しないトリックにはしないはず。 被害者以外にも犯人がよく思っていなかった人物がいたことを踏まえると、その人物が犯人になるようなトリックにする方が自然かな。 最後、主人公にあのセリフを言わせたかったからこんなトリックにしたのかなと思えて仕方がなかった。 |
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典型的なクローズド・サークルとして期待すると肩透かしを食らうかも。
地球最後の日に何をするかの問いに対する犯人の答えを聞く限り、本当にこんな手段を選ぶのかと疑問に思えて仕方がなかった。 |
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トリックが容易に想像出来るもので、逆にビックリした。
終盤のどんでん返しで別のトリックが明示されると思っていただけにさらに落胆。 首を切断した理由はなかなか秀逸だと思うが、これじゃなきゃダメという根拠に乏しいかな。 |
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単純に犯人の名前を挙げずに『神様』としたのは上手い。
ただ、舞台を海外に設定したのは正解だが、素直に騙されたと受け入れられる人は少なそうだなと感じた。 どうして犯人が神様になるのかと終始描かれている内容+犯人のとある伏線からどちらも正解だったにも関わらず、犯人は違ってました(笑) どうしても2つの要素を1つに結び付けられなかった。 |
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雪崩が起こり、泊まったペンションで殺人事件が発生。
事件を解決してくれるはずの『名探偵』は・・・ とある設定が事件のキーを握るが、そこを受け入れられるかが最大の山。 個人的には『ある条件下では忠実なロボットになってしまう』みたいなSF的設定にした方がまだマシってレベルでした。 ミステリとしての質自体はなかなかだっただけにもったいないの一言に尽きる。 |
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2つの館に集められた男女14名。
これから両館で起こる殺人事件の犯人を当てるデスゲームが始まる。 もう1つの館よりも先に正解出来なければ、待っているのは・・・ テンポよく読めたものの、余計な物として省き過ぎた結果、描写が弱い。 もう1つの館の描写も皆無に近いし、主人公たちからそれほど緊張感や恐怖感が伝わって来なかった。 トリックを活かす意味でも、『お前たちとはいられない。部屋に戻る』ってベタなフラグを建てて殺されるとかがあった方がよかったかな。 そして何より、犯人の動機やなぜ主人公が選ばれたのかなど、色々丸投げ状態なのが一番ダメ。 |
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自殺に偽装を施された妹の遺体を警察官である兄が発見した。
容疑者は2人に絞られたが、妹を殺したのは親友か元恋人か? それとも・・・ 基本的に2択ですが、タイトルがミスリードだと考えて終盤まで他の可能性も無駄に追ってました(笑) 具体的に犯人の名前が記されない珍しいミステリですが、タイトルの意義とある1文から見当が付くことを踏まえるとそこまで気になりませんでした。 |
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山荘で同期会が行われたが、3日間で3人の遺体が発見された。
自身も参加していたはずだが、その間の記憶が抜け落ち、代わりにロープで他人の首を絞めた感触が残っていた。 空白の3日間を再現し、自身を犯人と断罪した小説が送られてきたが、犯人は・・・ 何と言っても構成がお見事。 この物語の根幹となる2つの仕掛けで色んな要素をしっかり説明出来るのが素晴らしい。 ただ、文章力のせいか、文章の端々に違和感を覚えてしまい、漠然とだが予想が出来てしまったのが唯一の心残り。 |
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突然の地震でシェルターだと思い、逃げ込んだ先は人格を入れ替える施設だった。
次々と入れ替わる人格、果たして殺人を犯した人格は? SF要素を受け入れられれば、物語として楽しめるはず。 ただ、殺人が一点に凝縮され過ぎているのが残念かな。 一日置きに発生して、推理と並行する方がせっかくのクローズド・サークルという状況下をもっと活かせたはず。 |
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クローズド・サークルと化した洋館で起こる、マザー・グースの童謡に見立てた連続殺人。
とにかく読み辛い。 表現力が稚拙というか虚飾を纏ってるって感じ。 ○○のセリフを 『セリフ』と○○。『セリフ』 と表す文体も最後まで合わずストレスでした。 合わない人は早めに回れ右した方が賢明かも。 肝心のミステリに関しては後半の密室が手抜きに思えて仕方がない。 こじ付け感、溢れるYに関してはノーコメントで!(笑) そして何より探偵役がダメ。 早い段階で犯人に気づいていたにも関わらず止めないし、エピローグでの行動が・・・ 小さくなった某名探偵のように『真実はいつもひとつ!』でないと。 |
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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弟の死の謎を追い、地図にない村を訪れた兄。
そこは大鏡という人物が支配する村で、連続殺人が発生する。 細かい部分は納得できるけど、物語の骨格となる舞台の存在が全く共感できず、一言で表すなら『なるほど、わからん』って感じ。 メインの連続殺人と叙述トリックで成り立っており、トリックに関しては上手いなと感心したが、叙述トリック部分の片方にはずっと違和感を覚えていたので、必然性が感じられなかった。 同様にタイトルを『鴉』なのもイマイチわからないままで、あれこれ考え過ぎない人向けなのかな。 |
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集められた天才たちが、眼球堂にて次々と犠牲になっていく典型的なクローズドサークル。
こういう機械的なトリックはあまり好きではないのでこの評価。 |
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シリーズ物としてやりたくなるのはわかるが、やって欲しくなかったオチかな。
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