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最後の証人
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最後の証人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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元検察官の佐方貞人は刑事事件専門の敏腕弁護士。犯罪の背後にある動機を重視し、罪をまっとうに裁かせることが、彼の弁護スタンスだ。そんな彼の許に舞い込んだのは、状況証拠、物的証拠とも被告人有罪を示す殺人事件の弁護だった。果たして佐方は、無実を主張する依頼人を救えるのか。感動を呼ぶ圧倒的人間ドラマとトリッキーなミステリー的興趣が、見事に融合した傑作法廷サスペンス。 | ||||
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値段に見合わない酷さの本が届きました。読めたのでまあいいけど、きったない!1円セールでも酷評付けたくなるレベルだった。配達は早くてよかったですがね。 | ||||
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まるで安手の二時間ドラマを観た時の様な読後感を覚えさせる低レベルの作品。プロローグから始まって、作者の狙い(意外性があるとでも思ったのだろうか?)は明白、人物造形は類型的、犯人の犯行計画は杜撰、犯人が殺意を固めるキッカケを初めとしてストーリー展開は安直。何一つ取っても、取り柄がない。 作者に本当にミステリを書く気があったか否か疑わしい程の低劣な出来である。スラスラと読めるが、中身は空っぽという全くお粗末な作品。妙な正義感を振り回している点も、ミステリを楽しもうとしているファンにとって邪魔なだけ。トンだ作品を読んでしまって深く後悔した。 | ||||
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殺人罪で起訴され、しかも有罪が濃厚な被告人が、過去の交通事故に怯えますかね? 殺人罪での有罪(懲役15年?)と、業務上過失致死や道交法違反での有罪(懲役3年くらい?)なら、後者を選ぶのが普通でしょ?なので、被告人は、自分が殺したとされている女性が、事故死した子の母親だと分かった時に、「あっ、そうか!!」と気付き、「弁護士さん、話しにくいことなんだけど、実は以前交通事故で子供を死なせたのを、権力使って握り潰させたんだよねー。だから、この殺人事件は、子供の両親の陰謀に違いない。」って、進んで話すのではないでしょうか? この疑問が払拭できないので、★ひとつです。 | ||||
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良くできた小説だが、ストーリーには意外性はなく、むしろ読者を意図的に(低レベルに)だますことで 成立している。読者層や本の売れ行きのこともあろうが、この程度の小説しかないのかなと思う。 | ||||
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法廷にリアリティが全くなく突っ込みどころ満載なのが残念です。例えば、最終弁論は弁護人が『法廷に出された証拠に基づいた意見』を言う場であって、法廷に現れなかった事実を持ち出すのはダメ弁護士以外の何者でもありません。裁判長はそれを止めるどころか、弁護人の議論にのって、最終弁論の場で心証を開示してしまっている。現実の裁判ではありえないことであり、コントにしか見えなかった。 以下 ネタバレあり。 現実の弁護人ならもっと前の段階で高瀬氏を証人申請するし、丸山証人をあそこまで苦労して申請する必要性が感じられない。また証拠調が終つた後、検察官は、事実及び法律の適用について意見を陳述しなければならない(刑訴法293条)。にもかかわらず、論告のやり直しをせず、最終弁論のみやり直しているのは法律違反である。高瀬氏の罪を軽くしたいのなら裁判で自白に追い込むよりも、裁判の前に自首を勧めるべきと思われる。 | ||||
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話の掴みはとても面白く結末が気になる。 しかし、構成の仕方が悪いのか一気に読ませてくれない。裁判の話しが始まったかと思いきや、すぐさま過去のやりとりに戻ります…これが証人による発言の追憶なら分かるのですが違うんですね、だから読みにくい。と言っても最近の作家さんはよくこの手法を用いますし、私はこれを苦手としておりません。作者自身の話しの繋げ方の問題でしょう。 また、検察である真央とその家族の話しも読んでいてとても面倒臭く感じる。はっきりいっていらない。 全体的にもっと整理されて一気に読ませてくれる本であったならば評価は高かっただろうなぁ。 私の友人に現代の作家は皆糞だという者がいます。始めは1Q84を読んだ友達が、今は夏目漱石などの昔の作家以外は糞だというんです。鴨とアヒルのコインロッカーも読んでました。流されやすく、自分はこんなにも昔の本を読んでいるカッコいいでしょ?とでも言いたそうだ。 現代にも中々に良い物を書く作家さんは大勢いるのに。この本のように構成は下手くそでも面白い物を書く人もいるのに…それも味なのに。 | ||||
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ごめんなさい。私も辛い点です。 どこかの国のファンタジーとしてならばともかく、 これを「法廷サスペンス」として販売するのはいかがなものか。 他の方の指摘もありますが、法廷サスペンスというのであれば、 法律的にある程度まで取材勉強をなさって、その窮屈なルールの 中でサスペンスを出して欲しい。 本格的な(アメリカの)法廷ものはそうだし、現実の枠組みを 生かしてサスペンスが生じるのでなければ、 法廷ものとしてのサスペンスは生じていないはずです。 帯には法廷シーンもリアルという書店員のコメントもありましたが、 唖然としています。 読み始めてすぐに「ああ、駄目そう」と思いましたが、 最後の3分の1は斜め読みしました。 したがって、人間ドラマ的に何かが書かれていたのかも知れません。 その点で、不当なレビューになったのであればそれは許されないでしょうが 他方で本書が法廷サスペンスとして売られることはどうしてもうなずけませんので 低い評価を付けました。 (どうでもいいことですが、そこまで断ずるのに根拠もいるでしょうから 付記します。わたくし、職業、弁護士です) | ||||
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読後、まったく印象に残らないストーリー展開。可も不可もなく。 | ||||
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見事に票が割れてますが・・・ 私も高い評価を与えることはできませんでした。 何より設定があり得ないと思います。 公安委員会(またはその構成員としての公安委員長)は警察の身内であるとはいえ、所詮外部組織であり、その重大犯罪を警察から進んでもみ消すなんてことは常識では考えられません。(警察にとっては何のメリットもないばかりでなく、発覚したらそれこそ大スキャンダルになるようなネタですから・・・) だいたい、これだけ社会的にも影響が大きいであろう犯罪行為を、ノンキャリ警察官(警部補とありますのでキャリアではないはず)の一存で警察組織を動かし、隠ぺいするなんてことができようはずはありません。 さりとて、こういう無理な設定がないと小説自体が成立しないわけで、そういうところにあざとさを感じずにはいられません。 裁判シーンや、謎の提示の仕方等については緊張感のあるうまい語り口で読むほうとしても高い評価を与えていいと思うのですが、最初からこれでは・・・という感じで最後まですっきりしない作品と感じられました。 | ||||
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見事に票が割れてますが・・・ 私も高い評価を与えることはできませんでした。 何より設定があり得ないと思います。 公安委員会(またはその構成員としての公安委員長)は警察の身内であるとはいえ、所詮外部組織であり、その重大犯罪を警察から進んでもみ消すなんてことは常識では考えられません。(警察にとっては何のメリットもないばかりでなく、発覚したらそれこそ大スキャンダルになるようなネタですから・・・) だいたい、これだけ社会的にも影響が大きいであろう犯罪行為を、ノンキャリ警察官(警部補とありますのでキャリアではないはず)の一存で警察組織を動かし、隠ぺいするなんてことができようはずはありません。 さりとて、こういう無理な設定がないと小説自体が成立しないわけで、そういうところにあざとさを感じずにはいられません。 裁判シーンや、謎の提示の仕方等については緊張感のあるうまい語り口で読むほうとしても高い評価を与えていいと思うのですが、最初からこれでは・・・という感じで最後まですっきりしない作品と感じられました。 | ||||
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物語は裁判員裁判であり公判前整理手続に付されていたことが明示されているが、著者がこの制度について殆ど勉強していないことは、知ってる者からすればすぐに分かってしまう。 証人尋問のルールも分かっていないらしく、著者は刑事裁判を傍聴すらしたことがないのではと疑ってしまう。 やり手とされる女性検事の尋問は、明らかにルール無視であり、小説の緊張感は台無しである(ほんとにずっこけます)。 最後の判決の主文も体裁が間違っている(よくあるミスではあるけど、こういうところが間違っているとがっかりしてしまう)。 「こんな女なら殺されてもいい」という横山秀夫の帯は、彼の凋落を物語るのか、それともヤケクソなのか定かではないが、後者であることを願いたい。 | ||||
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物語は裁判員裁判であり公判前整理手続に付されていたことが明示されているが、著者がこの制度について殆ど勉強していないことは、知ってる者からすればすぐに分かってしまう。 証人尋問のルールも分かっていないらしく、著者は刑事裁判を傍聴すらしたことがないのではと疑ってしまう。 やり手とされる女性検事の尋問は、明らかにルール無視であり、小説の緊張感は台無しである(ほんとにずっこけます)。 最後の判決の主文も体裁が間違っている(よくあるミスではあるけど、こういうところが間違っているとがっかりしてしまう)。 「こんな女なら殺されてもいい」という横山秀夫の帯は、彼の凋落を物語るのか、それともヤケクソなのか定かではないが、後者であることを願いたい。 | ||||
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過去と未来を交互に進める語り口、そして、何より、 登場人物の悲しみは、なるほど魅力的なのかもしれない。 しかし、小説としては、完全に失格である。 ストーリーの運び方に、あざとさがある。 突然の驚きを誘うつもりかもしれないが、 登場人物が全員知っていることが、読者に明かされない。 しかも、最後の種明かしは、一時代前の本格推理のようで、 ただ、思いつくままに語られ、証拠も提示されないし、 推論に行き着くまでの流れも、あまりに唐突で不自然。 法廷小説として、最も重要な現実性に欠ける。 | ||||
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過去と未来を交互に進める語り口、そして、何より、 登場人物の悲しみは、なるほど魅力的なのかもしれない。 しかし、小説としては、完全に失格である。 ストーリーの運び方に、あざとさがある。 突然の驚きを誘うつもりかもしれないが、 登場人物が全員知っていることが、読者に明かされない。 しかも、最後の種明かしは、一時代前の本格推理のようで、 ただ、思いつくままに語られ、証拠も提示されないし、 推論に行き着くまでの流れも、あまりに唐突で不自然。 法廷小説として、最も重要な現実性に欠ける。 | ||||
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着想は大胆で面白いと思います。テーマも心打たれる部分もあります。 しかし、その着想をクライマックスまで謎めかして引っ張るための作者の手管が、ご都合主義に感じられました。作者に都合のよいことだけは描写して、ネタばれしそうな都合の悪い部分は、描写しません。その「語り方」が、不自然に思われました。もちろん、どんな作品にも多かれ少なかれ、そのようなテクニックはあるでしょうが……。しかし、さすがに「登場人物たち全員には見えているにも関わらず、読者にだけは教えない」「登場人物にはとっくに分かっているのに、その人物のモノローグ部分で、あえて謎めかして語る」……そのような手法はいかがなものでしょうか。そういうレトリックに触れると、一気に「素」に戻ってしまいます。後からさかのぼって、「なるほど、こういう伏線だったのか」と気づくというのなら、それも読書の楽しみの一つでしょうが、その部分を読んでいるときに、すでに「なんだか不自然な言い方だなあ」と感じてしまいました。 | ||||
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着想は大胆で面白いと思います。テーマも心打たれる部分もあります。 しかし、その着想をクライマックスまで謎めかして引っ張るための作者の手管が、ご都合主義に感じられました。作者に都合のよいことだけは描写して、ネタばれしそうな都合の悪い部分は、描写しません。その「語り方」が、不自然に思われました。もちろん、どんな作品にも多かれ少なかれ、そのようなテクニックはあるでしょうが……。しかし、さすがに「登場人物たち全員には見えているにも関わらず、読者にだけは教えない」「登場人物にはとっくに分かっているのに、その人物のモノローグ部分で、あえて謎めかして語る」……そのような手法はいかがなものでしょうか。そういうレトリックに触れると、一気に「素」に戻ってしまいます。後からさかのぼって、「なるほど、こういう伏線だったのか」と気づくというのなら、それも読書の楽しみの一つでしょうが、その部分を読んでいるときに、すでに「なんだか不自然な言い方だなあ」と感じてしまいました。 | ||||
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