■スポンサードリンク


エーカー さんのレビュー一覧

エーカーさんのページへ

レビュー数7

全7件 1~7 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

魔眼の匣の殺人の感想

そんなに信じていたのなら肌身離さず持ってるんじゃないの?というのが率直な感想。

予言に関してはもう少し上手く料理出来たはず。
最後の様に糾弾する流れになるなら尚更かな。
予言の真贋に触れる流れにしてよりはじめから必要なかった感を出した方が良かった気がします。
予言に関する真偽を結の展開として扱いたくなかったのかもしれませんが・・・
魔眼の匣の殺人
今村昌弘魔眼の匣の殺人 についてのレビュー
No.6:
(6pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

結局、雪山だったが、こういうクローズド・サークルの作り方は斬新。

ある人物の独白と傍白によって過去の真相が判明するが、犯人の感情に起伏があまりないことに違和を感じる。
犯人が自殺したと思わせる意図がないので、感情に任せて執拗に痛めつけたりした方が自然かなと思う。


ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)
市川憂人ジェリーフィッシュは凍らない についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

人格転移の殺人の感想

突然の地震でシェルターだと思い、逃げ込んだ先は人格を入れ替える施設だった。
次々と入れ替わる人格、果たして殺人を犯した人格は?

SF要素を受け入れられれば、物語として楽しめるはず。
ただ、殺人が一点に凝縮され過ぎているのが残念かな。
一日置きに発生して、推理と並行する方がせっかくのクローズド・サークルという状況下をもっと活かせたはず。
人格転移の殺人 (講談社文庫)
西澤保彦人格転移の殺人 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

金雀枝荘の殺人の感想

ホラーテイストの強いミステリ。

見立て殺人の派手さに期待し過ぎると裏切られるかも。
トリック自体は単純なものなので、雰囲気を楽しめる人向き。
金雀枝荘の殺人 (中公文庫)
今邑彩金雀枝荘の殺人 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

シリーズ第1弾

少しウザく感じるぐらい順序立てた緻密なロジックには感服しました。
ただ、犯人の行動が対照的に杜撰というか行き当たりばったり過ぎるのが・・・
特に犯人が密室を作ることになった行動に関することはどれもご都合主義っぽさを感じてしまいました。

あと、アニメのネタを挟むのはいいけど、自己主張が強すぎ。
知ってる人は気づく程度のパロディネタにした方が万人受けするはず。
体育館の殺人 (創元推理文庫)
青崎有吾体育館の殺人 についてのレビュー
No.2:
(6pt)

館シリーズ第9弾

特異な状況なだけに飽きずに読める。

ただ、非現実的であり、殺人がメインでなかった点がマイナス。
館シリーズならではの方法で、脱出を図らなければならなかった理由については伏線の回収が上手かった。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫)
綾辻行人奇面館の殺人 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

学生アリスシリーズ第3弾

江神・マリアとアリス・望月・織田がそれぞれ交通の断絶された川の両側で殺人事件に巻き込まれる。

トリック自体はありふれたものだが、加えられたスパイスのおかげで最後の挑戦まで楽しめる作品に。
ただ、最後の犯人断定の根拠が弱い所がマイナス。
意図的なアリバイトリックではない以上、偶然などへの明確な回答が欲しかった。
双頭の悪魔 (創元推理文庫)
有栖川有栖双頭の悪魔 についてのレビュー