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エーカー さんのレビュー一覧

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レビュー数6

全6件 1~6 1/1ページ

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No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

夜想曲(ノクターン)の感想

山荘で同期会が行われたが、3日間で3人の遺体が発見された。
自身も参加していたはずだが、その間の記憶が抜け落ち、代わりにロープで他人の首を絞めた感触が残っていた。
空白の3日間を再現し、自身を犯人と断罪した小説が送られてきたが、犯人は・・・

何と言っても構成がお見事。
この物語の根幹となる2つの仕掛けで色んな要素をしっかり説明出来るのが素晴らしい。
ただ、文章力のせいか、文章の端々に違和感を覚えてしまい、漠然とだが予想が出来てしまったのが唯一の心残り。
夜想曲(ノクターン) (角川文庫)
依井貴裕夜想曲(ノクターン) についてのレビュー
No.5:
(8pt)

館シリーズ第1弾

『そして誰もいなくなった』をオマージュしたクローズドサークル作品。

早い段階でトリックに検討がついてしまったため、最後まで気付かず読み終えたかったなぁと心底思う作品。
十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.4:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

マスカレード・ホテルの感想

謎の数字を残しながら連続して起こる殺人事件。
次の犯行現場はホテルか!?

数字を残した意図に疑問を持ちつつも、単純に交換殺人かな?と騙されました。
まさに『木を隠すなら森の中』。
マスカレード・ホテル
東野圭吾マスカレード・ホテル についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

雨の日も神様と相撲をの感想

タイトルから滲み出る城平京ワールドは健在でした!
特に起承転結の『転』における伏線回収はさすがの一言。

ただ、事件部分の必然性が薄く、ミステリの部分が蛇足になりかねないのが少し残念なところ。
ミステリが中心ではないストーリーである以上、神様に相撲を教えることと事件解決に因果関係が欲しかったかな。
雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)
城平京雨の日も神様と相撲を についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

キングを探せの感想

『キングを探せ』というタイトルは、まさに言い得て妙。

トランプのトリックは見当が付いたが、よく見かける叙述トリックと違い、新鮮だった。
キングを探せ (講談社文庫)
法月綸太郎キングを探せ についてのレビュー
No.1:
(8pt)

学生アリスシリーズ第2弾

新入部員マリアの別荘のある島を訪れ、宝探しとそこで起きる殺人事件に関わっていく。

犯人にとって想定外な出来事の伏線は比較的わかりやすい。
犯人も意外な人物ではないため、驚きは少ないものの、なるほどなと納得させられる質の高い作品。
孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
有栖川有栖孤島パズル についてのレビュー