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ハサミ男
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ハサミ男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全383件 1~20 1/20ページ
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読者が想像している犯人像が、この作品の書き方とか展開とか物語の中のマスコミによって違った方向に一人歩きしてしまうが故に、ある場面で「は??へぇ?????ん?あいつは何者?え、じゃあ主人公は?」と思って、考察サイトに寄り道しないと理解が追い付かなかった。思わず読者が読み返したくなるようなトリックの作り方が秀逸で、ある意味ズルい。「そんな書き方されたら分かるわけないじゃーん」とも思ってしまった笑 | ||||
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ハサミ男と呼ばれる連続殺人事件の犯人。彼を真似たと思われる新たな殺人事件が起こる。事件を 追う犯罪心理分析官と所轄の刑事たち。本物のハサミ男と思われる冴えない肥満の若者の行動。 作品自体は硬質の刑事ものと思われたが。最終100ページほどでこの作品の風景が一変する。 どうやらいろいろな叙述トリックを使いながら、作者は大きく舞台転換をしてきているようだと読者は 感じる。だが、正直「ネタ晴らし」を聞いてもなにかすっきりとしない。もやもや感が残るだけだ。 結果、意外な真犯人が出てくる。普通、これがすっきりとしたトリックで意外性を伴うものであれば、 読者は大いに納得するはずだが、このあまりにもファンタジー過ぎる設定にはもうげんなりしてしまう。 少なくとも、私は。設定や筋運びの非現実性があまりにも強すぎると、それはもうミステリーとは 呼べないのではないかなどと思ってしまう。好きな人は好きだろうけど、私は好きになれないな、 この作品は。 | ||||
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多少ネタバレがあります。ご注意ください。 読み始めてから強烈な違和感に襲われた。 ハサミ男が一人称で語る場面が多くあるものの、どの様なキャラクターなのか捉えられない。性別も不明、身体的な特徴も不明。 はじめは読み辛さを感じたが、終盤に怒涛の伏線回収。 20年以上前の小説とは思えない、今でも新しさを感じる推理小説と感じた。☆5 | ||||
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本を読んでいって何回も騙されてしまった 2回目読んでここの描写はそういう意味だったのかと本当に感心させられる サイコパスが主人公なのに陰鬱じゃなく軽快でスッキリとした読後感があった 主人公のハサミ男の食へのこだわりなのか食事の描写もなかなか凝っててミートパイがどんなものなのか気になった | ||||
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本書「ハサミ男」が他の供述トリックと一線を画すのは、その仕掛けや驚きが二重三重にも重なっている事だろう。 読んでる最中に「こいつが犯人じゃないか?」という推察を見透かすように、ことごとく否定された点が非常にすばらしい。それも一度や二度ではない。新たな人物が候補に挙がるたびにその疑惑と事実が付きつけられた。 「だったらハサミ男は……樽宮由紀子を殺した偽のハサミ男は誰なんだ!」という気持ちがそのたびに強くなっていき、読みやすさも相極まって本文を正確に捉えながらもページをめくる手がどんどん早くなっていき、移動中だけの読書が自宅に帰ってもなおノンストップで読み切ってしまった。 真相に辿り着いた時はうまく状況を飲み込めなかったが、後で分かりやすく、かつ違和感なく纏められているのも◎ もはや一度目の視点で読むことなど不可能で、未読の方が羨ましくすらある。 | ||||
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本当にビックリしました。なにが?ネタバレになるのでコメントは書けません。 読み進めながら???そして??? 結末がわかっても、なんで?て、わからなくて読み終わってすぐに読み直したくらいです。 「どんでん返し」で面白い本だと勧められて読みましたが、記憶に残る面白い本の一冊となりました。 | ||||
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ンンンー!!?まんまと騙されました…!読了後に何度も考察を見て、ページを読み返して納得。お見事でした。しかしまた新たな被害者を連想させる不穏な結末です。ネタバレになるのでこれ以上は言えません。最後まで面白かったです。ぜひ読んでみてください。 | ||||
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確かに最後の展開は想像してなかったし、読み返しても矛盾がない。 でもね、カギとなる部分が偶然だというのがどうにも。それは作者も自覚していたようで、「小惑星が地球に衝突する可能性は極めて小さいが実際に起きて恐竜は絶滅した」というような話を入れているけど、そうはいってもこの偶然は読者としては絶対に想定できないから、読んでいる最中に謎解きは不可能。 | ||||
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「どんでん返しのミステリー」としてではなく、普通のミステリーやサスペンスとして、とても面白く読み終えました。 自分はあまり「叙述トリック」を謳うミステリーやその手の物語に敏感というわけではないのですが、この小説はこれ見よがしにミスリードを誘う情景文章が目についてしまいました。 25%ほど読んだ時点で「恐らくこの人は・・・」と予測が立ち、主人公の「わたし」を「その立場」と考えて読み進めてしまったので、どんでん返しミステリーとしては楽しむことが出来ずに読了しました。 キャラクターの描写に好感を持てた点と、連続殺人者が別の殺人者を捜査しようとする、というストーリーにも魅力を感じ、しっかり夜更かしして読み終えてしまったので、物語としての完成度は高いと思いました。 この物語は「わたし」のストーリーに警察側の視点を絡ませたサスペンスという事なのだろうな。 | ||||
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出版から大分期間が経ってしまっていることが要因とは思うが、序盤の文章から意図が透けてしまい、中盤あたりでほぼ確信してしまったため、結果として面白みに欠ける読み方をしてしまったのが残念。 オチも含め、全体の構成が弱く感じる反面、無闇にペダンチックなところが目立つのも「らしい」な、と感じた。 | ||||
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ミステリー慣れした読者におすすめ! 是非、驚天動地の結末を堪能して下さい! 難解で、シンプルな読み心地! | ||||
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最後はバタバタだし無理な展開もあるし説明過多になってしまったけど、全体的には楽しい小説だった。 | ||||
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なぜこの子はついて行った?とかなぜそこで抑えられた?など細かいハテナがあったが読み終えたらハテナの部分が全部解明してすっきりした。 前半の急に自殺未遂をして医者が出てくるくだりは最初戸惑って読むのやめようかと一瞬思ったが中盤からクライマックスにかけては面白く一気に読めた。 勘の良い人は途中で気づくかも。 | ||||
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講談社文庫、殊能将之先生、ハサミ男、読了 まんまとミスリードに乗ってしまいました。 後半の展開は少しややこしすぎで、誰の視点か分かりづらかったけど面白かったです。 | ||||
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2回読める 文章が独特できっと作者は偏屈でロックが好きな人だ | ||||
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「「「わたし」」」 | ||||
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うまい事引っかかって最後にバイト先の社員の態度の意味がひっくり返るのは面白かったが、自殺の失敗はまだいいとして絶対この人太ってるはずだし可能性がゼロでなければどんな偶然でも起こる論法に一瞬納得しかけたがやっぱりご都合主義な偶然だと感じざるをえない気がした。 | ||||
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視点が変わる事にもっと注意を払っていれば、、どこからそうだったのか、今も全く分からない。 最後の場面で、実際起こっている事か頭の中の事か、誰が誰なのか、分からなくなってしまった部分があった。 思い込みというのは、やっぱり怖い。完全に飲み込まれた感がある。 読み慣れてないからか少しすっきりしないので、また読みたい。。面白かった。 | ||||
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オーディブルにて視聴。初作家。インパクトのあるタイトル&表紙から何となく躊躇していたけど、読了後、再読したくなる面白さ。騙されたけど心地よい。 | ||||
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特に関係あるとは思えないテレビ番組(相撲部屋を例に取った数学番組とか)や、犯行現場で仕事をする他の警察官の紹介(いらない)など、本筋と関係ない話が多く非常にテンポが悪い。 本来この手の話って、読みだしたら止まらなくなるのが多い中、ちょこちょこブレーキをかけられるので残りページばかりが気になってしまった。 動機などの事件背景が全く語られない上に、ハッピーエンドみたいな終わり方で、若干怒りすら感じる。 この作家の本は二度と読むことはないと思う。 | ||||
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