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密室・殺人
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密室・殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 21~36 2/2ページ
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読んだ後しばらく放心状態。こんな感じは久しぶりでした。 作者の仕掛けた最大の罠はいやはやなんとも・・・。 このトラップを共通する作品は映画やドラマで見たことがありました。それでも全然気がつきませんでした。小林さんの筆力に脱・帽です。 ミステリー、サスペンス、ホラー、コメディ、そして愛・・・。 これだけ読み応えのある作品はそうそうお目にかかれないでしょう。必読です! | ||||
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ホラーの要素はほとんど皆無。ミステリ。 ミステリの要素はまったく普通のミステリでして、ちょっと拍子抜け。小林さんらしいしかけがあるにはあるのだが、謎が謎を呼び、微妙に解決されたないのかなぁ、なんて感じがします。 関西弁も主人公はなかなか魅力的にかけていてナイスです。 | ||||
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ホラーの要素はほとんど皆無。ミステリ。 ミステリの要素はまったく普通のミステリでして、ちょっと拍子抜け。小林さんらしいしかけがあるにはあるのだが、謎が謎を呼び、微妙に解決されたないのかなぁ、なんて感じがします。 関西弁も主人公はなかなか魅力的にかけていてナイスです。 | ||||
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不思議の国で迷子になりたくないならば、ウサギの出すサインを見逃さないことです。 この小説はミステリでありながら、謎を解くのではなく謎を作り出す。終盤で物語全体にしかけられた大きな罠に気づかされ、初読の人は膝を叩くに違いない。そして絶対に再読するはずだ。そこかしこに罠がしかけてあることに気づいて、絶対に続編を読みたい衝動にかられるだろう。その内容には触れないでおこう。おそらく、十中八九の読者が作中(もしくは”劇中”と言ったほうがいいかもしれない)でおきる密室・殺人とは別の叙述トリックにひっかけられてしまう。 その罠とは別の部分、小説内でおきる密室・殺人はきわめてオーソドックスなミステリ。なぜ密室・(点)殺人なのかということも説明されている。これが今回の事件のキーポイントとなる。こっちの謎はしっかりと名探偵(これもまた罠)によって解き明かされていくのでご心配なく。 | ||||
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不思議の国で迷子になりたくないならば、ウサギの出すサインを見逃さないことです。この小説はミステリでありながら、謎を解くのではなく謎を作り出す。終盤で物語全体にしかけられた大きな罠に気づかされ、初読の人は膝を叩くに違いない。そして絶対に再読するはずだ。そこかしこに罠がしかけてあることに気づいて、絶対に続編を読みたい衝動にかられるだろう。その内容には触れないでおこう。おそらく、十中八九の読者が作中(もしくは”劇中”と言ったほうがいいかもしれない)でおきる密室・殺人とは別の叙述トリックにひっかけられてしまう。その罠とは別の部分、小説内でおきる密室・殺人はきわめてオーソドックスなミステリ。なぜ密室・(点)殺人なのかということも説明されている。これが今回の事件のキーポイントとなる。こっちの謎はしっかりと名探偵(これもまた罠)によって解き明かされていくのでご心配なく。 | ||||
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冬の山の中、別荘で起きた不可解な状況の事件を、四里川、四ッ谷の探偵コンビが調査していくミステリー。最初はてっきりホラー小説かと思いきや、しっかり本格ミステリしている作品でした。 タイトルにあるように、密室が出てきます。殺人かどうか確定できませんが、人が死ぬ事件も出てきます。密室と殺人を繋ぐ「・」の中丸の意味は、書かないほうがいいかなあ。とにかく、事件の現場の状況が非常に不可解なんです。これに論理的な解決ができるんだろうか、ホラーを交えた超絶的なオチになるんじゃないの?と疑心暗鬼を覚えながら、読んでいきました。 四里川(よりかわ)探偵の横着に、「ったく、しょうがないなあ」と内心思いつつ、助手を務める四ッ谷礼子のぼやきがいけてました。大阪弁のぼやきや台詞なんですけどね、これが妙にツボをくすぐってくれたところ、ナイスでした。 ホラーとSFの作家だとばかり思っていた小林泰三さんに、こんな本格ミステリの作品があったなんて! 予想以上に面白く、印象的(衝撃的でもある)な作品。確かにホラー色、幻想色いうのもありましたが、基本の部分は本格ミステリになっていたと思います。おしまいのほうでは、「むうぅっ。おぬし、やるなー」って感じで、唸らされましたよ。 | ||||
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冬の山の中、別荘で起きた不可解な状況の事件を、四里川、四ッ谷の探偵コンビが調査していくミステリー。最初はてっきりホラー小説かと思いきや、しっかり本格ミステリしている作品でした。タイトルにあるように、密室が出てきます。殺人かどうか確定できませんが、人が死ぬ事件も出てきます。密室と殺人を繋ぐ「・」の中丸の意味は、書かないほうがいいかなあ。とにかく、事件の現場の状況が非常に不可解なんです。これに論理的な解決ができるんだろうか、ホラーを交えた超絶的なオチになるんじゃないの?と疑心暗鬼を覚えながら、読んでいきました。四里川(よりかわ)探偵の横着に、「ったく、しょうがないなあ」と内心思いつつ、助手を務める四ッ谷礼子のぼやきがいけてました。大阪弁のぼやきや台詞なんですけどね、これが妙にツボをくすぐってくれたところ、ナイスでした。ホラーとSFの作家だとばかり思っていた小林泰三さんに、こんな本格ミステリの作品があったなんて! 予想以上に面白く、印象的(衝撃的でもある)な作品。確かにホラー色、幻想色いうのもありましたが、基本の部分は本格ミステリになっていたと思います。おしまいのほうでは、「むうぅっ。おぬし、やるなー」って感じで、唸らされましたよ。 | ||||
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元々小林さんのファンで、この本が図書館にある最後の本でした。 探偵モノ(とは言えない?)を見るのすら初めてで上手く言うことが出来ませんが、どんな話であれやはりそのジャンルから逸脱して作られていると思いました。 探偵モノに飽きた人(そうでない人にも)オススメデス!! 探偵の先生と助手の四ッ谷さんが大×∞好きデスv 谷丸警部も徳さんも(と言うか順子さんと西条さん以外は大体)好きデスvv 皆良い人だな~と思いました。 最後まで読んで一番心に残っていることは、泣けるほど切ない…。 の一言です。 後は最後のページの二文目が答えと取っていいのですか?という疑問が残った気がしました。 | ||||
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元々小林さんのファンで、この本が図書館にある最後の本でした。探偵モノ(とは言えない?)を見るのすら初めてで上手く言うことが出来ませんが、どんな話であれやはりそのジャンルから逸脱して作られていると思いました。探偵モノに飽きた人(そうでない人にも)オススメデス!!探偵の先生と助手の四ッ谷さんが大×∞好きデスv谷丸警部も徳さんも(と言うか順子さんと西条さん以外は大体)好きデスvv皆良い人だな~と思いました。最後まで読んで一番心に残っていることは、泣けるほど切ない…。の一言です。後は最後のページの二文目が答えと取っていいのですか?という疑問が残った気がしました。 | ||||
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ただならぬムードの推理モノ。事件には一応合理的解釈がつくが、あまりにも多い謎は続編が待たれる。クトゥルー神話世界の香りも健在。しかし、ヒロインとヒーローの関係はあまりに切ない。 | ||||
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ただならぬムードの推理モノ。事件には一応合理的解釈がつくが、あまりにも多い謎は続編が待たれる。クトゥルー神話世界の香りも健在。しかし、ヒロインとヒーローの関係はあまりに切ない。 | ||||
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「密室殺人」ならぬ「密室」&「殺人」の2つの事件。探偵はその謎を追う。 調査の最中、彼女の心に眠るおぞましい記憶が覚醒し… ホラー界の気鋭が放つ異色ミステリ。 とにかくユーモアたっぷり。しかしその面白さ、軽さに隠れるように、巧妙に伏線が引かれていきます。伏線の存在には気付くけれど、 あまりにも謎が多く、どの伏線がどの謎に繋がるのかまでは、 なかなか看破出来ません。真相にたどり着いたときの 「やられた!」感が気持ちいいのです。 | ||||
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「密室殺人」ならぬ「密室」&「殺人」の2つの事件。探偵はその謎を追う。調査の最中、彼女の心に眠るおぞましい記憶が覚醒し…ホラー界の気鋭が放つ異色ミステリ。とにかくユーモアたっぷり。しかしその面白さ、軽さに隠れるように、巧妙に伏線が引かれていきます。伏線の存在には気付くけれど、あまりにも謎が多く、どの伏線がどの謎に繋がるのかまでは、なかなか看破出来ません。真相にたどり着いたときの「やられた!」感が気持ちいいのです。 | ||||
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推理小説ではあるけれど、中には小林泰三の世界が。 普通のミステリーには飽きたの~と思うなら、本書はどうでしょうか? ちなみに主人公は関西人らしく、軽快なおしゃべりをしてくれます。 それも大きな魅力であると思います。 ちょうどいい長さに、魅力たっぷりです。 | ||||
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推理小説ではあるけれど、中には小林泰三の世界が。普通のミステリーには飽きたの~と思うなら、本書はどうでしょうか?ちなみに主人公は関西人らしく、軽快なおしゃべりをしてくれます。それも大きな魅力であると思います。ちょうどいい長さに、魅力たっぷりです。 | ||||
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探偵の四里川陣と助手の四ッ谷玲子のやり取りが面白い。また、助手玲子の心の呟きが何とも言えない(笑)タイトルからして、密室殺人ではなく密室・殺人と言う辺りから、ユーモアが含まれており、ストーリーの中にも笑える部分が所々出てくる。密室・殺人だけではなく、隠された素顔が最終的に解き放たれる。密室・殺人が何故ホラーサスペンスに繋がるのかが不思議であったが、その不思議もこの本の隠された魅力である。 | ||||
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