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朽ちた樹々の枝の下で



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【この小説が収録されている参考書籍】
朽ちた樹々の枝の下で
朽ちた樹々の枝の下で (講談社文庫)

朽ちた樹々の枝の下での評価: 3.25/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(3pt)

まあそれなりに

山で助けた女性を追い、ある事件に関わっていくという感じの作品で、
さすがに見知らぬ他人の為にそこまでやらんだろういう点を割り切って読めば、
それなりのサスペンスとして楽しめる
ただそれなりにページを割いた話が本筋と無関係だったり、ラストがいまいちだったりと
不満も多い
まあ分厚いだけで面白みのない作品も多い作者の中では読める部類の作品だろう
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4048729330
No.11:
(3pt)

朽ちた樹々の枝の下で

森林組合に努める主人公がある日の早朝に森を彷徨う女性を発見したことからその謎を追う。やがて自衛隊演習場からの不発弾を盗むものへと迫るうちに自衛隊を巻き込む騒動に発展していく。神保ワールド全開な暗くて重い作品になっている。ジワリと確実に本性を追い詰めていく。一般文学通算550作品目の感想。2013/02/17 11:10
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No.10:
(2pt)

できるだけ真実に近づき、あとは時間が心の傷を癒す。

真保さんの著作「奪取」を読んでから、こちらを読み始めました。人間関係が複雑で、関係図や利害相
関図を書くと頭がすっきりしそうです。他のレビュアーの方も指摘されているように、森で助けた女性の
行方やその恋人の死因の真相を探るという、主人公の動機に共感できないので、ストーリーにのめり込め
ません。事故で亡くなった妻と失踪した女性と繋がりがあればまだ、動機が明確ですが、物語としてはパ
ラレルで進んでいきます。

 まあ、動機は何でもよかったのかも知れません。妻を亡くして、生活をリセットして生き甲斐をなくし
ていたところに、自分で解決したいと思える出来事が降ってわいて出たのですから。

 全体的には事件が中途半端に解決してしまうのが残念でした。ただ、山での森林浴の香りを感じられた
ところ、心の傷も時間が経てば癒せるというところが心に残りました。
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No.9:
(3pt)

作者の満足と、読者の満足

いかにも真保裕一らしい作品である。
森で偶然出会っただけの女性を、ストーカーの如く追い求める
ストーリーの強引さに読者が違和感を持とうが、ラストで真相
がウヤムヤのまま終わり、欲求不満に陥ろうが、そんな事は
大した問題では無いのである。
真保先生にとって重要なのは、無知な読者に自分の調べてきた
専門知識を披露する事と、大好きなキャラクターである、過去に
傷を持ちウジウジ思い悩む男を、思う存分書き込む事である。
それが叶えられれば、もうそれで満足なのであろう。
なんて事を想像して読むと、この作品も少しは面白くなるのかも
知れない。
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No.8:
(3pt)

タイトルの意味は・・・

失踪した女性を追う過程が前半になるのだが、それがいまいち面白くなかった。
それよりは亡くなった妻と、その両親とのからみをもっと増やしてほしかった気がする。
森林に妨害工作をしかけた人物の正体は意外で面白かったが、その後の顛末がほとんど描かれていない
のは残念。
でも主人公の仕事の内容の描写は面白く、北海道の森林に行ってみたいなぁと思った。
自衛隊がらみの話はなんか真相がわかりづらいかった。
でも最終的には主人公・西垣・犯人などがすべて共通のキーワードを持っていたことがわかるラスト
は結構よかった。
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No.7:
(2pt)

タイトルからして…

私の好きな真保作品とは違う雰囲気だったので、
戸惑ったものの、やっぱり違った。
おもしろいんだけど、私の好きなタイプの真保作品ではなかった。
自衛隊どうこう…っていうのがすでに苦手な題材と
いえばそうなんだけど…。
緻密でリアルで怖いあの雰囲気を求めてしまったので、
ちょっと物足りなかった。
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No.6:
(4pt)

ラストは尻すぼみですねー

かなり盛り上がりながら突き進んでいくけど、解決あたりはアッサリしてる。主役の尾高さん頑張ってきたのに、そんな淡白じゃ救われないでしょうー!!
森で出会って失踪した謎の女に、自分の元妻を重ね合わせて真相をさぐっていく主役の姿に惚れ惚れしました!!。しかし、これは小役人シリーズとは違うけど、なんか主役の人物像が、他の小役人シリーズの主役と変わり映えしない。なんか過去の傷をおい、他人のために尽くし、堅気のくせに正義感と勇気は人一倍、、などのキャラクターがまいかい一緒なのがどうにもいけない!。やっぱ「奪取」みたいな悪を内包するやつを主役にしないと、なにせ一人称で語る主役が一緒みたくチャラでは、いけないっ!。
あと「抗う」のルビが「あがらう」となっていたのは、大御所の講談社にあるまじき誤植でありましょう!
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No.5:
(4pt)

ラスト40ページで失速したもう一歩の秀作!

出だしから3分の2位までは、最高にボルテージが上った作品だけに最後のアンチョコなどたばた解決が少し残念でした。ストーリーとしては、すごくリヤリティーがある国家機密も包括したテーマを扱っているので、ぐいぐい引き込まれていく内容でしたが、事件の真相ではもうひとひねり欲しかったです。しかし、主人公の妻との関係についての展開は、大変共感する心情が多く、ここは良かったと思います。誰もが、大人の男や女になるということは、難しいことなのだと痛感しました。
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No.4:
(5pt)

嘘を信じて生きる

 たとえ一時期でも愛して別れた誰かと自分との思い出と,折り合いをつけて生きていくために,その人にまつわる目を背けたくなるような事実を暴くことよりも,嘘を信じて,嘘を支えに生きる,そんな悲しい人びとが登場する。 他方で,愛した人が思い通りの人でなかったこと,あるいは日々の経過ともに変わっていってしまうことに気づき,そんな事実をもあたたかく包むように受けとめたいと願う人が描かれる。 作者はどちらの生き方をも選ばず,否定しない。 事柄の事実よりも,人の心の事実を大切にする,作者の深い人間愛が伺われるとてもいい物語で,細かい情景描写も味わい深く,真保作品のなかでも,読後感のよさが印象深かった。 
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No.3:
(3pt)

面白いけど…

早朝、深い森の中で偶然出会った女性を追いかけるシーンから始まるストーリー…。序盤から中盤にかけては、真保裕一氏の作品らしく様々な要因が複雑に絡み合い先の読めない展開ですし、主人公の心理描写も共感できる所はあったのですが、終盤は他の作品に比べればあまりにあっさりまとまりすぎの印象を私は受けました。そのため作者への期待も大きい分-☆2。
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No.2:
(4pt)

やっぱり真保裕一はうまいです

真保裕一らしい、作品。心に傷を負っているが、どこかとてつもない信念を持っている主人公が森で出くわした謎の女性を探していくと、そこには驚愕の真実が待っていた。気を入れて読んでいかないと何がなんだかわからなくなってしまう。ぼくらにはなじみのない自衛隊内部の事件を扱っていて、とても興味をそそられた。読み応えたっぷりの作品です。
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No.1:
(3pt)

ちょっといまいち

「ホワイトアウト」の後にこの「朽ちた樹々の枝の下で」を読んだためか、ちょっといまいちといった感じでした。同じようにアクションもので、ぐいぐいとストーリー展開があるので、引き込まれていくのですが、どうも主人公の行動に共感できないところが多い。あんなに関係のない他人に思い入れるものかなぁと思う。
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