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死ねばいいのに
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死ねばいいのにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全166件 41~60 3/9ページ
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タイトルが一番よかった。 というだけの本ですね。 ミステリー小説ってこんなレベルだったかな? 江戸川乱歩の衝撃があっただけに最近は残念な話が多い気がする。 | ||||
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オチに納得できなかった。 おもしろくありません。 あとこの題名はいかがなものかと・・・。 | ||||
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京極さんにしては読みやすく落ちがわかり易い。まあ久しぶりに京極作品を読みました。 重い思いをしなくて済むことは、電子書籍のメリットですね。 | ||||
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先の読めない展開と魅力的な登場人物に惹きつけられて ついつい続きが気になってしまい、目が離せません。 推理ものとは、少々違いますが、推理小説が好きな方におすすめかもしれません。 色々 考えさせてくれる一品です。読んでよかった…! | ||||
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殺人事件の被害者であるアサミという女性に生前関わった5名の元へ、謎の若者が順にアサミの話を聞きに訪れ、その関係者達の自己欺瞞・保身に満ちた人生や考え方を暴いて行くという体裁の物語。これに書き下ろしの6編目が加えられている。アサミに纏わるエピソードが何時の間にか関係者達自身の人生にスリ替って行く過程が妙。関係者達の口からは、次第に「厭な小説」と同頻度で「厭」という言葉が出て来る。そんなに人生が「厭」ならば、いっそ「死ねばいいのに」というコンセプトである。だが、(不気味さを伴った)露悪小説あるいは痛快小説といった趣きは全く呈しておらず、むしろ逆の印象を受けた。若者はそんな人達を決して異常(「死ねばいいのに」)とは考えておらず、対話を通して"憑き物落とし"の役を果たしているという風に映るのである(「京極堂」シリーズの影響かも知れないが)。 若者の正体は容易に類推可能(ただし、その性格設定は規格外)だし、関係者達の境遇や抱える悩みにも目新しいものは無いのだが、"無知の知"による新しい形の"憑き物落とし"譚として面白く読めた。ただし、書き下ろしの第6編の出来が非常に悪い。「死ねばいいのに」の新しい(真の?)定義を与えたりと、本作の解題を意図したものだろうが、興醒めの内容。もっと巧く書けたのではないか、あるいは無かった方が良かったとさえ思う。途中まで楽しめた分、尻すぼみの印象を免れなかった。 | ||||
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読んだ方なら分かるかと思いますが、これは推理小説でもなければミステリー小説でもない。 主人公と思われるケンヤが会話を交わす6人・・・ケンヤによってものの見事に論破、ではないが言い負かされてしまう。その中で自分にも当て嵌る所があり、ギクッと胸の内を突かれたような気分になった途端にこの作品の本質が見えてくる。 要は一種の自己啓発本なのである。 とても辛く、どうしようもできない状況が続く毎日。不幸だ。私は不幸だ ―――――じゃあ死ねば? 死ねるわけがない。死んだところでどうにもならない ―――――じゃあ生きろよ。死に物狂いでやれば何か変わるんじゃね? これが言いたいがために6人とパターンを変えてつらつらと説教を垂れているのがこの作品。 しかしまぁ・・・面白い?これ 自己啓発本としては完璧。生きる気力とはまた違うけれど、毎日を生きる糧にはなりうる。 じゃあ小説としては・・・? はっきり言って面白くない。ほかの方も言っているがパターンは大体同じだし、何より先が読める。先が読めるというのは書き手の腕が悪いとしか言い様がない。 それに、先も言ったがこれは一種の自己啓発本。書き手の京極氏が書きたいのはケンヤでもアサミでもなく6人のことである。 だからこそ、ケンヤにもアサミにも全くと言っていいほど人間味が感じられない。宇宙人か何かと思ってしまった。 が、京極氏が妖怪をモチーフにした小説をよく書くということを踏まえれば納得できるのかもしれない。 京極氏だから書けて、京極氏だから絶賛される本だと思った。個人的にそういった類の本は嫌いである。 レビュータイトルの意味は、「あんたは人間だけが出てくる小説で人間の奥深くを描こうとしても無理がある。畑違いだよ」と「これを小説として評価してやらない。畑違いだ」ということ。 | ||||
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まだ読み切っていないので★4つにしました。 タイトルで読んでみようと思った本です。 口の悪い、常識のないようなあるような若者に「死ねばいいのに」って言われる大人・・・。な 短編が集まったもので。 言われた大人も自分のしていることにハッとさせられる内容です。 まだ最後まで読んでいないので他にどんな話があるかわかりませんが、最後まで読もうと楽しくページをめくっています。 | ||||
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初めはとても読みずらかったが、何とか読み進めていくと作者の意図が少しずつわかってくる。 立場、立場で人の死を含めた色々な事がどう現されるのかを、これでもか、これでもかと、 明らかにしてくるのを一つ一つ読み進めることは、傍観しない読者になることだった。 | ||||
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同じパターンが延々と続くだけで、4人目から飽きて、5人目と6人目は飛ばし読みになった。 発売当初の話題性と、題名のインパクトから、かなり面白いのかと思って期待していたが、見事に外された。 | ||||
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まず始めにタイトルに驚きました。 このタイトルはインパクトがあり、一度読めば覚えてしまう。 そして内容が気になってしまって、読み始めたら一気に最後まで読んでしまいました。 主人公が「馬鹿っすから」と何度も言うところ、毎回展開が同じなのには正直最後は少し飽きてしまいました。 主人公が言う馬鹿というのは、教養がないというだけ。 この世の中でも、有名大学出身の人でも仕事が出来ない頭が回らない人は沢山います。 有名大学出身だから仕事が出来るとは一存にいえないのではないでしょうか。 途中から、決め台詞がこじ付けに思えてきたりしたので☆は一つ減点してますが、 心理描写もしっかりしていて面白かったです。 | ||||
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昨今のニートなどと言われ大人の型にはめられた若者を、鋭く且つ的確な描写でありありと表現し、 この若者達を見下すような各世代の代表として登場する人物達を、論破していく様子は愉快であり爽快です。 主人公の若者は現代版の又市と言っても良いかもしれません。 それにしても、主人公の描写が秀逸です。 京極氏は、よくここまで現代の若者の心と理屈を把握しているものだと関心至極。 現代へのアイロニーであり警鐘として書かれたような気がします。 | ||||
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初めて買った単行本ということもあり、非常に楽しく読ませていただきました。 題名の印象が強いですが、登場人物それぞれの人間像を第一者視点で作り上げる京極氏は、やはりプロ作家と呼ばれて然るべき実力を持っています。 第一人称の語り口調を基本に据えてはいるものの、大なり小なり誰もが持ち得る利己的な側面を、非常に上手く書き上げています。そこはかとなく、その庶民的なプライドが滲み出てくるんです。 途中から結末が読めるという意見も散見しますが、そういった方々は、恐らく一つの誤解をしています。ミステリ要素はあるかもしれませんが、殺人事件の犯人が誰かは、話の流れで勝手に判ることなんです。犯人探しなんて読者には要求していません。本作品の謎は、「心の昏い部分」、被害者の人間像とそれを尋ねて回る男の真意という三つです。 鬱憤を抱える人々、弁の立つ男によって本性を暴かれる小気味の良さなど、他にも読み所が満載です。 ただ、外で読むには気後れするかもしれません。 | ||||
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その通り 死ねばいい その時がくれば 死ねばいい 猫のように 人眼を憚り死ねばいい | ||||
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トぶ感じ。 TVO以来の感覚です。 星五個です。 まだ二人目までしか読んでいませんが。 読了しました。 いい話でした。 50年前に読んでも傑作だと思います。 | ||||
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探すこともできず途方にくれていましたが、今回購入することができてよかったです。 | ||||
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主人公の若者言葉がうざったく、イライラさせられる。後味が悪い小説。結末も途中で予想でき、読後、本を叩きつけたくなった。 | ||||
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結局そういう意味なのだと思いました。 自分が一番大切なのは別に悪いことではないけれど、いつの間にか自分が大きくなりすぎて 自分を守る理屈を築きあげ、他者の存在も理屈に組み込んでしまう。 そういう人物たちの心の昏い部分が列挙されていくだけともいえる作品です。 本当にどうにもならない事など実際には少なくて、どうにもしようとしていないだけ。 嫌なら辞めればいい、 辞めたくないなら変えればいい、 変わらないなら妥協すればいい、 妥協したくないなら戦えばいい、 何もしたくないならひきこもったっていい、 私は、その通りだなあと思いました。 文章や口調に少し違和感はありましたが、主人公の人物像は私には違和感ありませんでした。 善悪から乖離したような、もしくは素朴な質問や駄々を繰り返す子供のような、 そういう存在でなければここまで突っ込んで後ろ暗い部分を抉り出せないと思います。 | ||||
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書店に平積みされていたため手に取った。 他の方の評にもあるが、主人公の設定に無理があるため 物語に入っていけない。 50歳になる京極さんが、20歳過ぎという設定の若者言葉を 無理して使っているのが伝わってきて痛々しい。 小説はファンタジーでない限り、リアリティが必要。 実際の若者が使わない言い回しを、「あえてのキャラ付け」 などとは言わせない。 最後に、そもそもこれをミステリーと呼ぶのだろうか? 大御所が書くとそういう扱いになるのだろうか? ハッキリ言うが、ミステリーの売れっ子たちが書く作品とは 天と地との差がある。 発想が斬新、新しいパターンと評している人もいるが、 湊かなえの「告白」には到底及ばず、発明とも言いがたい。 | ||||
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たしかに面白いけどただそれだけというのが読み終わった感想です 作者特有の引きずるような読後感がないな、という思いです 上手いのですがそれはいつもの事ですし肝心の展開も凡庸に感じました ただひとつ アサミという女性の興味が湧いたのは事実です もっと彼女の事を知りたいなと思わせられます これも作者の狙い通りなのでしょう しかしそれだけかもしれません 京極夏彦でなければ存在していたかも危ぶまれる本かもしれません | ||||
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タイトルに引かれて読みました。 主人公が頭が悪くて無礼者という設定がくどい感じがして、なかなか入り込めず。 特にラストが超駆け足でえっ?とあっけにとられてしまいます。 でも、私は京極堂を一冊も読んでいないので、そちらを読めば少しは印象が変わるのかな・・・。 | ||||
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