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明日の空
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明日の空の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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まさに、すーっと心に溶けるようなストーリーでした。作者の他の作品とは違った趣ですが、読み終わった後の心地よさがいつまでも残る作品でした。入院中に読んでたので、余計にそう思うのかもしれません。 | ||||
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どんどん惹きこまれていきました。普段はホラー系を好んで読んでますが、久しぶりに違うジャンルで素晴らしい作品に出会えた気がしました。この作者の作品は初めてだったので他のレビューなどにあった物足りなさなどは感じず、最終章ではただただ驚嘆するばかりでした。ドラマや映画にはならないはずなので是非読んでみてください。 | ||||
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簡素で明快な筋です。 そして、説得力があります。 謎が解けたときに、それが好意や愛情に基づく謎の振舞いである場合には、さわやかです。 しかし、それがしんみりするのは、もう一枚事情があるからです。 面白かったです。 | ||||
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いくつかの気になるエピソードが伏線になり、 終盤ではそれらが見事に繋がる。 大きな話ではないけれど、さわやかな青春小説。 こんなふうに「バトンを渡し続けていけ」れば、 本当にいいのに、と思います。 差別意識はやはり誰でも持っているけど、 その意識は壁のようなものなんだと思う。 乗り越えてしまえばもう関係ない。 特に日本人はその傾向があると思う。 彼は可哀そうだったけど読後感は良くて、 空を見上げたくなりました。 誰にも差別をしないこの空を。 | ||||
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この小説は帯に大きなトリックがあるとうたってあるため、どうしてもそこに興味がいってしまうが、「差別」ということについて短い作品の中にしっかりと提示している良作と感じました。差別はなくならない…僕もそう思ってきました。集団の中で必然的にあるもの、どこの世界でも、どんな小さな集団の中でも必ずあるもの、悲しいけど、それが現実だと思います。よく自殺した生徒のいる校長やらがインタビューで言っています「うちの学校にはいじめはなかったと認識している」バカかと。「何も見えてません、私は」と言っているようなものです。憤りを感じます… と、話はそれてしまいましたが、この作品はトリック以上に作者が伝えたいことが、わかりやすく書かれていると思いました。 | ||||
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この人ってこんな明るい小説も書けるんだ、と日頃重いテーマで書いている作者の新境地開拓にまず拍手。 しかし、この人のトレードマークともいえる例の主語トリックがしっかり使われていて、やっぱり貫井さんの作品だと安心するのもファンの心をくすぐる。 | ||||
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この人ってこんな明るい小説も書けるんだ、と日頃重いテーマで書いている作者の新境地開拓にまず拍手。 しかし、この人のトレードマークともいえる例の主語トリックがしっかり使われていて、やっぱり貫井さんの作品だと安心するのもファンの心をくすぐる。 | ||||
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めっちゃ爽やか。良い話。ライトタッチなストーリーが貫井さんらしくないが、感動できる作品。中編なので気軽に読めます。ただ、貫井ファンには不満かと。作風が違いすぎ……。万人ウケは狙わないで! 作品だけなら5星だが、貫井さんが書いたことを思慮に入れると4星。重厚な作風が好きなファンなら2もありえそう。 | ||||
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めっちゃ爽やか。良い話。ライトタッチなストーリーが貫井さんらしくないが、感動できる作品。中編なので気軽に読めます。ただ、貫井ファンには不満かと。作風が違いすぎ……。万人ウケは狙わないで! 作品だけなら5星だが、貫井さんが書いたことを思慮に入れると4星。重厚な作風が好きなファンなら2もありえそう。 | ||||
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私はまだ・・・ あらすじ 両親は日本人ながらアメリカで生まれ育った栄美(エイミー)。 彼女は親の転勤で高校3年にして初めて日本で暮らすことになった。 クラスメイトは明るく親切で、気になる男の子もでき 淡い恋心も楽しい高校生活を満喫していたのだが・・・ デートの約束ごとに入る謎の嫌がらせ、 奇妙な立ち振る舞いをするクラスメイト、 やがて彼女が知ることになる真実とは? 感想 少しネタばれが入るので、予断なく作品を楽しみたい方、 まだ読んでない人はお気をつけください。 ミステリー的な仕掛けを使って真相をより際立たせる手腕は さすがベテラン作家といった感じでしょうか。 でも、従来の貫井さんのイメージからすると 少し肩すかしをくらったなという印象になります。 作者がどの層に向けてこの作品を書いたのかが気になるところ。 貫井さんのことをある程度しっているファン相手なのか それとも恋愛小説を望む人を相手にしたのか? おそらく、後者な気がします。 恋愛=盲目=語り手のゆらぎ。 個人的には乾くるみさんの作品あたりと 読み比べてみると楽しいかもと思いました。 読んでからの一言 明日の空はきっと・・・ | ||||
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私はまだ・・・ あらすじ 両親は日本人ながらアメリカで生まれ育った栄美(エイミー)。 彼女は親の転勤で高校3年にして初めて日本で暮らすことになった。 クラスメイトは明るく親切で、気になる男の子もでき 淡い恋心も楽しい高校生活を満喫していたのだが・・・ デートの約束ごとに入る謎の嫌がらせ、 奇妙な立ち振る舞いをするクラスメイト、 やがて彼女が知ることになる真実とは? 感想 少しネタばれが入るので、予断なく作品を楽しみたい方、 まだ読んでない人はお気をつけください。 ミステリー的な仕掛けを使って真相をより際立たせる手腕は さすがベテラン作家といった感じでしょうか。 でも、従来の貫井さんのイメージからすると 少し肩すかしをくらったなという印象になります。 作者がどの層に向けてこの作品を書いたのかが気になるところ。 貫井さんのことをある程度しっているファン相手なのか それとも恋愛小説を望む人を相手にしたのか? おそらく、後者な気がします。 恋愛=盲目=語り手のゆらぎ。 個人的には乾くるみさんの作品あたりと 読み比べてみると楽しいかもと思いました。 読んでからの一言 明日の空はきっと・・・ | ||||
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今回は「愚行録」と同じ作者が書いたとは思えないほど、軽快な話。金城一紀の本に似ているのがあったなって思い出す。そんな風にライトなテイスト。そして珍しく未成年の女性が主人公。短い物語ですが、名言があります。「天気予報は見てない。でもきっと明日は晴れなんだ。晴れだと思ってる方が楽しいでしょ」明日に希望を持って生きるのは大事。今日はつらくても、明日はいいことあるかもしれない。登場人物は若いですが、いろいろ学ぶところがありました。とても悲しい出来事はあるけれど、、、雨上がりの空を彷彿とさせる、読後の後味がとてもよい本。 | ||||
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今回は「愚行録」と同じ作者が書いたとは思えないほど、軽快な話。 金城一紀の本に似ているのがあったなって思い出す。 そんな風にライトなテイスト。 そして珍しく未成年の女性が主人公。 短い物語ですが、名言があります。 「天気予報は見てない。でもきっと明日は晴れなんだ。晴れだと思ってる方が楽しいでしょ」 明日に希望を持って生きるのは大事。 今日はつらくても、明日はいいことあるかもしれない。 登場人物は若いですが、いろいろ学ぶところがありました。 とても悲しい出来事はあるけれど、、、 雨上がりの空を彷彿とさせる、読後の後味がとてもよい本。 | ||||
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ミステリー界の新鋭、貫井徳郎氏の書き下ろし長編です。 私は、貫井氏をトリックスターだと思っています。 これまで読んだ作品の多くでその奇才に触れてきたからです。 そして、今回もその奇才にやられました。 毎度のことながら、いくつも伏線が貼ってありながら、すっかり騙されてしまいました。帯に「この衝撃は他言無用に願います」と書かれているにも関わらずです。 いつも騙されてしまう、その理由は、著者の文章力にあります。本書で言えば、前半部分は紛う事なき青春小説に仕上がっています。謎は謎として提示され、そこを意識しつつも青春小説が上手いのでつい引き込まれてしまうのです。中盤も、一つの物語としてどう繋がるのか意識しつつも、上手いから読み進んでしまいます。そしてラストで、「あー!」と声を上げてしまうわけです。いやはや、ほんとに上手い。 読後感も良い、爽やかな一冊だと思います。 ひとりひとりが他人のために何かをしてあげられたら、ちょっといいことに繋がりそうじゃないか? 明日の空は晴れ。 そう思うことで、未来は明るくなるのです。 | ||||
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ミステリー界の新鋭、貫井徳郎氏の書き下ろし長編です。 私は、貫井氏をトリックスターだと思っています。 これまで読んだ作品の多くでその奇才に触れてきたからです。 そして、今回もその奇才にやられました。 毎度のことながら、いくつも伏線が貼ってありながら、すっかり騙されてしまいました。帯に「この衝撃は他言無用に願います」と書かれているにも関わらずです。 いつも騙されてしまう、その理由は、著者の文章力にあります。本書で言えば、前半部分は紛う事なき青春小説に仕上がっています。謎は謎として提示され、そこを意識しつつも青春小説が上手いのでつい引き込まれてしまうのです。中盤も、一つの物語としてどう繋がるのか意識しつつも、上手いから読み進んでしまいます。そしてラストで、「あー!」と声を上げてしまうわけです。いやはや、ほんとに上手い。 読後感も良い、爽やかな一冊だと思います。 ひとりひとりが他人のために何かをしてあげられたら、ちょっといいことに繋がりそうじゃないか? 明日の空は晴れ。 そう思うことで、未来は明るくなるのです。 | ||||
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PART1〜PART3の3部構成となっており、全体のページ数が176ページと少なかったのであっという間に読み終わった。 PART1は帰国子女の栄美(エイミー)が日本の高校に入学して恋をするのだが、デートをしようとするといつも邪魔が入ってしまう。日本の個人よりも集団を重んじる文化に馴染めないエイミーの様子が丁寧に描かれていた。PART2は六本木で英語力を高めようと観光客相手に道案内をするユージと、六本木で知り合って友達となったアンディの友情が微笑ましかった。 PART1とPART2、全く別の物語が展開され、どちらも続きが気になる中途半端な形で終わるのだが、その伏線が見事にPART3に絡んできて最後まで楽しめた。 | ||||
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PART1〜PART3の3部構成となっており、全体のページ数が176ページと少なかったのであっという間に読み終わった。 PART1は帰国子女の栄美(エイミー)が日本の高校に入学して恋をするのだが、デートをしようとするといつも邪魔が入ってしまう。日本の個人よりも集団を重んじる文化に馴染めないエイミーの様子が丁寧に描かれていた。PART2は六本木で英語力を高めようと観光客相手に道案内をするユージと、六本木で知り合って友達となったアンディの友情が微笑ましかった。 PART1とPART2、全く別の物語が展開され、どちらも続きが気になる中途半端な形で終わるのだが、その伏線が見事にPART3に絡んできて最後まで楽しめた。 | ||||
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この著者の作品は、結構暗くてシビアなものが多いけれど、これはいわゆる青春小説で、コ憎たらしい悪ガキが出てくる程度で、お話そのものは、結構いいなと思わせてくれます。 最初の、なぜか邪魔がはいる栄美と飛鳥部君のデート。それから、場所は六本木に変り、意味深な二人の友情ものがたり。 お話はどこへ行くのかと思えば、最後はピッタリうまく納まって、納得。 好きなお話ですね。今までの著者の作品を期待すると・・かもしれませんが、 これだけ読めば、面白くて、温かい感じのするお話だと思います。 | ||||
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この著者の作品は、結構暗くてシビアなものが多いけれど、これはいわゆる青春小説で、コ憎たらしい悪ガキが出てくる程度で、お話そのものは、結構いいなと思わせてくれます。 最初の、なぜか邪魔がはいる栄美と飛鳥部君のデート。それから、場所は六本木に変り、意味深な二人の友情ものがたり。 お話はどこへ行くのかと思えば、最後はピッタリうまく納まって、納得。 好きなお話ですね。今までの著者の作品を期待すると・・かもしれませんが、 これだけ読めば、面白くて、温かい感じのするお話だと思います。 | ||||
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