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(短編集)

防壁



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【この小説が収録されている参考書籍】
防壁
防壁 (講談社文庫)

防壁の評価: 3.91/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(2pt)

展開がもどかしい

4作品の短編集。
警視庁SP、海上保安庁特殊救護隊、陸上自衛隊不発処理隊、消防士の任務を描いたものだが単純な任務物語ではない。
SPは警察内部による偽装狙撃、自衛隊は不発弾の不法隠蔽、消防は連続放火など自分の身内に近い犯罪の匂いがする作品構成である。
題材はいいがストーリー展開がもどかしかった。
一般文学通算940作品目の感想。2014/12/03 08:40
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169
No.10:
(3pt)

テーマはいいのだが

SP、爆弾処理班といったやや題材にされにくい人物たちが主役のミステリだが、
丁寧な文と短編は合わないのだろうか内容もどうにも薄く、毎度話に女性が絡んだり
身内を疑ったりとややワンパターンぎみでいまいち盛り上がりに欠ける
それなりには楽しめるが、そこまでインパクトは感じられなかった
作者の本を集めているのなら、ある程度後回しにしてもいいかもしれない
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169
No.9:
(5pt)

真保作品のショーケース 男達の物語

真保氏は個人的には長編よりも短編の方が好きなのだが、その短編集のなかでもSPや潜水士、爆弾処理班などの男達の時に熱く、哀しい物語が描写されている。ミステリーではないが、いずれも物語の核に魅力的な謎が置かれており、いずれも読後の印象は良い。真保氏の短編集では本書が最もお勧めである。
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169
No.8:
(5pt)

おもしろい

危険の伴う職に就いている主人公をフィーチャーした短編集。警察SP、海難救出、不発弾処理、消防など、よく知らない職業を垣間みれるのが面白い。こういう特殊な仕事をこなしながら、家族や恋人、同僚との(よくありがちな)問題を抱える主人公たち。身近でない職業と身近な問題、仕事に対する強さと身近な問題に対する弱さ、といったコントラストが面白い。
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169
No.7:
(3pt)

毎日ご苦労様です

警視庁警護課員、海上保安丁特殊救難隊員、自衛隊不発弾処理隊員、消防隊員。
ちょっと変わった、そして危険を伴う職業の男達を書いた四つの短編集。
これは同時に、彼らに付き合う恋人や妻といった女達の物語でもある。
一篇だとちょっと物足りないかも知れないが、四篇まとめて読むと、
この短編集の底に流れるテーマのようなものが見えてくる気がする。
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169
No.6:
(4pt)

読み応えのある短篇

上司、姉、義兄との複雑な関係を持つ警視庁警護課員、通称SPの佐崎。2人の女性との関係を秘める海上保安丁特殊救難隊員の長瀬。生命の心配から、かつての妻と別れることになった自衛隊不発弾処理隊員の高坂。付き合っている女性、その娘との関係に苦心する消防隊員の直井。そんな男達の4つの物語。過酷な職に身を置き、身心ともにタフではあるが、身近な問題を抱えて悩み、ミスを犯し、また疑惑を抱く。そこには、私のような普通の人間同様のものを持つ。形の上では、特殊な立場に身を置く男たちの物語という形をとりながら、人間の弱さを描いた作品なのかも知れない。真保作品は、どちらかというと長編というイメージが強いのだが、その読み応えは短篇でも十分に生きている。
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169
No.5:
(5pt)

真保作品の中で最上の短編集!

様々な職業(SP・海の特殊救難隊・不発弾処理班の自衛官・消防士)の仕事を描きながら、それぞれの主人公の悩める女性関係や人生を見事に描いた作品。真保氏の描く主人公像には大変共感しました。またその作品づくりのために、綿密な取材をしたことも作品の要所要所から伝わってくるので、それがまた全ての話に、リヤリティーを与えているのだと思います。中でも「相棒」は映画にしたいような作品です。最後のシーンで、本当の自分の気持ちに気付くところは本当に憎いばかりの出来栄えです。男というものは、なんて女心がわかっていないのかと、反省させられる「昔日」という作品もあります。4話全てお薦めの短編です。
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169
No.4:
(3pt)

特になし

この小説は、そんなに長い物がなく読みやすい。そしておもしろい。
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169
No.3:
(5pt)

短編も素晴らしい!

真保裕一さんと言えば長編ものが多いと思いますよね?実は私も本書「防壁」もそうだと思って購入しました。でも本書は短編(中編かな)が四本入ったもので最初から良い意味で裏切られました。しかし!これがどれも素晴らしいもので読み終わった今でも何回も読み直したいと思う力作揃いでした。四編とも特殊公務員と呼ばれる人々が主人公ですが、いつもの事ながら真保さんの調査力の深さが真実味を増してくれます。とにかく一気に読めることは保証します!私は「昔日」が一番好きです。(主人公では無いのですが)昔はどこにでも居たであろう「不器用な男」に魅せられました。さて、あなたはどの作品がお気に入りになるでしょうか?
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169
No.2:
(4pt)

SPへの見方が変わりました

要人を守るために、死ぬかもしれないという職業、それがSP。仕事だから命を賭して守るのでしょう。しかし本心は、その人を尊敬した上で守りたいのではないでしょうか。テレビに映る顔を拝見しながら、このSPさんはどうなのだろうと、つい考えてしまいます。本書を読んでから、SPへの見方が変わりました。
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169
No.1:
(4pt)

危険な職業の傍ら

真保 裕一さんの小説にはハラハラドキドキ感が強いという印象があります。短編集としらずに購入しましたが、危険な(体を張った)職業の4つの短編は各々とても興味深く読むことができました。
防壁Amazon書評・レビュー:防壁より
4062088169

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